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■ ファッション雑誌 | 2025. 9.10 |
このトシでこういう美醜・・・ファッション雑誌、それも比較的若者向けを好んで購入し読み耽るというのも少し気恥しくもあるが、また「年甲斐もなく」というのは健康上よろしいことらしいので恥を忍んで購読している。 件の雑誌は具体的には「Safari」という名称で、中身の特徴として主に米国西海岸でくつろいでいるセレブ達・・・有名スポーツ選手や映画スター・・・の実際のカジュアルなファッションが掲載されている。 結構参考になる。 凄くハイセンスという訳でもなく、ひたすら身近で日常的で特にハイブランドでも無いので好感だ。 特にデニム(Gパン)系のバリエーションやセットアップ系の類が多いので個人的にとても参考になる。 先日の日曜日には午後から件の雑誌の或る中堅男優さんのファッションをそのまま真似てみたら「凄くカッコいい」と知人から褒められ、自分のテンションも上昇して「結果オーライ」で良かった。 近頃は幅広のジーンズが流行らしく、以前のスリムフィットのデニムパンツより履き心地が良いし、ファッション的にバランスを取りやすくコーディネートが楽で楽しい。 太目のジーンズ(バギージーンズ)を捨てなくて良かったとしみじみと感じている。 もっと若い時、少年時代はファッション雑誌の代わりに映画雑誌を買っていた。 即ち「ロードショー」とか「スクリーン」とかだ。 今も出版されているかは不明だが、先年久々に本屋で立ち読みしたらひどく若いというか幼いスター達ばかりで・・・これは自分が年齢を重ねたので当然なのであるが、全くファッションも顔もスタイルも参考にならない・・・という訳でこれは「Safari」という雑誌に行き着いた次第である。 有名無名を問わずスター達のプライベート、それも中年以上のそれは大変自らのファッションに参考になるばかりか「元気」を貰える。 そのメカニズムがいまだよく分からない。 ただ結果として人のファッション、自分のファッションが好もしく素敵なモノであれば元気になるし気分も良いのでこの雑誌購入はしばらくは止まらないと思える。 似たような雑誌で「LEON」という雑誌があって「チョイ悪オヤジ」とか「モテ」とかをテーマに一時期流行したがイタリア人のパンツェッタ・ジローラモを中心にカッコいい良いオヤジモデルが出ているが「Safari」ほど身近(?)に感じない。 異様に高価だったり金持ち風になったりして違和感がある。 「街撮り」がもっと多ければと思うが、それら「街撮り」を中心に普通の人の素敵な粋なファッションを集めた類の雑誌があるが、これは個人的にあまりに「ファッショナブル」に振れ過ぎていてあまり好感が持てない。 個人的には自分も他人もいくらか日常的というか「普段使い」というか、より目立たない普通の格好に近い類のファッションが好もしいと思える。 映画でも小説でも何にしてもそうであるが、自分の普段の日常生活にマッチしなければ・・・参考にならなければ「良し」としないように思える。 ありがとうございました M田朋玖 |