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■ ミッションインポッシブル/ファイナル・レコニング | 2025. 5.24 |
ご存知トム・クルーズ主演の人気シリーズだ。 今夏、5月に日米同時公開とのこと。 早速観に行って来た。 映画の冒頭にトム・クルーズ本人の「前振り」があって日本の視聴者に向けて画像での挨拶があった。 まるで舞台挨拶だ。 独演の・・・。 そのタイトルどおり不可能(インポッシブル)な使命(ミッション)を帯びたトム・クルーズ演じるCIAエージェント、イーサン・ハントとそのチームが力を合わせて極めて困難なミッションを成し遂げる・・・という定番の物語。 詳しくは是非劇場に行って御覧いただきたいが、とにかく結論を言うとハラハラドキドキの楽しい映画だった。 元々、イギリスの作品らしく始まりもエンディングも舞台はロンドン市内だった。 筆者にとっては見慣れた光景が嬉しい。 ビッグ・ベン、トラファルガースクエア、ロンドン塔などの観光名所がチラチラと出てくる。 トム・クルーズ氏も相当な自信作なのだろう、前大作「トップガン・マーヴェリック」も思いの外大ヒットしたとのことで似たような作品で味をしめておられるのだろう。 確かに娯楽大作として楽しめる作品ではあった。 印象的だったのは個人プレーだけではなく、チームプレーでの「勝利」。 それぞれヒーロー・ヒロインが登場していて嬉しい。 決して主人公だけのヒロイズム独り占めでは無いのだ。 メンバーの誰一人として欠けてはこのミッションが達成できない。 ところがこの新作のミソ、エッセンスであろうか。 また前作との繋がりが意識されており出演者の多くが再登板している。 しかしあまりにハラハラドキドキが激しく強く、エンディングに向かってドンドン惹き込まれて行って最終的にハッピーエンドなのであるが2時間49分もの長尺映画。 流石に疲れた。 「空腹」にもなった為か夜食の「蜂蜜パン」を3枚もペロリと食べてしまって、ついでに翌朝は朝寝坊だ。 起床8時30分。 朝礼開始の時間だ。 自分の使命、ミッションは粗末になってしまった。 トム・クルーズという俳優さんも言うならば不可能を可能した大スターだ。 今や押しも押されもせぬ世界的なハリウッドスター。 その鍛え抜かれた肉体を惜し気もなく晒して見せてくれて女性の観客はさぞ喜ばれたであろうと思える。 以前にある母娘とトム・クルーズの映画を観た時には彼の人の二の腕とか胸板とかに魅了されていた・・・との印象を持つ帰りの「車中会話」を耳にした。 そんなものなのかなあ〜と思う。 個人的には当然ながらトム・クルーズ本人にあまり身体的魅力を感じない。 キアヌ・リーブスのようないくらか「細マッチョ」が好みである。 この俳優さんも鍛え抜いた肉体をお持ちであるけれど、いくらか細長い。 クルーズ氏は、言ったら悪いが少しズングリしておられるし短躯だ。 顔も鼻が大き過ぎるように思う。 ハンサムでないとは言えないが鼻が目立つ俳優さんは男女とも「イケてる」とは思わない。 という訳でトム・クルーズについては特別なファンという訳ではないが圧倒的な存在感、スター性については完璧と言える。 また映画作りに対して「チーム」感覚が際だっておりスタンドプレー・・・即ち役作り、作品作りについては「無い」との印象を持った。 ご本人はタイプ3と思われがちだが実際のところタイプ2。 カラダつきと言い、容姿と言い、発言と言いタイプ2、二黒土星そのものだ。 万事が控え目・・・に見える。 「張り出し」が自己主張的ではない。 これらはタイプ2の好感だ。 ありがとうございました M田朋玖 |