コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ 光陰2023. 8.22

時間がドンドン超高速で過ぎる。
このことを確認したかったら自分の秒針付きの腕時計をチラッとでも観察してみたら良い。
1秒という時間が残酷にも極めて俊敏に素早く過ぎていくことを確認できるだろう。
この調子だと今日の1日などあっという間に終わる。
そうして1年、たった365日しかない。
お金に換算しても単純に1日に1円使ったとしても365円にしかならない。
10万でも3,650万円だ。
世界中の超富裕層など1日1億円使ってもたった365億にしかならない。
そこで実際問題として我々一般庶民からすると「兆」というお金を使ってしまうということはトンデモナク難しい。
プライベートジェットで世界中豪遊しても筆者の計算では年間でせいぜい100億円から200億円なので、とてもとても自らの財産を使い果たすまでは至らない・・・と想像している。
これは現実的に超富裕層になったことがないので・・・。

投資家で有名な「超」の付く富裕層におられるウォーレン・バフェット氏など毎日の80%は読書で過ごすらしいが、確かに富裕層の時間の過ごし方としては「理に適っている」。
・・・と言うのはイチイチ地球上の色々な場所に出かけて・・・それがプライベートジェットであっても名所旧跡を訪ねてそれぞれの歴史物語を知って喜ぶより・・・それらをまとめて書物で知る・・・ことの方が想像力を激しく刺激して現実の「ソレ」よりはるかに面白いであろうしコスパにもタイパ(タイムパフォーマンス)にも優れているのではないかと・・・最近またつくづくと思うのだ。

ほんの数百円か数千円の投資で得られる読書という娯楽の価値が年齢を重ねて今更に深まっている。
それで最近特に思うのが経済的、精神的、時間的にゆとりが出来るほど好きなコトにそしまないとひどく損をした気になる。
それで所謂「用事」を減らす・・・努力や精進より楽しみ、喜びに時間を使う・・・ことになって来て我ながらいささか情けない。
勿論、楽しみ事だって自己の魂を成長させる類もあるかも知れない。
あらためてそのような視点で楽しみ事や趣味娯楽を見直してみても、その中に「成長進化」を意識するとそれらのコトをより深く「楽しめる」かも知れない。

・・・とは言え、それだけ楽しみ事に耽溺しようとも、イヤそうならば尚更に時間の進み方はさらに鋭く早くなるに違いない。
まさしく鋭角的にザクザクと切り取られてゆく生命の時間・・・この現実に肉体の「老い」とかが加わって超加速度的に時間が「進む」。
案外仕事の時間に感覚的に「時の進み」が鈍化するようなので、細々とした「用事」や、それこそ時間を要する作業などは就業時間内に「する」ように工夫している。

さてさてそれでいずれにしろ急加速中の時間にブレーキをかけるとすれば或る種の「緊張状態」。
それも秒単位の「ソレ」を創造してみることも考えたが、これはどうも心身の健康に悪そうだ。
それにやはりいま世界中で流行している「マインドフルネス」を実践してみるか・・・とおぼろげに考えている・・・と言うのはマインドフルネス(瞑想)には嫌に時間の流れる「感覚」が「遅く感じた」・・・という経験に基づいている。
そうして日常生活全体の行動、言動、作業、ふるまいをマインドフルネスで実践してみよう・・・少なくとも今日一日試してみようと思う。
できれば事を為すにあたって無欲無心、心身を統一してそのことに集中する・・・そうしてその「コト」に愛と感謝と歓喜をもって取り組む。
これを実行するべしと・・・今日決心してみた次第だ。
少しでも「光の陰」の「進化」を遅くすることができるかも知れない。
話しは飛ぶが光の陰とは「日時計」のことを指すのだろうか。
このいくらか牧歌的な想像は幾分心に癒やしをくれる。

ありがとうございました
M田朋玖



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