[戻る] |
■ 「言葉は現実化する」 | 2023. 7.23 |
上記の言葉は多分真実であろうと思える。 ネガティブな意味で現実化するサマがいくつか思い浮かぶからだ。 これは仕事柄とも言える経験的記憶で例を挙げるとそれこそ「枚挙にいとまがない」。 所謂ネガティブトークは日常化している人が多い。 それも無自覚に・・・。 具体的には悪口、文句、不平不満、愚痴、泣き言などだ。 それらの表現はさまざまだが極言すれば上記の言葉で括られる内容となる。 悪口についても単なる批評、批判、評価ととらえる見方もあるが、結局は発言されているご本人の隠れた意図としては自分のコンプレックス解消の裏返しとしての「悪口」であることが多い。 純粋に「人を誉められない」という場合も「消極的な悪口」なのではないかと考えている。 ところで表題に掲げた「言葉は・・・」であるが、それがもし真実であるならばこれはもう大変なコトである。 それはたとえばいくら表現の仕方を考えてあったとしても「悪言」が少しでもその文章の中に秘かに潜んでいたとすれば本人の無意識なレベル、つまり潜在意識的に本人の意図に反して「実現」してしまうこともあり得るのではないかと思える。 たとえばクルマの運転の前に「事故を起こさないでネ」と本人も周囲も言ってしまったとしたら「事故」という言葉だけが勝手に独り歩きして「暴走」し、それを「現実化」させてしまうかも知れない。 同様に「怪我」や「病気」についても言うと、実際にバスケットボールの練習の前にかつてのキャプテンがいつものとおり「怪我のないように頑張りましょう」と言っていたら当の本人が或る試合中に「大怪我」をしてしまったという実例を見たことがある。 事程左様に「病気しないでネ」という代わりにこの場合「元気に頑張りましょう」と言うべきであろう。 筆者の友人の中には心密かに「そのこと」を願うかのように「バイクに乗るのは良いけど『死』なないように」とか「『怪我』しないように」などと余計な文言を付け加える男がいて、こちらも防衛策として心密かにこの彼との会話に「付き合わない」ようにしている。 大袈裟に表現するなら「避けている」と言っても良い。 「言葉は現実化する」を実践して良果を得ようと思ったら「成功」とか「健康」とか「幸福」とか「嬉しい」「楽しい」など心もカラダも「元気」になる言葉を頻用することでああろう。 口癖にできたらしめたものだ。 しょっちゅう口にして日常生活を送れば「言葉の法則」に乗って「快適」で「豊かな」人生を歩めるかも知れない。 ついで書き添えておくと「かもの法則」という成功の原理があって「〜するかも」と言っている方が潜在意識の強い抵抗に遭わずに、そのことが「成りやすい」らしい。 あまりにも強い願望とか渇望があると反作用が起こって、まるで反対の結果が出てしまうことがあるらしい。 これは「振り子の法則」と言って有名な理説であるようだ。 この論に従えば「〇〇するかも知れない」と言って○○を善言にしておけば「完璧」ということらしい。 即ち、ひょっとしたら潜在意識をも味方にできるかも知れないからだ。 「成功するかも知れない」 「長生きするかも知れない」 「生涯健康であるかも知れない」 上記のように「言葉は現実化する」という法則を脳に深く刻み込んで毎日の日常生活、人生生活を送ればより良い人生を生きることができるかも知れない。 また言葉の使い方や言い回しにより慎重になるであろうし、善用すると悪言や悪行、悪果を上手に回避できると思える。 「人生は言葉でつくられている」とまで言い切る人もあり、そのような側面も確かにあるのはあると今は明確に考えている。 ありがとうござました M田朋玖 |