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■ 仕事を楽しむコツ | 2022.11.25 |
まず「楽しむ」と決めるコト・・・だと思う。 「楽しむ」というのはとても良いコトらしい。 それも元々世間一般で苦しいとかキツイとされている「仕事」であればそれを楽しむとなるとこれはもう大変な工夫と努力がいると思える。 多くの人が「自分で選んだ」「好きな仕事」についている訳ではなさそうなので「仕事を楽しめるかどうか」というコトはそれこそ人によっては「死活問題」であろうと思える。 それで筆者が考えた「楽しむコツ」というモノをランダムに披露してみたい。 少しでも読者の皆様の参考になれば幸いである。 @力を抜いて(リラックスして)する これは大変重要なコトで、多く仕事を苦痛としている人々の特徴として無意識に、無闇に緊張しているというのがある。 薬物のチカラで人工的にリラックスするというのもひとつの方法であるが、筋肉の弛緩(リラックス)を意識的に行うだけで急にいつもの仕事楽になる・・・ということがある。 リラックスすると交流分析という心理学で言うところのアダルト(クールな思想)が賦活するので仕事の能力も向上する。 A非完璧主義 仕事の内容によってはこれを強く求められることもあるが、心理的にはこれくらいで良いといくらか「適当に」仕事を進める方が良い。 あくまで心理的な問題で、自分に「60点合格」を出してあげると良い。 特に完璧主義者は自他の非完璧を無意識的に責めるのでこれをやめるという方法である。 即ち自他を責めるのをやめること。 B仕事を真剣にする これはAと矛盾するようであるが完璧に仕事を「仕上げる」とか「取り組む」とかではなくて、あくまで「真剣」にするコトである。 どういうことかと言うと「身を入れる」というコトで「集中する」と言っても良い。 自然的にひとつひとつの動作や作業が丁寧になって結果的に仕事の出来も良くなる。 C目標を持つ その日の仕事を始める前に、その日に達成したい技術とか所作・作業の「心構え」などを心の中に持っておくこと。 たとえば「笑顔で」とか「親切に」とか何かしら自己の成長、仕事の上達を促す類が良い。 基本的に何でも良いが昨日よりは(前日よりは)少しでも・・・1mmでも成長するという目標を持つと良い。 D身なりを整える これはごく個人的な趣味の問題で「どうでも良い」と考える人もいると思うがかなり重要である。 ファッションは仕事に対する心理的な態度を表現するので仕事を楽しくする第一の要件としている。 逆にファッションが自分の好みでないとモチベーションが急落下する。 E初心を忘れない 世阿弥の著した名著「風姿花伝」の中の一説に「初心忘るべからず」というのがあるが、これもまた大変重要な仕事を楽しむ「心構え」である。 大学を卒業してホヤホヤのフレッシュマンの「心」で仕事に取り組むとヤル気・意欲がまた全然違う。 因みに「初心・・・」について世阿弥はしつこく強調している。 F仕事の価値を意識する どんな仕事であれ社会からの要請・必要があって存在している。 勿論必要ではないが社会に、人々に何らかの喜び・楽しみ・便利さを与えようとしている筈である。 それらの価値づけや存在理由を強く意識することで仕事への「やり甲斐」が生じる。 つまり仕事への動機づけについてこれらへの「思いを致す」ことをすることで「仕事の楽しみ」が増幅されると思う。 G仕事の仲間を大切にする これは当たり前であるが仕事の仲間というのは人間関係の基礎である。 同じ目的を達成する為に存在する必要欠くべからざる人間関係なので、これを良好にしておくことが仕事を楽しむ為にかなり重要要件と思える。 H仕事の中にプライベートの楽しみを取り入れる 仕事の内容や中身によって可能でないケースもあろうとは思うが筆者の場合、趣味・娯楽を仕事の中に取り入れている。 たとえばオートバイやクルマやバスケの写真などをデスクに飾ったり家族写真をディスプレイしている。 I仕事を楽しむ為のアイデアを考える 最後にこれを上げたい。 どんな仕事の作業や事柄にも喜びや楽しみを見出す能力が人間には備わっている。 そういう風に造られているらしいのだ。 それでそれらの創造力・想像力を最大限に駆使して仕事についての喜びを発見するべくさまざまな工夫を新しくつづけることだ。 常に「新しい感性」で仕事に携われることが肝要と思える。 「新鮮な心」 これが最も大切なのではないかと考えている。 ありがとうございました M田朋玖 |