コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ シュート2022. 6.28

今一番の悩みは大袈裟でなくバスケのシュートが入らないことだ。
何てクダラナイコトで悩んでいるのかと・・・我ながら思う。
そもそも68歳の医者を業としている男との悩みとしてはいささか「まっとうではない」と思える。
「もっと高尚な事柄か深刻な問題で悩めよ」・・・と周囲の人は思うであろうし、自分でもそう思う。
「悩むのを楽しんでいる」という実感もある。
クダラナイコト・・・人生全体にとって悩むのは大いに良いコトではないのだろうか。
何しろ深刻でない分、逆説的に悩み甲斐がある。
たとえばゴルフ好きの人が「シャンク」(いくらボールを叩いてもひどいスライスをしてしまう現象)で悩むというのはよく聞くハナシであるし、映画「ティン・カップ」で主人公のケヴィン・コスナーがソレで悩むのをコミカルに描いてあってひどく共感したのを記憶している(筆者はゴルフをしないがその苦しみは理解できる。同じスポーツマンとして・・・)。

「シュートが入らない」コトについてはいくら練習しても治らない気がするので、ここは「理屈」を少し考えてみたい。
現時点でゲーム中にあらゆるシュートが入らないので、これは「練習不足が原因」との事実は否めないとしても、ただ「単に練習したからシュートが上手くなる」訳ではないと考えられる。
それでシュートの上達のコツを少し列記してみた。

@自信を持つ
これは純粋にメンタルの問題であるがキチンとした「裏づけ」が無いと生じないコトが多い。
昔読んだ本で「実際のシュート練習よりイメージトレーニングの方が有効だった」という論を知って全身の身体意識を敏感にさせて寝ながら、座りながら「励んでみよう」(イメージトレーニングに)と考えている。
Aリラックス
どうもシュートの入らない一番の原因が「コレができない」コトによると自分では考えている。
特に「肩と両上肢に力が入っている」状態をシュートが入らない時に強く自覚できる。
それで下半身に力をためて・・・特に丹田(臍の下の部分)に意識を集中して(これはオートバイのコーナリングの技術に似ている。
即ちニーグリップ(膝でバイクを強くホールドする)。
「下力上脱」(これは自分の造語)を意識して試してみようと・・・イヤ全身のリラックスが・・・いずれにしても上半身だけでもリラックスしていないとシュートが入らない。
B「タメ」をつくる
ほんのチョットだけシュート前に「間」を取る・・・というコトを意識する。
ゴールをしっかり見て狙う。
その為にはゴールを試合中に「見る」ということを意識する。
C考えない
前述した@ABと矛盾するようであろうが基本的に「考えない」「力を抜く」即ち「リキマナイ」ことが肝要。
アタマでなく「ユルッ」「ダル」とかの言葉の力を使って心もカラダもゆったりとしておくことを心がけでいるとよくシュートが入る。
D「首の力」を抜く
首から肩の上腕と連続した「力の伝達」が行われるので首とかアタマの力を抜くことが大切と思える。
他のチームの名シューター達は首が「ゆらゆら」している。
「首〜肩〜上腕の力を抜く」というコトをメインの目標にもう一度シュート上達への脳のトレーニングをしてみたい。

ありがとうございました
M田朋玖



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