コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

コラム:ひとくち・ゆうゆう・えっせい

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■ 文字についてA2022. 3. 7

パソコンのワード(Windows10)で文字の「カタチ」は100〜200種類弱の選択ができる。
素晴らしい機能だ。
これはパーソナルコンピューター(パソコン)の開発当初からあったアイデアで、文字を打つのが楽しいのではないかと言った発想であったらしい。
確かに文字そのもののチカラにカタチ(wordの文字)が加わるとさらにそのパワーが増すような気がする。
不思議だ。

その感覚についてはそれぞれ差異があると思うが、個人的には@ゴシック体A明朝体B行書体C楷書体・・・と言った順番であろうか。
そのパワー度合いについて・・・。
それで雑誌の表紙などにもやはりゴシック体が多いようだ。
何故なのかはワカラナイ。
日本人には漢字だけではなくひらがな、カタカナとありついでに英語もカタカナに出来るという選択があって単に「文字を打つ」という作業もその多彩さにおいてアタマが混乱するくらいに多種多様の言語表現、文字表現が心楽しい。
愉快である。
それを倍加させるのが書体とも言える。

ついでに「手書き」という最終手段(?!)もあって、それの出来る機能を備えてあるパソコンもある。
実に楽しい時代になったものだ。
そしてソレ(手書きにしろ印字されたモノにしろ)を印刷したりコピーしたりするコトも出来る。
これらの機械の技術は文字を使っての芸術・・・たとえば文字などにも応用したら面白いと思うのだがここら辺を工夫した「小説」(製本された本)は今のところ見当たらない。
中には極めて読みにくい字体での文庫本(文字が小さくて読み辛い)などがあっていくら中身が良くても読む気になれない・・・コトが時々ある。

「出版不況」と言われて久しいが文庫本、新刊本・・・などすべての文字を使っての創作物についてその書体や色などにもっと気を使っても良いのではないか・・・と最近つくづくと考える。

変革、イノベーションの時代と言いながら新聞をはじめすべての出版物が殆んど変化が無く古色蒼然としている。
まるで「古いこと」「伝統あること」を誇っているように100年ひと昔と言った按配である。
たとえば新聞などA4サイズにして貰うとファイリングしやすくて有難いと思うのだが。
高齢者の為に文字を大きくして読みやすい書体に変える・・・とか。
どうも記事や内容に重きを置き過ぎる気がする。
デザインに凝って「芸術的」にするのも良いアイデアと思える。

映画とかも個人的にはストーリーよりも出演者、映像、音楽の方が重要で物語などどうでも良い・・・というコトがよくある。
またそれで大ヒットした映画もある。

話がソレてしまったが文字や書体と言った類は本や雑誌などの出版物の内容より装飾的な類・・・たとえば映画でいうと出演者のファッションとか小物、背景などと思えるが、これはかなり重要なその作品の「面白さ」の要素と思えるが全くそれらに工夫が無いというのも「イタダケナイ」・・・ではないか。
文字(言葉の表記という意味ではなく純粋にカタチ)や書体についてもっと工夫したら芸術としての文学ももっと面白くなるのではないだろうか。
何しろそれら(文字や書体)によって読みやすさと見やすさ、何よりもインパクトが違うのであるから・・・。

もしかして筆者が大作家であるならば少なくとも書体(パソコンで選択できる程度)の指定・選択くらいはさせていただくと思う。
勿論可能であればの話だが・・・。

ありがとうございました
M田朋玖



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