コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ CBR400R2022. 3. 5

28歳で中型二輪免許を取得した時にはあらかじめオートバイを購入していた。

それは白地にブルーのラインの入ったホンダCBR400Fという発売されたばかりの新車であった。
当時あった各メーカーのスピード競争に一歩先んじる為にREV(エンジンの回転数に応じて2バルブ→4バルブと変化する)機能を備えた58馬力の逸品。
カウルなし(ネイキッド)のスポーツバイク。
最高速度は190km以上も楽々と出せたと記憶している。
コンパクトなボディー(400cc)にしては高出力過ぎて「怖かった」ので当時に大ヒットした映画トップガンで赤黒のツートンカラーのカワサキGPZ900R(カウルつき)をトム・クルーズがカッコヨク乗りまわしていて即影響を受けるミーハーなたち・・・なので早速同タイプの400ccに乗り換えた。
これは大柄(900R)な割にスピードもそれほど出る訳でもなくコーナリングも実に安定していてすぐに乗り換えてホントウに良かったと思えた。
とてもシックリくるバイクで400ccでは一番長く乗った。
「怖くない」というのはアリガタイ。

その結果ホンダのバイクは早くてオソロシイという先入観を長く持っていた結果カワサキに乗り続けてきた訳であるが、同社のオートバイは「重くて」「乗り難くて」「疲れる」という傾向があることをあらためて知った。
これはバイク雑誌にも書いてあった。
疲れるバイクランキングにカワサキのNinjaが上位を独占していた。
「カワサキ乗り」が30年以上つづいてようやくホンダに戻って来た訳である。
そこであらためて今年1月に発売された新車のホンダCBR400Rにまたがって走らせてみるとこれがやたらにゴキゲンなオートバイであった。

加速するほど良いエンジンの吹き上がりで走りもサウンドも軽快そのものだ。
「トゥルル・・・」が「バルバルーーー」というどちらかというと軽い音と極めて心地良い振動がバイクを駆る喜びを全身に、脳髄に感じさせてくれる。

独身時代(28歳頃)に戻った感覚もあって、これは精神的に実に按配が良い。
おおよそ40年経ってもこうしてオートバイを楽しめている自分自身の健康と環境がとても有難いと感じる。

一昨年に完全に子供達全員がそれぞれに自立してしまい、或る意味「親業」を引退。
「何も親らしいことはしていないが・・・」
バスケットボールもバイクもその他の趣味娯楽も益々盛んになってそれらについての興味関心もマックスだ。

毎日が「楽しい」・・・と心から思える。
本当に有難いことである。
厳格な食生活や筋トレ、体操を中心にしたお陰か体調は極めて良い。
仕事のストレス発散にもオートバイは「モッテコイ」だ。
ほんの数分間走ってくるだけで何故だか全身スッキリする。
どんどん自分のバイクコレクションが完成に向かっている・・・と感じる。
それぞれがそれぞれのお互いに魅力を引き出しているのだ。
所有者の意思や意図に関わらず・・・。

400ccスズキスカイウェイブ(スクーター)
ハーレーダヴィッドソンXL883スポーツスター
ホンダCBR1000RR
そして新しい仲間ホンダCBR400R
後は乗って楽しむだけだ。
「お楽しみ」の配役は大方勢揃いだ。
ありがたや、ありがたや。

ありがとうございました
M田朋玖



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