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■ ミラーニューロン | 2022. 3. 5 |
世界一難解とされる日本語も普通に日本人に生まれ、ごく平均的に育てられ、教育をされると殆んどの正常なヒトは日本語をスラスラと話し、読み、書くことができる。 これらは全て脳の中にある「ミラーニューロン」のお陰であるらしい。 これは鏡のように「真似をしてしまう」脳神経細胞のひとつで、このことは悪い方に捉えたり考えたりすると結構或る個人や集団に「オソロシイ」事態も招来しかねない。 即ち所属している組織、団体、友人達などの悪影響を直撃的に受けてしまう・・・可能性があるからだ。 もしかして、どちらかというと「悪」とか「低劣」とか「愚劣」とか「暗愚」とかの環境にその人物が投げ込まれた場合「知らず知らずのウチ」に、即ち「ミラーニューロン」のチカラによってそれらの傾向を持つ「人間」に仕上がってしまうかも知れない。 これはネットの情報であるが、裕福な人々は友人や「付き合う人」を厳選するらしい。 逆に言うと貧しい人々は「誰とでも付き合う」ということだそうな。 人生における最も大切な資源である「時間」という「無形の剤」を有害無益な人々と共有することを「拒んでいる」というコトだろうか。 富裕層の人々の自らの時間や「人づきあい」についての姿勢が窺い知れるが、そういう人物を「良し」としない考え方が自分の心の中にあって、誰とでも平易に公平に付き合う方が「美しい態度」と考えもするが、これはマザー・テレサのような極めて「高尚な人間」に許された特権のようなモノで一般庶民には「不都合な真実」であるかも知れない。 即ち「誰とでも区別なく接する」という人道的な態度も味方によっては「時間の浪費」と言う損失でなく「悪い影響」を「受けてしまう」と言う非常な害悪がありはしないか・・・という切実な問題が潜んでいるようにも思える。 それで割りと低レベルな人々と親和性を持ち、付き合いが広い人の中にはそれらの影響をモロに受けて自分では「それ」とは知らずに明らかな「レベルダウン」している人があるのを見るのは結構悲しい。 「単なる経験」として安易に看過できないほど悲惨な事例も多い。 何よりもそれそのものの「付き合い」が人生の大切な時間の空費・浪費なのであるから実に痛ましい。 余計なお世話かも知れないが人間は出来るだけ「高いレベル(少なくとも自分と比べ)」の人と「付き合う」べきであると最近考えるようになった。 高級ブランド、それも超の付くそれを腕時計で持ち歩いている筆者の幼馴染で中卒の男がいるが、彼は今や筆者よりはるかに裕福である。 一定の社会的地位も勝ち得ている。 これはYouTubeからの情報であるが高級時計や高級バッグ、高級車を所有することは長い目で見て「のし上がる為」の或る意味非常に効率の良い戦略であるらしい。 筆者のように車以外に高級な物品を所有しない人間からするとこの問題(ミラーニューロン)はあらためて自分の「付き合う人達」の顔ぶれを見ていても一考を要する問題だ。 単に「人脈」と呼べるようなシンプルなレベルではない何かしら潜在的に魂レベルの不具合がその人生に生じる気がする。 ありがとうございました M田朋玖 |