コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ 自尊心(逆恨みの原理)2021. 8.22

メディアの偏向報道問題は世界的なモノらしいが日本国ではこれが著しいようだ。
何しろ時刻を貶めるような内容を堂々とお盆に流している。
NHKという呼称の我が国の国営放送局のテレビ番組では8月15日終戦記念日の前には決まって反米半日を煽る意図を持った(?)ドキュメントを流している。
平然と。
・・・というか何らかの悪意を持ってこれを行っているように思えて腹立たしい。
米国に原爆まで投下された日本国の市民に「二度とアヤマチは犯しません」などということを言わせてこれを放送している。
・・・どうかしている・・・。
まるで戦争を始めたのは日本国だけと言わんばかりである。
それにアメリカ政府や軍の人が言うべきことであって被爆国の民たる日本人の述べるコトではない。
また戦後平成生まれの若者や少年少女が言うべきことでもないと思える。
何かしら全てが真逆になっている。

多くの韓国人の持っているらしい「反日感情」も「嘘の歴史」の学校教育によって広く国民の心に刷り込まれている。
これは広く世界に問うてみれば誰でもスンナリ理解できる見事の辻褄の合う歴史物語だ。
朝鮮半島の歴史を丹念にたどればどんな幼稚な頭脳の持ち主であっても諒解できる簡単な「物語」。

かつて筆者の書いたコラムで「逆恨みの理論」というのがある。
この理論に基づいて韓国人の心を推し計ると、その心情が少し理解できる。
それは「自尊心」とか「プライド」の問題と考えている。
人間の持つ「自己尊厳欲求」「自己重感を感じたい欲求」が日本国に中国やロシアからの侵略を救われたし、キチンとした「教育制度」や「ハングル文字の制作」と数々の各種インフラを整備してもらい、また多額の賠償金や技術供与やさまざまな「日本国」の殆んど純粋に親切心に根差した援助によって経済発展をして国家としての態をなし今やめでたく「先進国」の仲間入りを果たしたとは決して『思いたくない』のである。

韓国の人々は自国の自助努力のみで国家を発展成長させ、日本国の方が我が国(韓国)の技術や文化を盗んだ・・・と「考えたい」「みなしたい」のである。
これは人間の性質性向として至極当然なことで人間は自分の都合の良いように「見たい」「考えたい」生き物であるし、さらに劣等感や劣等意識の強い民族であれば尚更のことであり或る意味当然のことである。
ここら辺の感覚が「恵んであげている」「親切にしてあげている」「だから感謝されて当然」と考えるのは多くの日本人のマチガッタ「思い込み」である。
「恵んでもらっている人々」の自尊心というモノが忘れ去られている・・・というワケで「恩を仇で返す」とか「逆恨み」ということが多く発生するのだ。
中国人の自尊人はよく分かる。
これは自国の文明文化、突出した大国意識という類で今や米国に追いつき追い越すほどの勢いもあるし抱えている人口の多さ、国土の広大さ、資源の豊富さなど自国の自尊心を満足させる「材料」には全くコト欠かない。
しかしながら長らく強烈に劣等意識を刷り込まれた時代があったことも見逃してはならないだろう。
清朝末期の中国は歴史的にアヘン戦争による英国から敗北、日清戦争での敗戦。
その後につづく欧米日など各国からの国土国家のさんざんな蹂躙、多額の賠償金支払いなどその国の自尊心たるや地の底まで落とされたのだ。
また建国の父とされる毛沢東による言わば「失政」や「文化大革命」などの「悪政」によって生じた経済の凋落など同国民の心はドン底まで突き落とされたのだ。
さらに言えば多くの知識人を「文革」で失った中国の迷走をやっとのことで揺り戻し現在の驚異的経済成長発展に築かれていく。
殆んど60年近くの経済発展の遅れを開放改革路線により再び大国の意識を強め英仏或いは米国などと同様に「不遇な時代」が中国にもあったワケであるし、お隣の韓国に至っては中ロ日との勢力争いの中心にいて常に属国もしくは被統治国として扱われ不安定であった歴史があった。
中ロについては恐ろしくモノが言えないけれど「おひとよし」の日本人になら何でも言えると考え好き放題に自らの自尊心を満足させるべく「好き勝手」な「ゴタク」を並べて「反日運動」に明け暮れて自らの墓穴を掘っておられるのである。
ああ大嘆息。

ありがとうございました
M田朋玖



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