コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ 備えあれば憂いなし2021. 7.24

令和3年夏。
当地九州熊本では梅雨明けが宣言された模様だ。
昨年7月4日の豪雨災害の為に市民の中には雨についての恐怖感から梅雨へのネガティブな感情が心に深く刻まれていると想像しているが、とりあえずホッと胸を撫で下ろしているに違いない。
ただしゲリラ豪雨や思いがけない台風到来など、こと「水害」についての脅威が完全に払しょくされた訳ではない。

「備えあれば患いなし」

言うまでもなく危機管理についてはどんな個人も企業も国家も組織も積極的に行っておくべきで「想定外」などの言い訳が通用するワケではない。
ことに「国防」についてはもっと真剣に取り組むべきで、他国・・・わが国では米国にソレを頼るというのはマチガイで、勿論憲法9条(不戦を謳っている)が国防のチカラを発揮するワケではないことはキッチリ承知しておくべきだろう。

人命を奪う「生物」のランキングをYouTubeで見せられたがライオンや虎や熊などの猛獣などよりはるかに多くの「蚊」が人間の生命を奪っているらしい。
蚊が伝染させるさまざまの病原体がその原因らしいが、ランキングの2番目は何と「人間」であった。
人類は地球上のその他の生き物よりはるかに多くの同胞同士で殺し合う・・・典型的には戦争、暴力・・・これらの人類同士の脅威が厳然と歴史的にも存しているのに完全に平和ボケした日本人の多くがそれらが簡単に起こらないと信じ切っている・・・ように見える。

個人的には水害や地震より他国の侵略や戦争の方がはるかに怖い。
その国力に応じて適正な軍事力を持つことにより「備えあれば患いなし」の実質的な表現であり、戦争についての「抑止力」となり得る。
しかしながら国家の滅亡とは歴史的に「他国の侵略」と同時に内戦や内紛などの「内部崩壊」も多い。
幸いなことに単一民族で宗教問題から免れている我が国においてはやはり一番の脅威は「他国の侵略」であろう。
中国やロシアは勿論北朝鮮ですら虎視眈々と日本国の侵略を狙っているらしい。
絶対に油断は禁物だ。
評論家で作家の櫻井よしこ氏によると中国の人民解放軍の中枢本部の地図には日本国の南西部は「日本省」として、中国領土として表記してあるらしい。
最初から「取る」つもりであるのだ。
東北部を残しているのはロシアとの「山分け」かと想像している。
両国ともかつてのソ連共産党の分派であるしロシアのプーチン大統領などコテコテのスターリン主義者で、これは北朝鮮の金正恩氏と同様である。
ご存じのように中国共産党ですらいまだに「ソ連」のソレの影響下にあり、全く「過去の亡霊」のようにソ連共産党、世界コミンテルンは現在も生々しくリアルに未だに世界中に潜伏しているらしい。

以前も記したが我が国の国営放送局NHKにはソ連共産党の二重スパイの死を英雄的に報じ、さらに現ロシア大統領裏地ミル・プーチン氏が亡骸に献花したことなど余計な情報まで知らせてくれいかにも同局が共産党のシンパのようで情けなく思ったものだ。

上記したように「備え」についての優先順位は極端な人災、即ち「他国の侵略」「戦争」が一番で自然災害についてはそれがいくらか「不可抗力」であることを鑑みても「備え」には限界と或る種の諦念も必要かと感じている。

ありがとうございました
M田朋玖



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