コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ 貧乏性2021. 7.17

「お金を使うのが苦手」
これは経営者としては失格・・・かも知れない。
最近気がついた自分の気性。
所謂「貧乏性」という質であろうか。
Googleで検索すると以下の文になった。

「いつもけちけちしてゆとりのある態度がとれない性質。また、物事にくよくよする性質」

何とまあ、自分の気質にピッタリではないか。
ここ数ヶ月一生懸命お金を使ってみたが結果的には「失敗に終わった」・・・と言うのはまず人吉市内の飲食店で気前よく2万円とか3万円(本来は2000円とか3000円のところ)をさっと払って逃げてくる・・・みたいなことをしてみたがお店の人が皆さん良心的で多めに払った分を計算して筆者の為にしっかりとストックしてあり、次にその店を訪れてお金を払おうとすると「受け取って貰えない」なんてことが8割方の店舗の対応で結果的に定額どおりお金を払うというパターンになってしまった。
水害やコロナで閑古鳥の鳴いている状態であるのにだ。
またその他の店ではお金を多く払って「気持ちが良い」ということがあまり無くて結局全ての飲食店における「気前が良い」という態度は「受け入れて貰えず」そもそも本心がケチなくせに「気前が良い」ふりなんてしても本性に逆らうワケでどだい無理があるのだ。
言わば瞬間的な「躁状態」「ハイテンション」の理由があって、それが終わってしまったのでそんなことも原因しているのか元々の性格気質である「貧乏性」に完全に戻ってしまった。

もともと「お金を使うのが嫌い」なのは亡母が生前に度々口にしていたのでこれはハッキリ言って遺伝したDNAだとも思える。
何しろ「長男は母親に似る」というのが世間の通例ではないか・・・。
その他買い物もオートバイ(クルマは高価で買えない)を何台もつづけて買ったり、行きつけのアパレルショップに出入りしたりして「お得意様」になるくらい衣類を買ったがもともとファストファッションなので高価な類はひとつもない。
ただ闇雲に使ったワケではなく自分なりのファッションに「こだわって」「考えて」それらを購入したので金額的には高価なブランド品の購入とは異なり「大したことはない」レベル。
バーゲン品が半分以上だ。
真の意味で贅沢のできない男で情けない気もするが近頃の正直な感想である。

「自分らしくあれ」ということならお金をあまり使わないで通常はひどくつつましやかに「持っている本」たとえば小説などをしみじみと何回も読む方が性に合っている。

「浪費は疲れる」

ネットショッピングも面倒臭い。
自分の好むことに限定してお金を使うとなったら殆んど「何も欲しくない」ということが分かって、買いたい物品と言ったら100円shopか電気屋で買う消耗品の類ばかりでそれらを思いきり使っても1万円に届かない。

後は「人に使う」ことにしているがこれも「浮世の義理」的な支払いが多くて少しく悩ましいが個人的な浪費・消費が適当に抑制されて良いことかも知れない。
このタイプの出費はいっこうに減らないので結果的に少しも裕福にもならないし蓄財ができる訳でもない。
非常に矛盾したモラトリアム即ち全く方向性のない宙ぶらりんな感じが胸底にあって実のところ「貧乏性」に拍車がかかっている。
ヤレヤレ。

ありがとうございました
M田朋玖



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