[戻る] |
■ 飲水行動 | 2021. 6.23 |
夏になった。 ワークマンという作業服の専門店が急成長しているらしい。 我が町・人吉にもその店舗が出店していて盛況であるようだ。 その店で夏用の冷感吸汗のICE COOLと銘したアンダーウェアを購入した。 6月20日(日)。 世間では「父の日」と呼称する祭日でない日曜日の集団ツーリングに備えてである。 他のメンバーが上半身を「Tシャツだけ」とか夏用の「メッシュ」のジャケットであるのに筆者の好みでライトブルーの本革ライダーズジャケットで参加した。 その速乾性の着心地の良いインナーを着て。 確かに涼しい。 「寒い」と呼べるくらいの午前中のライディングFeelingだ。 お陰で快適すぎて大事な行動が疎かになってしまった。 「飲水」である。 午前中に500ccのペットボトルたった1本だけ。 具体的な自覚症は無いけれど暑さの為、風(オートバイ走行による)の為に相当に発汗している筈なのにこの飲水量では脱水症を起こす・・・と思っていた。 水分と言えば日向市の港町(細島港)での昼食にもお茶を小ぶりの湯呑みに一杯。 油断してそのまま午後の走行をコンビニでの「水」を購入せず済ませたところ案の定午後よりカラダがひどくダルくなってキツくなった。 それでも「脱水」という言葉や状態に考えが及ばない。 どうも排尿回数が少ないなあと後から(帰着してから)諒解した訳であるが、どうやら熱中症の手前であった気がする。 3時45分に独りで高速道路で帰ってきたのにいつもの「元気」がない。 入浴後に午後7時頃まで約3時間あまり我が肉体への給水と睡眠安静に取られてしまった。 そろそろと起き上がってなじみの焼き鳥屋でウーロン茶を大コップに2杯。 野菜とトリ肉をペロリと食べてようやく元気になった。 昨年のツーリングではそれこそ正真正銘の熱中症になったコトをスッカリ忘れている。 コンビニでの「水購入」を怠った為の症状。 排尿回数の増加は集団ツーリングの仲間に迷惑をかけるとの配慮が無意識に働くのであろうか。 他者に「気を遣う」のもいい加減にしないと逆に仲間に迷惑かも知れない。 結果、いつものように自分だけ単独で高速道路に入る・・・という「集団ツーリング完走」についての挫折が起こっている。 集団を乱したくないという独自の考え方も内在している・・・とも思える。 時々完走できる時は「飲水行動」を意識的にしっかりしている・・・ということあらためて気づかされた。 それでも「水は重く」「荷物になる」という「恐れ」もあって500ccペットボトルを2本も3本も携帯するのも何となくわずらわしい。 それら自分の怠慢による「メンドクササ」が今回のツーリングを「楽しくない」モノに考えるほどではないにしてもとにかく結果的に強い「ヘトヘト感」につながったことは確かなようで、今回の対策として「水」を「欠かさない」という脱水対策を肝に銘じた次第だ。 それにつけてもいつものメンバーとの集団ツーリングは楽しい。 梅雨の晴れ間が土日に集中して6月のツーリングを確率的に実行できるのは1/3以下なのだ。 その実施率は「その日」に合わせて休みを取った貴重なツーリングメンバーにも悪いので飲水+ツーリングは夏のソレの必須事項に違いない。 「願いが叶う」というクルス岬からの我が祈願の内容はここでは披露できないが心の中のフィーリングはとても良かった。 ワークマンのアンダーウェアのソレよりも重要であるようだ。頻回の飲水行動は。 ありがとうございました M田朋玖 |