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■ 本屋にて | 2021. 4.20 |
オートバイやクルマに乗る目的地に最も適しているのが本屋とアパレルショップ。 最近は馴染みのバーで水かコーヒーを飲むという行動もあり、勿論最低でもコンビニでコーヒーと豆という寂しい目的地であるがそれはそれでお金がかからなくて良い。 「独行」の多い本好きの筆者としては本屋は時に砂漠のオアシスか天上のパラダイスのように感じられる。 某市のTSUTAYAという全国チェーンの書店には外のフロアの壁に沿って椅子が10脚ほど固定して設置されてあり買ったばかりの本をそこでしばらく読むこともできるし、次にスマホのメールチェック、自分のコラムやYouTubeのチェックなど何かと忙しくあわただしい。 特にバイクの時の件の本屋はまるで長年住み慣れた実家に帰って来たような錯覚を胸底におぼえるほど心癒やされる。 身障者用のゴージャスなトイレも設置されておりチョット失礼して拝借することもできるし、コーヒーを飲みたければ自販機がある。 あ〜日本に生まれてよかったとあらためて感じるひとときだ。 さて本屋の「立ち読み」の中身。 今日4月15日は木曜日でクリニックは午後より休み。 その書店までの約1時間あまりのドライブを済ませ入店すると何故かドキュメント本のコーナーで足が止まった。 ヤクザモノ・死刑囚モノ・殺人事件モノと実に禍々しい内容の本を立ち読みでザッと目を通した。 つい買いそうになるが何だか自分の「人生に悪そう」で最近は買わないで生物学者・福岡伸一先生の「迷走生活の方法」1,800円を購入して熊本の行きつけの「夜の店」に向かった。 つい「約束」をしてしまったので少し疲れ気味であったが何とか帳面消しをしに「行った」ワケである。 ヤレヤレ特に義理堅い性格でもないのに・・・。 とりあえず顔を出した。 その「D」という店は35〜40歳くらいの女性が2人から4人くらい、そして筆者と同年のマスターがいる。 それで「話が合う」ので疲れない。 60歳〜70前後の男性の友人も出来て心和ませる。 意外にも「トモダチ」を作る才能があるようで、自称「孤独好き」も看板に偽りありと言わざるを得ない。 内心少しくある忸怩たるモノがある。 それでも2軒目、3軒目の「店」行きはパスした。 家に帰って睡眠を取らないと翌日の仕事とバスケの練習に差し支える。 10:30分頃には熊本市内の繁華街を出発して高速に入った。 我が愛車ソアラ430は燃費は悪くても乗り心地がレクサス600hより良い。 何しろ殆んど揺れないし路面を舐めるように、すべるように滑走する感覚があって素晴らしい走行フィーリングを乗り手に与えてくれる。 つくづく「良い買い物」をしたと思える。 話しは飛ぶがドキュメント本を読んでの感想。 犯罪に必備している条件。 それは「性」と「金」だ。 性欲と金銭欲、ついでに人間には殺人欲というモノがあると確信した。 恨みつらみ、感情爆発などではなくて金銭目的で簡単に「人を殺す」人間がかなりいて、この平和な日本にも存在するということだ。 人を騙したり苦しめたり殺したりと不徳の極みであるが結論的にはそれら殆んどの人々がお墓参りをしない、人に感謝をしないという特徴を常備しておられるようで実に気の毒だ。 ご先祖の御加護が数々簡単に顕れる。 誠に痛ましい。 ありがとうございました M田朋玖 |