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■ ソアラ430という選択 | 2021. 2. 7 |
令和2年7月4日の水害で水没しオシャカになった10年選手のフェアレディZの替わりにソアラ430を購入することにした。 およそ100万円。 選択の基準はまずそのデザインと性能。 個人的にはオシャレな印象の昔流行したラグジュアリーカー。 価値(取り引き価格)が下がりにくいのではないかと考えている。 故障しにくい(ドイツ車で凝りている)。 この2点で国産中古車を探すと、意外にもソアラ430に一点集中的に絞られてしまった。 曲線の多いクラシックなデザインにゆったりとした乗り心地。 無駄に大きい排気量でとても贅沢なクルマ。 所謂高級車だ。 今時はメズラシイ、メタルトップのフルオープンモデル。 所謂ロードスターにも変化できる。 ほんの数十秒でモーターによる「自動開閉」が可能である。 これらの性能と機能を今現在の新車に求めると軽く1千万円以上はする筈だ。 その上ソアラは絶版車。 生産が終了して10年以上。 ほんの5年間しか生産されず将来稀少車としての価値、即ち「骨董品」的価値も上がると狙っている。 レトロカーの雰囲気も上々。 18年前に生産され88000キロ走行と程度も良い。 やはりクルマの購入に際してはバイクより慎重になるべきだ。 値下がり率を考慮するとオートバイと異なりその選択によってはトンデモナク損をする。 特に外車。 ベンツ・アウディなど走行距離と年式が古いとまるで地金(じがね)までその価値を落とす。 逆に引き取ってもらうのにお金がかかったりする。 新車価格は紛れもない高級車であるのに。 これは耐久性の問題で、その故障の多さに気づいた人は少ない。 走行距離の短い新車に限ってはたとえ「外車」であっても例外は勿論あるが10万キロを超えて元気に走る外車などいまだかつて見たことがない。 それで最も故障が少なく耐久性に優れているトヨタ車で稀少車に白羽の矢が立ったワケである。 トヨタ2000GTという名車があるが、この発売当初230万円とされた純血国産スポーツカーの競売価格は1億円近くするらしい。 所謂「ハコスカ」とか「ケンメリ」とかのGT−Rと双璧を成す旧車の中でも超高価格車となっている。 これらを勘案すると「ソアラ430」もこの種のクルマではないかと勝手に踏んだワケである。 今はハイブリッドや電気自動車にばかり目が行くが、早々ガソリン車がなくなってしまうとも思えない。 これからは「電気自動車」の時代だとマスメディアでは盛んに喧伝しているが、これは「石油」から庶民大衆の目を逸らす戦略で各国政府は秘かに石油確保に動いていると想像している。 何しろ「戦争」になると「電気」ではできないからだ。 石油や鉄が生命線であり、それにハイテク技術がこれから勃発するであろう「世界戦争」の雌雄を決めると考えている。 これからの富裕層の贅沢な乗り物が古いガソリン車・・・と個人的に考えたワケである。 ソアラ430はその無駄に大きい排気量の為に「燃費が悪い」。 しかしそんなことを気にする富裕層の人間はいないだろう。 環境に優しい電気自動車・・・などという謳い文句は一般庶民に向けたモノである。 「戦争」と「贅沢」 これは世界の超支配層の利益獲得の「極め手」であり「楽しみ」であるのだ。 今に中国やインドを中心に存在するとされる多くの富裕層をターゲットにするとトヨタ2000GTなみの骨董価値が潜在しているのではないか。 その車体にそのようなポテンシャルを秘めているのではないだろうか・・・と勝手に推量している。 冬の日中、或いは夜のネオン街。 フルオープンのソアラ430でゆっくり流していると月や星空の光を浴びれる。 そうとうに気分上昇も味わえる。 サンバイザーを上げていると髪の毛にも風が優しく吹き流れる。 クールなアタマ、暖かい下半身。 所謂「頭寒足熱」。 良好な気分を味わうには持って来いの身体環境だ。 クルマの用途として現在仕事で使っているワケではない。 純然たる「楽しみ」「娯楽」「贅沢」。 この選択にマチガイない自負している。 今後の価格動向も楽しみではあるしで現在も所有しているレクサス600hより運転している「楽しみ」は数段上位にある・・・少なくとも感覚的に。 イヤハヤ老境に達してこの乗り物道楽は有難い。何しろ自由に移動できるしそのコクピットは豪華なプライベートサロンなのであるから。 ありがとうございました M田朋玖 |