[戻る] |
■ 元気!! | 2020.12.18 |
ある精神的衝撃の為に夜普通に眠れず午前4時にやっと就寝。 起床午前8時。 4時間の睡眠で午前9時出発の集団バイクツーリング出た。 めざすは天草市(旧本渡市)。 皆でチャンポンを「食べよう」という訳である。 個人的には目的などどうでも良い。 新しく調達したリストバンドと腹巻が効を奏して寒さがいつもより緩い感じ。 水害以来いまだに無料化となっている人吉−八代間の高速を走り抜け、八代港をめぐって宇土半島の先端に在する三角町から天草群島に入り最大の「島」である下島の東端にある天草市に着倒したのは正午を過ぎて1時近く。 目的地の中華料理店は大盛況。 駐車場に入った7台のバイクの傍にたたずむ7人に「満席です」の声掛けで、断られたと思いきや「待て」ということらしい。 とりあえず所在なさげにぼんやりと待っていると入店ができ、中華風円卓の席に着くことができた。 ヤレヤレ。 昼飯を食すのもホネが折れるものなのだ。 都会での生活を思い出す。 ホイコーロー定食920円。 キャベツと豚肉の油炒めと野菜サラダと味噌汁と白御飯と漬物が付いている。 ナカナカ豪勢だ。 コスパが高い。 それらを平らげて帰路に就いた。 ほどほどの混み方で大矢野町ではいつもどおりの渋滞。 バイクの特権「スリ抜け」で居ならぶ車列を次々と何とかパスして行く。 信号の先端にバイクの鼻先を出して「青」を待って飛び出す。 これらの繰り返しで三角町から海岸を右に見て「不知火道の駅」でその日最後の仲間との休憩。 自分だけいつものライダースカフェに立ち寄る。 午後5:30分。 6時15分にカフェを後にして休憩に立ち寄った坂本PAで歩道に倒れている人を発見。 「医者なんで・・・」と声をかけて10人程の集団の中心をのぞき込むと若い女性(少女と言って良い)の過呼吸発作。 救急車が来るまで援助活動をする。 救急車の到着と同時にその場を離れる。 引率の先生と思しき男性から御礼の言葉を貰いながら愛車のCBR1000RRにまたがった。 夕方走っていると目が悪くなったかと思うくらい遠方の視野がぼやけるので試しに眼鏡を外したところ視界がクッキリと「見る」ことができる。 それでそのまま裸眼のままバイクを飛ばす。 今年の免許更新時には眼鏡等使用となっているのに何たることだ。 トシを取って野生を取り戻したかのような元気さだ。 「玄米菜食」のおかげかとにかく「玄米は元気になる」の通説どおりその威力はハンパないようだ。 前コラム「17歳の心」どころではない。 これだと17歳の肉体だ。 それより元気に思える。 その晩は「打ち上げ」にも個人的な二次会にも参加。 深夜まで語り、歌い、就寝がこれまた午前2時。 いやはや。 少しくらい自重しようと思うがどうも体がウズいてエネルギーの爆発が止まらない。 件の精神的衝撃が良い(?)刺激になったのか全身にアドレナリンやドーパミンなど元気ホルモンが豊富に分泌されている実感がある。 いったいどうなるんだろう。 一抹の不安を胸底に抱きながら本格的に60代後半へと突入してしまった。 異性交遊の問題は相変わらず喜びも深いけれど苦しみも反動が凄い。 トータルにみれば何も無いよりはマシかなんて肚をくくって次々と展覧される人生の出来事の荒波に乗せられている。 日常生活は通常どおり精神の浮沈はスーパーストーム。 イヤハヤ、これが我が60代の後半戦とは。 ありがとうございました M田朋玖 |