コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ 2020秋ツーリング記2020.11. 4

2020年10月25日(日)は久々のツーリング。
いつもの集合場所にはリーダー格の高校の後輩N君、薬剤師のIさん、耳鼻科の先生のOさんと私と計4台で出発。
行先は宮崎県西都市。
コスモス(秋桜)を見に行こうというワケである。

遅れて出発した筆者を道の駅で待っていてくれたスズキGSX1000、YAMAHA900XSR、隼1300、そして筆者のホンダCBR1000だ。
大型バイク4台はそれぞれに一路東へ向けて走り出す。
O先生のホンダアフリカツイン1000は洪水の被災で「オシャカ」らしい。
隼1300に乗り換えておられた。
2m近い巨漢の為か大型バイクの隼が原付バイクに見える。
足つきも良すぎて膝が屈曲している。
いつものように薬剤師先生の先導で走り出す。
筆者は2番手、3番のO先生、最後尾はリーダーのスキンヘッドN君だ。

米良から宮崎県に抜けるくねくね道をひたすら走ると西都市に到着。
コロナ騒動の中、人がたくさん集まっている。
美しい秋桜が秋空の下で風に揺れている。
大勢の人々がそれを眺めにやって来ている。
ラーメン屋さんで昼食。
野菜炒めだけ。
持参した玄米おにぎりを食しながら昼食をたいらげ筆者だけ高速で引き返すことになった。
スーパースポーツは前傾がキツくてやはりツーリング向けではない。
それでも少しも疲れを感じない。
微妙に自分に合っている。
テンションが上がる。
ほどほどの加速力、ほどほどの馬力、ほどほどのサイズ。
すべてが丁度良いと感じる。
相変わらずのスピード狂ぶりはこの愛車をして宮崎自動車道をカッ飛んで行く。

バックステップとやらで前傾がさらにキツイ。
こんなトシでもバイクの楽しみは少年の時のままだ。
50年前と殆んど自分の感覚で無変化というのも愉快だ。

高速のPAの芝生の上に寝転んでコーヒーと水。
秋晴れの晴天。
芝生の上から空を見上げると飛行機が短い飛行機雲を吹き出しながら南西に向かって飛んでいる。
何という幸福感。
素晴らしい人生だ。

休息し再びバイクにまたがり一路人吉への道を飛ばす。
数十年の時を超えて少年時代にワープした感覚があった。
身長と体重が当時と同じというのも心浮き立つ。
体が軽い。
この自由、この喜び、この遊び・・・。
これが少年時代の自分の夢であったことにあらためて気づかされる。
少年時代の夢は全て実現するもののようだ。
オートバイ、クルマ、そして女性、仕事。
それが我が人生の全てだ。

「人間の考えなど知れたモノ」
神と宇宙と霊界と神界とそれらの目に見えない世界と繋がっていない人間はどうやら淘汰されるらしい。
それらを思いながら秋の早い夕暮れの中,快調にオートバイを飛ばした。
月は薄青の空に白く淡い大きめの斑点のようにポッカリと孤独に浮かんでいる。
悠久の宇宙の流れの中で繰り広げられる。
人間の歴史など大したことはひとつもない。
ただ楽しめば良いのだ。
人生の全てを、宇宙の全てを愛と感謝の心さえあれば自分を「与える」と決めたならばこんなに気楽な世界はない。
地球上の暮らしはまるでパラダイスなのだ。
人生の100年を1年と仮定するとどんな人も蓄財やめて楽しく浪費することを選択するだろう。
人生は長いようで短い、短いようで長い。
楽しみまくるのにそれほどの工夫は要らない。
テレビを視るのをやめて新聞や雑誌などを読むのをやめて表に出ればそこは自然界(神の世界)が全ての美しい創造物をとりそろえて待ち受けている。
オートバイを駆る楽しみは自然との「触れあい」を深めることで得られる。
「俺の人生は最高だ」
そんな風に感じるこの頃。
初めてのCBR、ツーリング。まずまずどころかサイコーであった。

ありがとうございました
M田朋玖



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