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■ マシン(SS) | 2020.10.22 |
10月初旬にヤフーオークションで個人購入したホンダCBR1000RRが10月13日我が家に運ばれて来た。 白地に赤・白・青のトリコロールカラー。 真実は、東京住まいの娘とその彼氏の、「手腕」で、極めて安価に手に入れることが、できた。娘の交渉力は、抜群で自信もあるようである。ありがたいことだ。彼氏もバイク好き。同じCBR1000を同じヤフオクで、購入したらしい。とても楽しいやりとりであった。普段は喧嘩ばかりなのに。 それは、ともかく。新しい「仲間」は、見た目の清楚なイデタチとは異なりスーパースポーツに愧じないスーパーパワー。 逆輸入車なのでリミッター(速度制限・馬力制限)が無い。 それこそ「マシン」だ。 以前新車で衝動買いしてしまったカワサキH2のバケモノマシンには殆んど全く及ばないがそれなりによくエンジンがまわり、たまらないサウンドとグリップの手応えが何とも言えず良いフィーリングを醸し出している。 50年間のバイク人生で最高のヒット商品かも知れない。 とにかく自分の長年求めていた「オートバイ」の姿と性能と乗り心地がそれに詰まっていた。 白色のカラーリングも爽やかで素敵。 大満足と言えるスタイリングと性能だ。 音とフィーリングが極めて良い。 それほどの加速力がないエンジンの手応えが心地良い。 ライディングポジションが筆者にピッタシ。 即ち疲れない。 あらためてバイクのオモシロサを数10年ぶりに味わえた。 カワサキ14R購入以来だ。 それほどスピードを出さなくても音と走行感覚がスリリングで適当なアドレナリン放出を感じ、すぐにテンションが上昇する。 とにかくカッコイイ。 デザインもポジションも。 100〜120kmでも充分な満足感を味わえる。 とにかく良いバイクだ。 車体もコンパクトで軽く(200kg前後)、取りまわしが楽。 確かにエンジンは1000ccなので重いのであるがサイズが小ぶりでハンドルまでの距離が短く疲労感が少ない。 タンクに身をかがめて前傾を強くして走るとレーサー感覚。 何しろカテゴリーが「レーサーレプリカ」。 加速感はバツグン。 アドレナリン爆出!! 近頃の若者はこのアドレナリンの出るのをやたらに嫌うそうであるが適当にそれが放出されると元気、ヤル気が出て快感。 生活にメリハリが出来て良いし、所謂「ストレス解消」にもなる。 バイクにはそれほどその「危険度」を上まわる健康上、精神上のメリットがあるのだ。 世間では殆んど知られていないがバイク乗りにうつ病は少ない・・・というよりバイクで治ることが多い。 「バイク療法」 その治癒過程やメカニズムを語る紙面はないので後述する。 いずれにしてもこのトシで手に入れた「大人のオモチャ」ホンダCBR1000RR。 久々の大ヒットであった。 時間さえあればチョコチョコ乗っている。 どうもロング(長距離)は少し辛いかも知れない。 ポジションとして。 ただし乗っている時のフィーリングは繰り返しになるが絶品で素晴らしい「加速感」と「サウンド」。 購入した甲斐があったと思える。 とりあえずレーサーレプリカなので「スーパーバイク」や「モトGP」などオートバイレースの観戦(テレビで)している時にもライダー達はフィーリングやテクニックをリアルに感じ取れるのでこれまた楽しさが増す。 ハーレーダヴィッドソンとスクーターと今回のCBR1000。 筆者のバイク寿命を10年延ばしたというという実感がある。 ありがたいことだ。 オートバイという言うならば「マシン」は「男」という人種には心が躍るもののようだ。 筆者の場合、職業柄機械には弱いが「ソレ」に詳しい人の「話し」はいつもとても面白いと感じる。 全く興味津々。 ワクワクする。 それで近所のバイク屋さんとか友人のバイクフェチの連中達の解説や説話、講釈をありがたく拝聴して自らのライディングの参考にするのである。 これまたありがたいことだ。 人間はすべて「餅は餅屋」だ。 異業種・異業界には相当「うとい」と思っておいた方がよく、安易に転職をめざす人がいるがたとえば「夜の店」とか「風俗」とかにしたってただ単に容姿の良い女性だからと言ってその「職」に合っているとは限らない。 よく「未経験者」大歓迎なんていう求職広告があるが騙されてはイケナイ。 それなりに苦労や知恵や適性があるものだ。 この場合アタマの良い人が有利であるが、真に「知的」に勝った人、優った人は本業を深め、進化発展させようとするものである。 そうそう簡単に異業種に「移動」はしない。 個人的には「マシン」について極めて弱いので電気製品からクルマ、オートバイまでそれについて常に素人感覚で専門家や詳しい人に尋ねるようにしている。 自らも「ドクターマシン」と呼べるくらいハイスペック・高性能をめざしている。 ありがとうございました M田朋玖 |