コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ 神の国2020. 7.29

「日本は神の国」との発言で物議をかもしたのは元総理・森喜朗だったが個人的には「神の国」であると考えている。
実のところ世界中神の国なのであるが戦前の「神国日本」という言葉と日本帝国主義の「象徴的考え」とされていたのでWGIP(占領下の日本に戦争罪悪感を擦り込むプログラム)によってメディアや野党によって激しく問責された経緯があってこの言葉は完全に日本国では封印されてしまった。
残念である。

キリスト教、イスラム教、仏教など世界中の宗教観で言うと神の国とは「天国」を指す。
彼ら一神教の国々からすると「神の国」とは現世とは全く別の世界で霊魂だけが「入国」できると考えられているか、またはある特別な人だけが入ることを「許される」という思想であるようだ。
これらはあくまで思想の問題であるのでお互いにとやかく口を挟む類ではない。

日本のように多神教(インドのヒンズー教も多神教、ギリシャ時代のソレもそうだった)の国々では神様はいたるところにおられて自然界のすべては「神」で、時には人間も神とされている。
たとえば日本国の場合、特攻隊で亡くなった人々は皆さん神でありていに言えば野球の神様・川上哲治もイチローも神なのである。
いたるところそれぞれの世界で神だらけでこれらの呼称はキリスト教国では時々あるようだった。
今回の当地の水害は「川の神様」の怒りの仕業とも捉えることができる。
「海の神様」「山の神様」などなど日本国の遍満のいたるところに神様が在すると考えられている。
多くの日本人の殆んどはこれらの考え方に共通した感性を持っている。
これは単純に「考え方」なので一部の外国人や反日メディアや反日野党がとやかく言う問題ではない。
自然信仰、太陽や月や星への信仰と同じ特に難しい問題ではなく普通の日本人の抱くごく素朴で単純な思想なのである・・・ということは、日本人は宗教心が無いわけではなく多くの国民の心の中にも、たとえば自然界のあらゆる生物を包含している山や海や星やはたまた石コロなどの無生物あるいは特定の人間にも純粋に「神」が宿っていると考えているのだ。

斎藤一人という経営者で作家の人物に言わせるとあらゆる人の全てに「分け御霊(わけみたま)」として「神」がいると述べておられる。
この考えに個人的に全く異論はない。
「私は神である」と述べよなどと昔の女優さんで女蕩しで有名なウォーレン・ビーティ―の姉気味であられるシャーリー・マクレーンがハッキリと書いていてこれに類するコトを述べている人も多い・・・という理屈によって日本人が日本国のことを「神の国」と言っても矛盾も齟齬もないのだ。

「元寇」の時にモンゴルを打ち破ったのは台風の襲来で、これを後の人が「神風」と称したらしいがこれも諸説あって定かではない。
日本軍の戦い方が極めて巧妙で強かったという説もある。
そもそもモンゴル軍は騎馬民族。
勇猛で優れた「馬と弓矢」によるスピード感のある戦略で世界制覇を成し遂げたとされ「水軍」が強かったというハナシは聞かない。
これらの流れで日清・日露戦争での大勝利などを根拠に「不敗の国」というイメージが作られ、これらの歴史的背景を精神的な後ろ盾に「神風特攻隊」という言葉が軍隊内に生じ、これを国民も安易に受け入れた・・・という歴史的なトレンド、風潮があったと考えられている。

それで自国を所謂日本帝国による被侵略国と主張している中国・韓国などの圧力及びそれらに感化されている日本のメディアや野党による「神の国」批判があったと考えられている。
自分の国を「神の国」と言って何がおかしかろう。
他の国もそう思えば良いではないか。
僧居たらそれぞれの国民ももっと行動が恭しく厳かになって平静で慎重になるのではないだろうか。

水の神様、山の神様、海の神様。
それらによる天罰は定期的に人類におとずれる。
それは各種の自然災害であり戦争である。
人間の生命を「人柱」に地球をリセットするのだ。
「地球」というたったひとつの人類の拠りどころを勝手に線引きして「国家」と名乗り、自分の土地から噴き出した「油」を他国に高額で売り付けてとてつもない富を築いたり、勝手に耕して穀物を採取して食し蔵し穴を掘って水を汲み出したり、川をせき止めてダムを造ったり、海を埋め立てたり・・・などなどキリがないくらい人類は自然破壊という曲が事を地球に対して堂々と何のためらいもなく行いつづけている。
また人間社会の中でも「格差」を放置して一部の人々に地球の富を占有させ宇宙開発までにも手を伸ばしている。
これらが神の逆鱗に触れずにいられようか。

そろそろ神々の我慢も限界に来ているのかも知れない。

2020年代はこうしてウイルスという病原体・・・これは人間を中心に見るとそうであるが実際は自然界の一部で人類の発祥と共に出現し進化したとされる。
或る意味人工物と言っても過言ではないらしい。
今後10年間は自然災害が多発すると考えられている。
「神の国」「神々の地球」
いったいどうなさるんだろう。
「神の国」とはそれぞれの人間の心の内にそのままに「在る」。
その存在に全ての人が気づくことが世界の平和に資する・・・と考えている。

ありがとうございました
M田朋玖



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