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■ 相変わらずの・・・ | 2020. 4.10 |
世界的コロナ危機は実態と報道の乖離は相変わらずで、テレビ・新聞・週刊誌を中心としたメディアは何故か一斉に上記の危機を「煽っている」。 視聴率、販売部数が生命線なのが冷静客観的な類が少ない。 しかしながら結果として日本国では自粛と称し、他国はロックダウン、都市封鎖、外出禁止といった「人的移動制限措置」が世界中でとられていて世界経済危機(ファンドクライシス)は「リーマンショック」に匹敵すると予想される。 結果的に物流、即ち「物的移動制限」が生じてしまい世界経済のみならず日本経済も「リーマンショック」並みかそれ以上のショック状態に陥るらしい。 2008年に起こった世界的規模の投資銀行リーマンブラザースの破綻に端を発した世界的金融危機も我が日本国において最も深刻であったものの何とか乗り切った。 旅行業、イベント業、アミューズメント業、宿泊業、飲食業など件の「移動集合制限」は「コロナ」という口実の下おおっぴらに実践されており中小零細業者にとって極めて深刻であるようだ。 それらの業界規模の比率は0.1%以下と考えられている。 それよりも中国発の物流の停滞はヨーロッパ、米国、アジアなどで上記理由により制限され世界的な景気後退は避けられない模様だ。 より責任のある報道姿勢を保って欲しいが、そもそもメディアという存在の本能が「人心を動かす」ことなので当然の帰結かも知れない。 「連合艦隊長官・山本五十六」という邦画を観ると太平洋戦争の起点となった真珠湾攻撃も当時の日本国内の新聞各社の姿勢は「戦争支持」の立場で日本国民の心を戦争突入、戦争継続を煽っており、所謂「大本営発表」だけではなかったことが 分かる。 大きな意味での「戦犯」が。 現時点でのコロナウイルス報道態度は「用心せよ」「心配しろ」の一点張りで「安心して良い」とは決して言わない。 そりゃあそうだろう。 「安心しろ」と言って逆のケースだったらそれこそ責任の執りようがない。 勿論、元々メディアは責任を執らない。 先の戦争でも終戦と共にコロッと宗旨替えをして、まるで別人格のようにGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の言いなりになって国民にWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)を刷り込むことに腐心し、ついでに反日・親中国の姿勢を習癖として持たされてしまった。 日本は軍国主義で当時の軍部及び為政者は「犯罪人」で日本国民と世界を「悪」の戦争に導いたという「説」をあたかも真実のように装って国民に「罪悪感」を持って言わんばかりに喧伝しつづけた。 それらと同様に世界中のメディアと同様の「煽り癖」がついてまわって、今でも何かあるとすぐに一斉に煽る。 ナポレオンのパリ凱旋も皇帝が遠方から近づくにつれて新聞の内容も同人物非難から礼賛まで見事に変化していく事実が度々マスメディアの性質を語る逸話として紹介される。 即ち世情を整えよう、整理しよう、調整しようというより混乱させ、言うならばパニック状態にさせるよう働いているように見える。 それでも多くの国民は概ね正気のようでも繰り返し言葉にされるので少しずつ人々の無意識に刷り込まれて、まるで「自分の考え」のように世界中の「恐れ」と一体化してしまう。 ただネット上に現れる専門家の一部にはこれらの事態を冷静沈着に、数字を挙げてを紹介していてアタマがスッキリする。 何故か「煽り」に近い類には拒否反応を示すようになった。 色々な本を読み漁ると自然に情報の真実味が透かし見えるようになる気がする。 学歴も身分もない市井の一市民が特に読書もせずTVも観ないのに世情の先行きを見事に言い当てたりするので霊感直感も馬鹿には出来ない。。 日本人もそろそろ米国人のようにメディアの言うことを鵜呑みにしない方が良いのではないかと考えている。 ありがとうございました M田朋玖 |