コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

コラム:ひとくち・ゆうゆう・えっせい

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■ 4月になって2020. 4. 4

暖かい春とは言え北陸や北海道では雪の予報が出されている。
「四月の雪」は地域によって特にメズラシイモノではない。
ペ・ヨンジュンを主演にした「四月の雪」は日本でもヒットした韓国映画。
米国の映画でハリソン・フォード主演の「ランダム・ハーツ」の盗作ではないかと訴訟になったらしいが結末は不明。

両作品とも好きな作品で、時々観賞するために購入して所持している。
特に前者の映画は美しく切なくそこはかとない哀調を帯びているし、画面全体に一種の静けさも漂っている。
我らがヨン様と美貌の相手女優のやりとりが叙情豊かに描かれていて好もしい。
最近はこういうタイプの映画が少ない。
多分「売れない」だろう。
「ワイルド・スピード」「ミッション:インポッシブル」「007」他ド派手なアクションモノが「売れる」ようで、次々と連作される。
個人的にはチットモ面白く感じない。
何と言うか「芸術性」が乏しいと思える。所謂「ゲーム世代」とか単なる「クルマ好き」に受けているのだろうか。
主演の男女憂が少しも美しくない、イケテナイ。
あくまで個人的好みの問題であるけれど。

本題
今年の四月は世界が一種独特の沈滞ムード。
世の中に不穏な空気が漂っていて明るい陽光に反して世相は暗い。
医療機関にも「集団感染」の報道があるようで来院者数がしみじみと減っている。
これは或る程度予測していたことで、病院とか診療所というところは「バイ菌」の集まるところ・・・と素人的には感じられるもののようだ。
個人的にも知人友人の「お見舞い」の必要があっても病院の門をくぐることは滅多にない。
これは病原体の伝染を恐れてではなくイメージや精神的な伝染を恐れてである。
巷で伝染病・感染症の蔓延との流布がなされているので「いたしかたのないこと」だと考えている。
これを機会に遠隔診療について制度的に「やり易くなるよう緩和」してくれれば便利でありがたいが今の流れでもお役所がそうそう簡単に規制(手綱)を緩めるとは思えない。

多くの人々の色々な不安と不便はしばらくの間続くのだろう。
官僚や「国民を守る」立場の警察や消防を含め「コトが起こらないと動かない」という公僕の在り方は世界中の同組織の習性で、今さら大きく変化することはあるまいと思える。
ただし自衛隊についてはいくらか性質が異なるようだ。
そもそもあってはならない「有事」に備えて普段から準備し訓練している訳で「想定される有事」とか「最悪の場合」とかなど対象や目標が人間の想像に基づいた仮想の敵・仮想の災害なのでコトが起こっても他と比べて、いかにも「頼もしい」のは或る意味当然なのかも知れない。

結果的に今の行政府は自衛隊的な思考法を要するであろうし、警察も消防も「有事想定」とか「予防の立場」もあるので一般庶民からすると「対応の遅れ」とも取れるし「即応している」ようにも取れる。
マスコミの報道態度というものをよく観察してみると、悪く言うと「味噌も糞も一緒」「軽佻浮薄」。
世の中の動きに容易に流され世情を混乱させる傾向にあり殆んどの場合責任を執らない。
代表的には「朝日新聞」。
「慰安婦問題」も「福島原発」もそれらの誤報について謝罪して社長交代でチョンだ。
それで責任を執ったと言えるのであろうか。
しかし我ながらメディア攻撃がつづく。
何故なのだろう。
憂国の士を気取っているワケではない。
ただ危機感が常に脳裏にあり、つきまとって離れない。
多くのメディアの考えている危機感とは性質の異なる類で、戦前風にリストアップすると
@「国体の保持」
A「国民の福祉」
B「教育」
C「国防」
など日本国民からするとごく常識的なモノである。
Aはともかく@BCについてのメディアの動きは逆方向に動いているように見える。
「教育者を貶める」。
防衛費についての難癖、親中国など。
個人的にはひどく曲々しい類に感じる。例のウイルスの流行についての報道の仕方にしても・・・。

ありがとうございました
M田朋玖



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