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■ 認知症 | 2020. 2.23 |
65歳以上の7人に1人はなっているそうで、2025年には5人に1人になるらしい。 他人事ではない。 米国の医者でない同疾病の研究者の男性のドキュメント番組がNHK-BSで放映された。 その人物によれば病因は36ケ程度あり、治療には「生活改善」が有効とのことであった。 アルツハイマー型認知症に限ってはその研究成果があったようなのに「医学会」の正式な認定は貰えず臨床試験についての協力(医療機関の)も得られずご苦労されていた。 これは(認知症治療について)ネットの検索でも出て来ない情報なので改めて披露してみたい。 認知症の生活改善 1.野菜を多く食べる 2.糖質を制限する 3.軽い運動をする 4.瞑想する 5.長い睡眠を取る(8時間以上) (6.水を多く飲む) 以上である。 何のことはない。 アンチエイジングの方法、糖尿病・肥満・高血圧・心疾患などの生活習慣病の治療法と殆んど同じである。 昭和5年生まれの米国人映画監督で俳優のクリント・イーストウッド氏は御年、数えで90歳であられるのに現在も精力的に秀れた映画作品を撮っておられる。 年2作のペースで。 大したものである。 少なくとも認知症に罹患してはおられないようだし、他の曲々しい疾病を患っておられるとも聞かない。 前述した生活法を実践しておられると聞く。 特に野菜食、運動(テニス)、瞑想は有名である。 長生きして元気に、即ちアルツハイマー病になりたくなければ安易に薬に頼るより「生活改善」で「治した」方がはるかに賢明に思える。 現時点でドネペジルなどの治療薬は進行を抑える効果しかないうえにその効果も不確実だ。 今後、医学会や製薬会社はアルツハイマーの原因病態「アミロイドβの脳内蓄積」という理論とその解決法に注力し、自分たちの利益を図っていて「生活改善」などには関心がないように見える。 これは現在の経済活動の仕組みを思慮すると当然と思える。 結果的に「儲からない理屈」はいつも評判が悪い。 ありがとうございました M田朋玖 |