コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

コラム:ひとくち・ゆうゆう・えっせい

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■ ホンダイズム2020. 2.20

手持ちのオートバイがカワサキ、ヤマハからホンダに入れ替わってバイク乗りがより軽快になった。
原点に戻ったフィーリング。
ビッグスクーター(250cc)フォルツァ、CBR250R、VFR800plusの3台がホンダ。
ハーレーダヴィッドソンスポスタ883。
若い時からすると想像もできない我がバイク達の陣容だ。

はじまりは去年の2月。
心療内科の学会の時に鹿児島で借りて乗った初めてのレンタルバイク、ホンダCBR400。
当時所有して乗っていた大型オートバイ(ヤマハFJR1300)からするとまるで玩具だ。
大型で鍛えてあるのか原付50ccくらいに感じた。
実際にクルマの追い越しがやっとだ。
スピードが出ない、加速しない。
それでもこの楽しさはなんだ。
景色が良く見える。
鹿児島市内から指宿市までの海岸道路は比較的空いている。
桜島を左後方に見ながら走るその道は海に向かって南面しているせいかイヤに明るい。
いったん南下して復路も同じ道を選択し「南海部品」という名称のレンタルバイクも営んでいるオートバイ部品屋さんに約3時間で返した。

その時がキッカケでとりあえず何でも乗ってみようとレンタルバイクでCBR400R(2気筒)、ニンジャ400(カワサキ・2気筒)を交互に乗ってみた。
ホンダの方がはるかに楽しくて乗りやすい。
それで近所のバイク屋さんで同じホンダのCBR250R(単気筒)にまたがってみるとこれが400ccより「良い」。
走り始めの鼓動感が高速走行(自足100km)でも続く。
小排気量のエンジンを軽やかに回して乗るという楽しさなのかバツグンに良いフィーリング。
不思議な安心感も大型よりは「ある」。
それはスピードの「出なさ」と「扱いやすさ」か。
コーナリングに何の工夫も作為も要らない。
とにかく自然に曲がる。

「普段乗り」にしていたVFR800よりも楽しさはCBR250Rの方が上位かも知れない。
VFRは2個のパニアケース(荷物入れ)があり、その便利さとエンジンの鼓動感が秀逸な秀作であるが何しろリッターバイク並みに重い。
その重さが一種の安心感もくれるが恐怖感も味わう。

「重い」「速い」「大きい」はバイク乗りの恐怖要因とあらためて思い知った。
その反対に「軽い」「遅い」「小さい」は楽で楽しい。

ついでにCBR250Rはエンジンの手応えが単気筒の為に低速から高速まで味わえるので、これはもうこの軽バイク(CBR250R)に現時点での「楽しさ」はナンバーワンの栄誉を与えたい。
利便性については撥水加工のリアバッグが結構使える。
普通の買い物ならば充分に入る容量だ。
また大型風防、グリップヒーター、ETCなどで快適性は格段に上昇した。

ところでカワサキH2ニンジャはとてもゴージャスで良いバイクだ。
乗り心地はクルマでいうとロールスロイスかも知れない。
静かで滑らかな走り、振動も音も極力抑え目。
高価でハッタリの効いた美しいオートバイ。
それが世界に冠たるH2だ・・・それでもCBR250Rの方が「楽しい」「愉快」。
オートバイはクルマのような進化をせずに本来の楽しさを追求するなら軽バイク(250cc以下・車検不要)に行きつくのではないかと最近思う。
その機動性、カンタンさについては相当に洗練されている。
「楽しさ」だけを抽出して味わえる大変な乗りモノだ。

単なる自転車のオヤジ、本田宗一郎が世界一を目指してその公言どおりにマン島TTレースに優勝して自動車の製造まで手がけ世界最高峰の自動車レースF1でも優勝を重ね、最近再び復帰。
昨年のレースでは何回かの優勝を飾ったようだ。
ご存知オートバイレースの最高峰・モトGPでは我らのマルク・マルケスの駆るホンダの連勝がつづいている。

さらに「ホンダジェット」。
米国のホンダ子会社の製造した高性能のプライベートジェットはその速度と安全性、燃費から最高の売れ行きを得ているそうだ。
本当に大したものである。
日本の自動車生産台数も現時点でトヨタに次いで第二位。

オートバイについては言わずもがな世界一である。
その性能、生産量において・・・。

「ホンダイズム」とはチャレンジ精神なのか人真似をしないパイオニアスピリットか。
進化しつづける会社は見ていて気持ち良い。
何と自転車屋さんがジェット機なのだ。
ホンダの造る自動車もオートバイも生半可な性能ではない。
最高難度のレースにも勝てる性能なのだ。

そんなことを考えながらホンダのオートバイを飛ばしているとテンションが更に上がってくる。
「ホンダイズム」の切れ端を堪能している感覚が・・・。
ホンダイズムとは挑戦。
それも素晴らしく高い目標を掲げて突き進むレベル。
人間は不可能(・・・と思える)なレベルまで「背伸び」しないとイケナイものではないかと時々思う。

ありがとうございました
M田朋玖



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