コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ 売国土2019.12.19

日本の国土を含め全ての資源が「売られてしまう」という「危機」があるようだ。
勿論、買取者は中国。
圧倒的な人口と経済力で台湾、日本を飲み込もうとしている。
チベットや香港と同様に。
これはあらがい難い歴史的な未来予測で、人口減少とそれに伴って生じる経済活動の急落下している日本国の偽らざる未来像だ。

誰もこのことに直面しないで目先の個人の享楽と幸福追求に明け暮れている愚かで矮小な日本人。
それこそ中国から見たかつての「倭国」に成り下がろうとしている。
我が国の現時点で置かれた悲しい現実だ。
その民族の盛衰は歴史的に軍事力を含めた国力と純粋に比例する。
長い平和と安楽と個人主義の果ての国と民の未来はいつも同じ様相を呈する。
滅亡。
人間は危機と飢餓の中でしか鍛錬されないのか。
そんなことはないと個人的には思う。
優れた教育によって危機意識を涵養し小国ながら「国家」を保っている国がいくらもある。
永世中立を謳っているスイス・スウェーデン、常にロシアの西進に怯えるフィンランド、同じく中国の南進を警戒するヴェトナムなど現在の日本よりも豊かな未来、少なくとも衰滅の予兆は見られない。
アラブ諸国に囲まれた小国イスラエル。
国境を侵略の恐れのある驚異の国々に囲まれ実際に何度もその支配にさらされて来た民族は危機感が違う。

@ 戦争が強いこと(喧嘩が強いこと)
A 教育が充実していること(やや厳しめの)
これらが国を救うかも知れない・・・とりわけ@は極めて重要である。
これまでの歴史でかつてこれが弱くて繁栄した例はない。
平和ボケした多くの日本人にはこのことが理解できない。
経済力は勿論大事だが軍事力はそれと同等かそれ以上の国家の保持力だ。
現在日本の軍事力(自衛隊)はその兵器の優秀さにおいては先進国のレベルであるがそれを使用する軍人(自衛隊員)の資質については疑問符がつく。
それは技術、技量の問題ではない。
意志でもない。
国を守る、敵を攻撃する蛮勇とも呼べる度胸についてである。
「生命がけで国を守る」意識が果たしてあるのか。
兵器、兵力(数)よりもそのモチベーション(国防意識)については優れた教育に頼るしかない。
メディアを含めた国民全体の「意識」「コンセンサス」が現時点では充分でない印象だ。

売国「奴」たちが国のトップやメディアを汚染している現在の我が国にそれらの矜持を求めることがどだい無理な話なのかも知れない。

実際に数年前に筆者高齢者施設を数億円で買収に来た昔の友人がいて「チャイナマネー」だろうと率直に指摘すると不承不承首肯した。
土地だけでなくあらゆるシステム、人、ハコモノ・・・なんでもかんでも買いに来ているのだ。
隣国は。
国を挙げて。
ただの「爆買い」などという観光客の「買い物」ではないのだ。
隣国の買い物は。
国が乗っ取られる。
これは近未来確実に予想されている。悲しい現実だ。

ありがとうございました
M田朋玖



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