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■ アマロリ | 2019.12.17 |
尿療法のことである。 自分の排泄した尿を飲用したり肌につけたりする民間療法のひとつで平成2年頃著書が出て一時期流行した。 ヨットレースで転覆した「たか号」の乗組員の人が自分の尿を飲んで助かったことが有名になり、それをしなかった残り6人が全員死亡したことで単に渇きを癒やす水分としての効果もあると考えられる。 ウォーターワールドというケビン・コストナー主演の映画でも真水の不足する海上のいかだの上で半魚人の主人公が自分の尿を飲むシーンが出てくる。 当時初めて見た時には「キタナイ」とか「気持ち悪い」と思ったがあらためて知人に勧められて実践してみると結構「悪くない」。 朝一番の尿を即飲用するのだが、紙コップに満たし100cc〜200cc飲むとそれほどマズくはない。 食べ物の影響を強く受けるようで菜食主義者の尿はおいしいそうである。 微妙な尿の変化はあるもの個人的に「飲めない」ことはないので、とりあえず「つづけている」が「調子は良い」。 「顔色が良い」とか「元気そう」とかよく言われる。 しばらくつづけてみたいと思う。 尿療法に否定的な論言もあるが特に毒性はないようだし前述した「たか号」の逸話もあるし、こと水不足とかの「サバイバル」の環境にあるワケではないが「生きのびた」証拠があるのでまずは実践してみるということで試飲している次第だ。 何しろ最も良い効果は夜間の排尿覚醒が苦にならなくなった。 「尿を飲む」という積極的目的が「排尿しなければならない」という切迫感を上まわったからで「健康の為」という動機も重なって夜が尚更に楽しくなった。 我ながら不思議で喜ばしい心境の変化だ。 このような簡単な民間療法の効果の真偽についてより、その「健康志向」そのものが健康に益している気がする。 強く念じるとか渇望するというのではなく、かるく願うという意味で毎日の快適な暮らしに習慣づけていくと何かしら人生に「ヨロシキ」類の行動と思える。 実に簡単であるので「尿を飲む」ということに抵抗の無い人は一験の価値はあると思える。 ありがとうございました M田朋玖 |