コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

コラム:ひとくち・ゆうゆう・えっせい

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■ 真実2019.10.25

月めくりのカレンダーが薄くなって、今年も残すところ3枚。
2ヶ月とチョットだ。
今年は「バイクイヤー」と呼べるほどにそれに乗った。
以前の愛車よりコンパクト。
800ccという中途半端なサイズは取りまわしの良さとパワー不足がありがたい。
発狂したかのような高速走行が苦手になった。
何しろアクセルを強く捻るのがメンドウクサイ。
以前からするとずい分と気楽だ。
「軽い、遅い、小柄」の新しい愛車たち。

秋の訪れと共に理由の無い気分の落ち込みが生じている。
まったくもって悩ましい近々の我が脳の状態だ。
考え事、それもネガティブなソレが次々と心に湧き上がる。
仕事の無い日が特に酷い。
自分の年齢と体力、気力の衰えが執拗に顕在意識に上ってくる。
精神疾患、双極性障害(躁うつ病)の2型ではないかと或る人に指摘されたことがある。
まさしく「そのとおり」かも知れない。

「病んでいる」心。

ところで「人類全体が病んでいない」と確言できる人はそういまい。
麻薬、暴力、戦争、格差、難民、腐敗、貧困、飢餓、堕落、貪欲・・・これらの人間の荒廃した心を映し出す現実の悲惨な有様が心を苦しめる。
とても他人事とは思えない。
勿論、他人事でもない。
まるでヨソ事のように捉え、自分のことだけ考えて生きることも、今世紀中にはできなくなるかも知れない。
今の世界情勢の悪しき流れは誰かが止めるべきだと思える。
また怒った神々が未曽有の天災という名の鉄槌を人間共に見舞うかも知れない。

中国の台頭とその中枢部の独裁体制と腐敗。
それに同調する軍事大国ロシア、トルコなど多くの中進国の軍拡。それらの国々で通例の政治腐敗。
同様の事柄が超大国・米国にも存するらしい。
「自由な政治献金」を許した法律は政治腐敗を強力に後押しした。
殆んどすべての政治家は富裕層の献金を受け入れ・・・大統領も含め下院議員も共和・民主両党など容赦なく打ち込まれる「献金」という名の「賄賂」がヘロインのように為政者達の脳髄の前頭葉の一部、倫理観・道徳観を司る部分を麻痺させ、富裕層の人々のエゴに基づいた低レベルの欲求が「意のままの政治」を現出させた。その誰も抗しきれないシステムは、名ばかりの「民主主義もどき」で自分達の都合の良い専制体制を構築させている。

目もくらむような「大金」を目の前にして正気をなくし、清明な意識の混濁しない人間が存在するのであろうか。
全く自信がない。
彼らの立場になったら、たとえば「生命を狙われる」ほどの脅しや「大金を貰う」という「飴と鞭」に抗いきれる人間がこの世界にどれだけいるのだろうか。

富と権力が合体した時、殆んどの人間がその毒素に侵されて純心、良心が鈍磨し堕落してしまうのだ。
どうもそういう性質を持つように人間は創造されているように思える。
これらを超越できるのは「名も生命も要らぬ」偉大な魂を持った人物であろう。
そんな離れ技を体現できそうな人間を現世で発見するのは相当に困難と思える。またそのような人間を大衆は抹殺しようとするかも知れない。自分たちの価値観にそぐわないという理由で。

彼らに比べ日本国の安倍晋三さんが少しく立派に見える。
少なくとも莫大なお金を「注射」され堕ちていく人物には見えない。
その相貌にそれらの翳りがうかがえない。
彼の人は世界中の堕落した人間共に上手に利用されているように見える。
日本国と日本人の民度、即ち倫理観・道徳観が、上記した国々との落差を感じさせられる。
昨今の国際情勢は「裏側」まで見せられないと理解不能だ。。
幸い現今の日本で「献金=賄賂」の図式がまだ作られていない。
デタラメを述べたてる中韓のメディアや行政府も逆に日本人の廉潔さを際立たせる。
その本質を見れる人に限るが・・・。

日本のメディアはこうした世界の惨状をあまり流さない。
上手に加工している。
ハンス・ロスリングというスウェーデンのグローバルな研究者の近著「ファクトフルネス(事実がいっぱい)」を読むと、相対的に日本人の国際感覚、国際認知度の低さを知らされる。
日本国内のメディア報道と書物には明らかな乖離があり、メディア側の意図的な大衆操作を感じさせる。
それは或る意味、人心の平穏を保つという意味で良いことではないかと思われるが、危機感の欠如という側面から鑑みると大問題だ。

「日本が取り残され」「蚊帳の外」という状態は結果的にマズイと思える。
世間を正しく知ろうという明確な意思を持たずに日本国に住んでいると世界の実状は見えて来ない。
それほどに恣意的、それも何かしら悪意を持った意図さえ感じさせる日本国内の報道内容である。

NHKと朝日新聞の中国・韓国に寄り添った「自虐的歴史観」は相も変わらずで、旧日本軍と米軍の「悪事」をこれでもかこれでもかと暴いてみせる。
NHKの得意技「特別に入手した機密文書」による「緊急特別番組」をBS放送で流す。内容を見なくてもタイトルだけで「言いたいこと」が分かる。
前記した操作的な文言と映像に終始してワンパターンだ。つまり「日本国と米国は常に悪国」というワケである。

一般の日本人に対するこのようなツンボ桟敷的情報環境は世界的傾向であるものの、真実を求めて多面的に情報整理をしておかないと世界中の悪しき支配者共に日本人と日本国が乗っ取られ牛耳られてしまうかも知れない。もしかしたら現在そういう事態に立ち至っていて我々は「見えない」聞こえない」「感じれない」状態。
その証拠を日本のメディアの報道内容のいたるところに観ることができる。そう疑って見れば。

「何が本当か分からない」
これだけが「真実」なのだ。
筆者が猜疑心のカタマリというわけではなく、日本人があまりにも純朴で無邪気過ぎると思うのだ。メディアに対して無防備過ぎる。報道内容を「真実」だという前提で会話をしている人々を見るにつけ。

ありがとうございました
M田朋王久



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