コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ 欲2019.10.20

以前のコラムで欲は「与苦」
苦しみを与える厄介なモノと書いたが今回は少し異なる視点でこの「欲」について論じてみたい。

「人間の三大欲求」と検索すると食欲・性欲・睡眠欲と出てくる。
個人的には「ヘエ〜」という感覚である。
さらに日本人の場合、睡眠欲がトップで50%ほど、残り40%が食欲で性欲が10%となる。
「そんなものかなあ」というか個人的にはかなり驚きである。

睡眠欲という「欲」は最近自覚したもので、もっと若くて元気な時は「眠り」について相当に無頓着であった。
結果的に慢性睡眠不足状態で、当時の写真を見ると「目の下の隈」が目立っている。
今は睡眠8時間以上を心がけているので目の下の隈は見事に消失。

日中いつもキツクて眠い。
この症状が睡眠不足によるモノと気づけたのは「最高の体調」という新刊の書物のお陰である。
世間で言う睡眠7時間とか長時間睡眠は短命とかのショートスリーパーは天才(これを崇めたてる風潮があった)とかデタラメな文言の為に大変迷惑した。
騙されていたのだ。
今はとにかく好きなだけタップリ寝たいだけ、眠りたいだけ眠っているので、体調がすこぶるつきに良い。
短時間睡眠を勧める本(「短時間睡眠の方法」等)についての類などもあって、これらが社会にもたらした影響の受益者としては今現のすべての業種でコンビニエンスストアや多くのディスカウントショップなど24時間営業の店舗、飲食店チェーン、殆んどの病院、製薬会社(短時間睡眠による疾病や体調不良者の増加)、テレビ、ネット、本屋、映画館、ナイトクラブ、スナックなどの夜の店など数え上げたらキリがない。
あらためて短眠の受益者がいかに多いことか気づかされる。
人間の睡眠欲に対する圧力、それもネガティブな圧力があって、過労死などもこの睡眠の問題が大きく関わっていると思える。

筆者の場合、ここ数年夕食なし、テレビなし、ネットなし、夜の店なしの生活を送って夕方以降の過ごし方。日常の中心に長くて良質な睡眠を置いている。
それによって日中の気分と活動性の上昇、高いパフォーマンス獲得などの良果を得ている。
読者諸氏も一度試されたらよろしかろうと強くお勧めする。

睡眠については以上の個人的な流れと歴史があって一時期「ショートスリーパー」とされていた、みのもんた、ビートたけしなど錚々たる著名人や「皇帝」ナポレオンが有名だが、彼らへの憧れも今は消失している。
特に我らがタケシ様の肥満ぶりを拝見するにつけ短眠が因しているのではないかと余計な推測をしている。
何しろ経験的にも学術的にも短眠者は肥満するという原理法則があるからで、これは後述する。

さて三大欲求に戻る。
自分の欲求をザッとでも検討すると欲求の最大は性欲で60~80%となる。
次に睡眠欲20~30%、残りが食欲でこの欲求は5%以下だ。
日頃から「食べたい物」は殆んど無い。
「食べることが大好き」という人々からすると異端であろうと思える。
結果お金を持って東京の高級ホテルなどに泊まってもとりたててすることがない。
コンビニで買って来た納豆と豆腐と持参した玄米おにぎりを食べながらウイスキーを60ccくらい飲んで眠るだけ。
星のない街なんて殺風景だ。

誰か素敵な女性のパートナーとでもいれば楽しいだろうと思えるがこれも現実的にメンドウクサイ。

三大欲求とは違うが性欲をベースに仕事欲、バイク欲、読書欲、知識欲、放浪欲、オシャレ欲、飲酒欲、タバコ欲がこの順番で心の中にあって時々悩まされる。
連休などで仕事欲がそがれ、仕事でバイク欲がそがれる。一種のアンビバレント。
基本的に性欲とオシャレ欲で1日を満たしている。
ただし性欲と言ったって性行為や性行動そのものとは無関係。本屋に行って小説を読んだり映画を観たり、性的な妄想にふけったり、街に出て女性や男性をボンヤリと眺めるだけでコト足りる。
これらの行動思索も性行動に分類していてオシャレも、性欲にその根を発したものと捉えている。

性欲が衰えるとオシャレや読書や芸術鑑賞などに興味が無くなる。
多くの人が10%しか持たないとされる性欲をもっと大事にしたら人生を、もっと彩りを帯びた心豊かなモノに変えれる。と思う。
「愛と性」
これが筆者の人生の中心にある難解な感情と解りやすい欲である。
若い時には殆んど「欲求不満」状態なので「欲」は「与苦」になってしまうのだ。
65歳にもなると欲は楽しみの元になる。
年を重ねるのもまんざらではない。

ありがとうございました
M田朋王久



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