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■ カラオケ | 2019. 8.13 |
昨年暮れにはLemonという米津玄師のヒット曲をモノにした。 かなり難しくてひととおり「歌える」レベルになるのに結局1ヵ月を要した。 お陰で歌詞とメロディーを全て憶えてしまった。 今でもソラで歌える・・・上手に歌える・・・というワケではない。 とりあえずメロディーを追えるという程度。 昨年の夏には「ナツノハナ」というJUJUの曲も歌えるようになった。 歌詞を憶えるほど時間を要しなかったが歌っているとハイになる。 Lemonは曲が好きというより「センセーに合いそう」というスタッフの女性の甘言に乗って「憶えて歌って見せよう」と決意し実行したのである。 「ナツノハナ」は気に入って好きで覚えた。 新しい歌も当然好きな曲と嫌いな曲があって、どちらかというと前者が少ない。 滅多にこれに出逢わない。 今も、どうしても「来生たかお」一辺倒で倦きるほど聴いて倦きている・・・けれども他の曲には殆んど心が向かない。 さてカラオケ。 先日、映画を観に行った折にチケット売り場の対面に「カラハコ」なる一人か二人で楽しめる箱型のシースルーの遊具があって試しに入ってみたところ結構面白かった。 ヘッドフォンとマイクが2ケずつ1組設置してあって、外のウルサイ騒音も聞こえてくるがカラオケそのものがとりあえず楽しめる。 ヘッドフォンのお陰で自分の声がよく聞こえて楽しい。 色々考えたものである。 アミューズメント業界もあの手この手の新種のマシンを開発して世に出して行かないと立ち行かない時代なのか。 「カラオケ」もここ数年で夜の店に定着してチョットした高級クラブでもランクの中くらいのレベル店には部分的にカラオケが設置してあるようだ。 それは大概VIPルームだったりテーブルごとに音を小さく出来る移動式のこじんまりした類だったりと色々工夫を凝らしているようであるが、カラオケそのものを嫌悪する人もいたりそれを好きでいても人の歌を聴くのは嫌というようなワガママな人達もおられてその扱いには一工夫も二工夫もしておられるようだ。 ・・・とは言うもののどこの店もカラオケの扱いには案外にぞんざいで、ただ置いておけば良いと自己満足的に勝手に得心してお客へのサービスに熱心な店はそれほど多くはない。 カラオケボックスというのがしばらく流行したが、これは田舎では廃れてしまった感がある。 チェーン展開をしている大手のソレは都会を中心にまだその命脈を保っているが、田舎は人口減・飲酒人口の減少とカラオケボックスそのもののとりわけ質の劣悪さによって「羽振り」はイマヒトツだ。 というのはカラオケボックスはその名称のとおりただの“ボックス”で少しも音響が良くない。 壁や室内の調度など工夫が見られず、どこかの店はこと「音」についてはオカシイと思えるくらい悪い。 不思議な現実だ。 これは音にこだわっている「カラオケスナック」に軍配があがる。 スナック、夜の店の中には女の子一人雇うよりも安い質のモノだと割り切ってカラオケのレベルを思い切ってランクアップしてお客の為へのサービス向上としている例もある。 それなりに繁盛しているようだ。 「カラオケの質」についてはあまりに粗雑な感性であると、折角それを置いているのに「お陰がない」という店主とお客の状況にあるのにはいつも強く残念に思う。 結局いつの時代もサービス業であるのはすべからくサービスの質を問われている。 「課題を突きつけられる」と言っても良い。 話しはカラオケから急に変わるが、コンビニエンスストアについても一筆記してみたい。 個人的には最大手セブン・イレブンを最も好まない。 何となく不親切だから。 内装も外観も素晴らしく清潔で美しく店員さんの動きもスピーディーで親切であるが合理的でたとえばゴミ入れが店内にあったりテーブルや椅子が無かったり売れ筋以外の商品を置いていなかったりととにかくツマラナイ。 殺風景。 その点ファミリーマートやローソンには生花があったりゴミ箱が店外にあったりテーブルや椅子が設置してあったりしてセブンよりどこかしら細やかな「親切心」を感じさせられて好もしい。 一般の人はセブンがお好みであるが清潔・整理整頓・合理性・スピードなど日本人のA型気質にマッチしているのであろうと思える。 筆者はやはり少数派なのであろう。 話しを戻す。 日本のカラオケは先進国を中心にひとつの娯楽文化として世界中で楽しまれているそうだ。 一時期の中国では「カラオケ」というと女性を絡めた接待の場所としての機能を備えていた施設であったらしいが今はどうか知らない。 個人的には歌を歌うのが好きで、これは健康にとても益するらしく長命を得たという説があって健康の為という側面を考えて好んでいるけれどもモノには限度というものがあるようで、演歌系の歌の新曲を次々と覚えて日常的に歌っていた散髪屋さんのオヤジさんは過日脳卒中で倒れて施設に入っておられる。 この方は長時間歩行・・・それは1時間から2時間を習慣にしておられ、歌と同様に脳とカラダの健康自慢をされていたのであるが歌か歩行か、はたまた習慣的な魚食かは不明であるが齢80歳とは言え同様の結末を得られた。 こういう顛末の方は他に数名おられるのでカラオケを運動(腹筋と胸筋の運動)とカウントするといずれもやり過ぎ、過激になると逆に健康を害するかも知れないと考えている。 西城秀樹という昭和の大歌手は若くして(40代)脳梗塞で倒れ、数回の再発作を繰り返し、完全復活を果たせないまま昨年5月に鬼籍に入られたようだ。 同人の絶叫型の歌唱法は脳血管を傷めるのかも知れないが、やはり放埓で乱脈な飲食生活にその因を求めるべきであろう。 けれども歌にまつわるネガティブな印象を少しく筆者個人に与えてはいるようで、歌にも歩行にも用心はしている。 今は夜の店でもコーヒーを飲んで好きな歌数曲をカラオケで楽しんで、どうでも良い無難な会話で時間を過ごし、遅くとも11時前には帰宅して速攻で就寝するようにしている。 ストレスの解消効果については少なからずの実感があり、スポーツと同等くらいの効果が認められる・・・と考えている。 翌日の気分から推し量ると。 ありがとうございました M田朋王久 |