コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

コラム:ひとくち・ゆうゆう・えっせい

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■ おまじないの本2019. 1.16

40代頃から腰痛を持っていた。48歳頃に一度「ギックリ腰」という状態になり整形外科、整骨院と整体と評判を頼りにあちこち通った。
それでもナカナカ軽快せず、そうこうしているウチに何となく治ってしまっていた。昨年(平成30年)の夏に再び「腰痛」状態になり鎮痛剤の内服、外用剤を試用するもイマヒトツ。リハビリの先生などに相談したところ腰部と足の骨の「歪み」を指摘され施術をしてもらって一時的にそれらの全ての症状に一定の効果を認めたもののどうもスッキリしない。
歩き方が前屈して高齢者のソレに似ている。
即ち腰が伸びていない態。
勿論、正真正銘の「高齢者」ではあるけれど・・・。

そこで「食養生」をすることにしてみた。
苦肉の策というよりは生前の母親からの伝聞と「本の知識」
これは食事を変えるのが根本的で長期的な解決法ではないかと考えたワケである。
科学的にも或る程度しっかりとした理論理屈があるとおぼろげながらあり、納得をもって始めた次第だ。
結果的には最も速効しており、成果(腰痛消失)もしっかりと得られた。
凄いことである。

具体的にどういう食事をしたかというと、まず糖質を含んだ飲料のビールをやめてみた。
するとたちどころにとりあえず「腰痛」は取れた。
しかし何か「腰にある」。
朝から背筋がスッと伸びないし歩き方が前屈している。
少なくとも若者のようにスクッとした立ち姿にならない。
勿論、意識すれば出来るけれど・・・。
そこであらためて自分の食事の内容を点検してみると夜食のパンというのがあった。
中途半端な「甘い物好き」への未練たらたらの口卑しい悪癖。これもやめてみたところ「腰」はスッキリと軽くなった。
毎日の生活で「腰」を意識することは見事に無くなったのである。

これらの実体験で検証できたことのひとつに、腰痛は「腰部の炎症であり、その炎症を惹起する物質の摂取をやめれば炎症そのものも治まり、結果的に腰痛も治る」というひとつの仮説である。

これは肉体のすべての臓器に適応される理論かも知れず、自分だけでなく多くの他の人々への「飲食生活」の検討・改善を勧めれば肉体の異常・不調、即ち疾病・損傷をかなりの精度で治すことができるのではないかと考えたのである。

ついでに、昔に読んだ古い「おまじない」の本がある。
その古めかしい古書の復刻版に旧字体の文字で「禿頭の治し方」という項があって、それには「メシを食うな」とあった。
確かにコメの大食者は大概「禿げておられる」。
勿論、遺伝の要素もあるであろうし「禿頭」のなりやすさには個人差があって、多くの人は「遺伝だから仕方ない」と諦めておられるのが現状と思える。
それでも最近はAGAと言って男性型壮年型脱毛に対して内服する「治療薬」も開発されていて一定の効果をあげているようだ。

男性型脱毛は病気ではない。
大昔から殆んどの男性はどんなにフサフサとしていても、逆に若い時にフサフサしているほど脱毛が生じることが多い。
女性ホルモン、男性ホルモンの分泌バランスの不具合、減少によって起こってくるそうだ。
ただし「慢性炎症」説というのがあって先述した「まじない本」の治療法はこれに基づいていると思える。
糖質、それもGI値の高い食品の大量摂取はカラダに炎症を惹起させるようだ。
これは科学的に検証されたメカニズムで、それらの過剰摂取によるAGEの産生が皮膚のシワ、タルミ、脱毛など目に見える皮膚の老化を生じさせる。男女共に内臓より明瞭に自覚できて、外見を気にする人にとっては心理的にとても深刻だ。

「抜け毛」「薄毛」についての怪し気なおびただしい数の育毛剤が市場に出まわっている。
カツラなどを含めヘアケアマーケットの国内規模は4400億円とのことだ。
であれ計算上は国民一人あたり3000円か4000円をそれらメンドクサイことの為に使っていることになる。

髪の悩みは多くの人が抱えていて、年代別には20代が最多らしい。
それはそうだろう。
多感な時期だし、外見が気になる年頃だ。
結婚もひかえている。
また高齢、60代70代80代になってもそれらのヘアケアに使う神経の度合いが少しも衰えず、これはその人の性欲のレベルや従事している仕事に準拠していると思えるが詳細は不明だ。

いずれにしても「昔のおまじないの本」の伝が最も簡単な方法なので、髪の毛にチカラがなくなって来た、弱って来たと感じたら一度試してみる価値はあるだろう。

それは毎日の臨床で現実の現象として実感できるし、真のメカニズムについてはまだ不確定でも、色々と書物で調べて来て、この「おまじないの本」には一番心惹かれる。
何故かというと
1)キッパリと断言してあること。
2)現代の栄養科学で理にかなっていること。
3)簡単なこと・・・などである。

それで試しにさらに糖質を制限したところ、まず腰の具合が良くなり、ついでに髪の元気が出て来た。
これは数日で実感できることなので試して見られたら良いだろう。
糖質の過剰摂取にはハッキリと「害」と出ているので色々な世間の論言に惑わされないでまず「試してみる」ことが賢明な選択ではないだろうか。
年齢を重ねるほどこれらの実感が強くなるものだ。
またそれらの食物の摂取については殊更に用心深く慎重になることが望ましい。
これは個人差があって何とも言えないが、それぞれに皮膚や髪を含めて臓器の丈夫さには遺伝的に差がある。
これは誰しも承知のことであるが、それでも何かしら普遍的なルールがあって、それは多く「言い伝え」とか「まじない」とか「占い」のような類に含まれていると考えている。

それらには時間を経ても古ぼけない「何か」があるのだ。
また現代人は「科学的」とか「データ」とか「エビデンス」とかいう言葉に騙されて、それらの「言い伝え」とか「迷信」とかを軽んじる気味がある気がする。

「おまじない」なんていう本があってそれを買ってまで読む自分の好奇心も自身の健康管理のみならず、少しは仕事の役に立っているかもしれない。

追記
高度肥満の治療もしているが、概ね順調だ。筆者の理論通り実行していただくと、皆さん見事に痩せられる。ついでに余録として、発毛があり、男女ともとても喜ばれる。これも糖質制限の効果だ。

ありがとうございました
M田朋玖



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