コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

コラム:ひとくち・ゆうゆう・えっせい

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■ 帝王学2018.11.27

こういう学問は王族と呼ばれる支配階級のみならず経営者や教育者、政治家など一定の社会的地位に就いている人々は学んでおくべきと思えるが存外学習しておられない方がそれらの地位や職域に在る人々ですら多いのには驚かされる。
つまり一見して帝王学を学んでおられない風であられる。

単なるリーダーシップの教本ではない。
それは人間生活全般にわたる学問であるので、できれば誰でも知っておいた方が良い。

中国では隋の時代、即ち4世紀から5世紀に始められた「科挙」の試験で教科書とされた儒教」の「四書五経」で、中でも「易経」は中心的に学ばれたひとつの学問体系で、帝王学の最高の経典として深い人間学であると共に宇宙の摂理を説いた宇宙学とも言える学問である。
モチロン単純な統計学というものでもない。
これらのことは易経の原書か原訳に当たってもらうとして、帝王学という学問が、リーダーのみならずすべての人に極めて有益な知識、情報、考え方を提供しているものだと「知っている」ことは物事に対処する時の方法の選択に極めて有益であるということくらいは知っておいた方が良いだろう。

「フミ」を読むといった場合、日本人にとっては「手紙(ふみ、文)」であり「小説」である一方で中国人には「史(ふみ)」歴史を読むことで西洋人、とりわけキリスト教徒やアジアの中でもイスラム教徒にとってはそれぞれ聖書(バイブル)や経典(コーラン)だったりする。
こと帝王学に限ると中国の書物が最も洗練されているようだ。
ただし中国の長い歴史の中で秦の時代の「焚書坑儒」(書物を焼き儒者は生き埋めにする)と同様のことを中華人民共和国の建国に中国共産党の指導者・毛沢東が実行して国の発展を大きく阻害したように見える。

ドイツ第三帝国の総統、アドルフ・ヒトラーも同じように「本を焼く」ということをしたので意外に国家的には罪深いことかも知れないが独裁者という者共はすべからく「思想弾圧」が民衆支配の手っ取り早い手段と考えているようで、現代でも世界中いたるところでこれ(思想弾圧、情報統制)を行っている。
それでも今は携帯電話やスマートフォンやパソコンというハードを通じて得られるソフト(ネットの情報、SNSなど)によってこと思想については少しく難しくなっているようである。

一方で書物や本離れが起こってしまって、ちゃんとした古典を中心とした良書で本物の思想や哲学や知識情報を得にくい時代になったと言えるかも知れない。

実際に帝王学とネットでいくら「引いて」も「易経」や「易学」の言葉を探すことが難しくなっている。
本屋に行って正しい書物に当たらなければ知り得ない情報も数多くあることくらいは知っておいた方が良いだろう。

そういう訳で帝王学も益々庶民の手から離れて一部のエリート(選良)達の学問になっているようである。
その上テレビやネットや雑誌で知り得る情報がだんだん軽薄になっていると感じるのは筆者だけであろうか。

逆に一般大衆は知らない方が安全で平和なのかも知れない。
「朝三暮四」とかの言葉で一般大衆は猿と同視して朝に「3」餌を貰って夕に「4」には我慢できず、朝「4」夕「3」を好む。
深慮遠謀をしない庶民を揶揄している。
或る意味フザケタ話しだ。

だからこそ帝王学を身近に学べる日本国に住んでいる日本人に対してそれらのエッセンスを少しばかり披露して日々の暮らしにお役に立ちたいと筆を走らせている。
上から目線でスミマセン。

これは秘法「キングスシークレット」として知っておくと便利であるのでここに記しておくと巷間に広く出回っている「高島易断」等のマチガイは年の変化月日を節分の「2月4日」にしていることで、これは大きなミステイクだ。
実際は前年の「10月6日」となる。
これは大変な時間的誤差で3ケ月もズレると占いの当たらない人が割合で3/12、即ち1/4もいることになって全く当たらないことになってしまう。
この「日付変更」によって易占的な全ての疑問が氷解して脳が喜んでいる。

たとえば今年は平成30年10月6日に年度替わりしているので実際は平成31年として占わなければならない。
つまり年の初めは正月でもなく、ましてや2月4日の節分でもない。
10月7日となる。
この事実だけでほとんどの問題が解ける。

筆者の母親は昭和3年3月生まれなので九紫火星となる。
父親は昭和2年10月28日生まれなので通常は一白水星と断じられるが10月6日説をとると昭和3年生まれと同じ星になり両親が喧嘩しながらも円満だったことの証拠になっている。
元々相性が良いとされる筈の筆者は昭和28年12月3日生まれであるので先述した理論どおりだとやはり29年生まれの一白水星の星になる。
高校大学時代の親友が皆29年生まれだったこともよく納得できる易断である。

また両親との相性が極めて悪く(九紫火星と一白水星は相性が良くない)、幼少期はともかく地獄の小学校時代6年間が終わり寮生活を始めた中学高校時代に29年生まれの親友と共に実に楽しく過ごした思い出も良い証拠になっている。
また両親の短命(父50歳、母75歳)も理由がキチンとあって、その年月日も易的に理屈に合っている。
このように相性の問題の把握と理解と対処に大いに役立つ素晴らしい学問が「易」である。
その他世界中で起こっている気候変動、経済状態、国際紛争、対立なども易的に分析することができて極めて便利である。
また帝王学、即ち帝王としての立居振る舞いや言動、民衆との接し方、考え方の基礎を学べる類の学問でもある。
天皇様のご退位も皇太子様のご成婚も易的に理にかなっているのでキチンとご存知なのかも知れない。
或いはそれらの優れた助言者となる側近か相談役がいるのかも知れない。
これら帝王学を無視した言行や振る舞いがあられたら我々国民はおちおち安心して眠ることができない。
それらを正しく修めておらずハチャメチャな行動を採る「帝王」も世界中にたくさんおられて末路、行末がいかに悲惨かを或る程度推測することもできる。
ちなみに天皇家の帝王学のテキストは「貞観政要」である。

ありがとうございました
M田朋玖



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