コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

コラム:ひとくち・ゆうゆう・えっせい

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■ 昔のDVD2018. 2.16

以前にも書いたが新作のビデオをツタヤで一生懸命漁っても面白い作品に滅多に遭遇しないので専ら所有している昔の映画を毎晩寝る前に少しずつ観ている。
本だと目が冴えてしまってどうも安らかな睡眠に良くない・・・実際に夜に読書をすると日中の心身の疲労感を覚える・・・ようなので敢えて映画にしている。

・・・で、やっぱり手持ちの購入しているビデオの映画はいつ観ても非常に面白い。
良質の映画というのは何度観ても「➀あきない」
良く出来ているなあと感心する。
全然「A退屈しない」「B早送りとかもしないで済む」がありがたい。
➀ABの条件を満たし、主人公のファッションとかカッコヨサとかあると何度でも観れるので、ビデオデッキに入れっぱなしにして時々つけて観るということをしている。
丁度子供が「機関車トーマス」とか「となりのトトロ」とかを何回も繰り返して観てあきないでいるというのに似ている。
あきらかに脳が喜んでいるのを感じる。

繰り返し観ているからストーリーは分かっているので、映画の中身について色々なことに気づけて興味は尽きない。
まずファッション、会話、小道具、背景、脇役や通りすがりのエキストラの人々にも注意を向ける余裕が出て、さらに面白いと感じる。
これは最近の楽しみの「旬」だ。
ビールをチビチビ飲みながらこの楽しみを得て明日の仕事の活力になっているという実感もある。

筆者の場合、入眠前にリアルなことはできるだけ考えないようにしている。
たとえば仕事のこと、お金のこと、健康のこと、人間関係のことなど殆んど全く考えない。
ついでにテレビのニュース番組など絶対観ないようにしている。
ネガティブで暗い事件とか事故とか不穏な国際情勢とかが体に良いワケがない。
これは患者さんにもお勧めしているアイデアだ。
心身の健康の為に。

最近は「デーブ」という1993年の作品を観た。
ロマンチックコメディーでケビン・クライン扮するアメリカ大統領のソックリさんが主人公で、浮気中に脳卒中で倒れた本物の性格が悪く国民のこととか「どうでも良い」と思っている大統領に代わって善政を行う人柄の良い人物を演じていて、シガニー・ウィーバー扮する本物のファーストレディー(冷え切っている夫婦関係で「本物」を憎んでいる)と恋に落ちるというオチまでついている。
時々これを観ると心がホッコリする。

この内容は現在の合衆国大統領・トランプ氏に観て欲しいと思うのであるが・・・多分普通のアメリカ人なら観ている筈であるが・・・意外に観てなかったりして・・・。
人柄の良さとか人格とかについて無頓着な帝王や国家元首もいたりして、これは歴史的にもかなり多く存在するがそれなりにうまくいっている場合とそうでない場合があるようだ。
登場した時代、タイミングというのがあるようで、これはその人物の能力や器量よりも大事な要素である。

我が国の偉大な政治家というと吉田茂がいるし、英国でもウインストン・チャーチル、米国でもフランクリン・ルーズベルトがいるが、いずれもとてもとても善人には見えない。
特にルーズベルトなどは多くの日本人からすると大極悪人だ。NHKのテレビ放送の影響もあるが、色々な成書を読んでもスターリンと並び称されるほどのヨロシクナイ人物ではある。
田中角栄とか現在の安倍晋三さんとか英国の前首相・キャメロンさんとかドイツのコール元首相あたりの方がはるかに善良そうに見える。

「偉大な指導者が善人とは限らない」

というのが歴史の出した結論である。
どちらかというと全きではないが悪人に近い人物が多いようだ。
ついでに有能な経営者や起業家、ビジネスパーソンにはサイコパスが多いというデータもあるそうである。

中国の古典思想、孔子の説く「儒教」の考え方だと「徳治」即ち指導者の人徳で政治を行うというのがあるが、現在の日本でもこの傾向は他国よりもある。
少なくとも天皇陛下にはそれらの日本中に満ちるほどの「徳」があられるが、多くの諸外国にはどちらかというと「悪人」が多く大きな顔をして国家の最上層に居座っている。
数え上げたらキリがないくらいたくさんおられる。
実に嘆かわしい状況である。
これは人類全体にとって幸福なことではないが多くの人々の心の反応としてその元首や為政者の選択であるからそのような地位にある人々の顔を見て自分たちの顔との違いより一致点を見出すことが多いだろう。

この「デーブ」は主人公の人柄の良さという点では天下一品なので観ていて清々しい爽やかな気分に浸れる。

つづいてこれも冬には必ず観る映画でシドニー・ルメット監督の「NY検事局」という作品がある。
これも物語が分かっているのにとっても面白い。
原題は「マンハッタンの夜はふけて」というらしいが、その両方のタイトルにふさわしい内容になっている。
どちらかというとリーガルサスペンスに近く、法廷で犯人を言葉で追いつめるところがクライマックスだ。
他にも検事選挙の時、スピーチとかラストシーンとかとにかく見どころ盛りだくさんの 素晴らしい映画だ。
主演のゴッドファーザーpartVで見事にメジャーデビューしたアンディー・ガルシアが物凄くカッコイイ。

元々仕事をする人間の映画、勉強する人間の映画が好きで1980年代に大ヒットした、同じくシガニー・ウィーバー、ハリソン・フォード、メラニー・グリフィス主演のそのものズバリ「ワーキング・ガール」も面白い。
シガニー・ウィーバーという女優さんも息の長い方で、同年(昭和24年生まれ)の大女優メリル・ストリープの方がはるかに有名だが個人的にはシガニーさんの方が好きだ。

デビュー作品は「エイリアン」だったが小さなパンティー姿で得体の知れない怪物(エイリアン)と戦うシーンが印象的であった。
この方は身長が183cmもあるが「デーブ」での相手役ケビン・クラインも188cmもあるから奇妙なほどマッチングが良く、星的にもこの二人は相性が良い。
顔つきがいかつくて胸も平たいがとてもセクシーである。
近年では「アバター」という映画に出ておられた。

ありがとうございました
M田朋玖



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