コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ なりたい顔?2017.12.26

今年も「なりたい顔」のトップの栄冠に輝いたのは石原さとみという女優さんだったらしい。
つづいたのは北川景子という女優さんらしい。
らしい・・・というのは人づてに聞いたことであるからだ。
元々、興味の無いことなのである。
けれどもこのような顔が美しいとは全く思えない。
醜いとも思えないが美しいとはとても思えない。
美しい顔イコールなりたい顔ではないとしても何か釈然としないし、世間一般の好みであるのが不可解である。
多くの日本人の女性がこのような「顔」を求めていることが何かしら不気味というか恐ろしいというか残念に思えて仕方がない。

いい年をして他人の顔にケチをつけるというのもいささか気が引ける行為であるけれど、どうしても書いておかないと気が済まないのだ。
それくらい強く違和感を覚える日本女性の美意識への疑問(?)について思いつくまま書いてみたい。
有名人、女優さんであるから或る程度世間の批判批評に晒されても良いという前提があって書けるワケで、これが一般の女性だと大問題であろう。
そういう意味で有名人、タレント、芸能人と呼ばれる人々は自分の顔であって自分の顔でないみんなの「顔」なのであるから筆者からすると誠にお気の毒ではある。
個人的には不特定多数の人に自分の顔を知られるのは基本的にイヤなので、当方のホームページでも何だかワケのワカラナイ自画像で、オートバイを愛馬のように従えてサングラスをかけごまかしまくっているありさまだ。(ホームページのフロントの写真)
「顔を出したほうが良い」という或る経営の専門家の助言に従ったもので、同様の理由で名刺にも写真を入れているタイプも造っているが、最近は滅多に使わない。
「営業」する気が起きないからである。

それにしても上記したお二人の女優さんには誠に申し訳ないが少々辛辣に批評を加えてみたい。
筆者の好き、好みで勝手に書きまくっているのでくれぐれもファンの人々とかについてはご容赦願いたい。

まず印象として「知的でない」感じがイヤなのである。
学業成績とか学歴とかではなく基本的に地アタマの良い女性が好きなので、これは女性の魅力として大きな問題である。
その上、女性の生来的役割として子供を産む、育てる、料理をする、家事をするなど相当にアタマを使うので色々な意味で「知的である」というのはとても大事なことらしいのである。
繰り返しになるが勉強ができるとか読書をするとか教養がある(あるに越したことはないが・・・)とかの問題ではない。
女性として持っておいたほうが良いというレベルの「知的」さである。

お二人共テレビとか映画でしか見たことはないが、肌の色合いが何となく好みでない。
同じ黄色人種でもよく観察すると肌の色はマチマチで青ざめた黄色っぽい肌色から白人のように赤みがかった白色とか本当のクリーム色とか意外に多種多様である。
それでこのご両人が出演している作品を観ると「映えない」という印象である。
「映えない」のに女優として使われるということは相当に造形的に魅力がおありなのだろうと思うが、これがまたそうでもない。

当地、人吉市とか熊本市に行くと、これが鹿児島でも宮崎でもそうであるが、こちらの近隣の町に行くと肌色もすったくれもない文句なしの造形美をお持ちの方がおられて驚くがそれらの人々の方が女優さんのように美しい。
お二人の共通点であるポッテリとした唇はイメージとして犬の肛門を思わせる。口角がキリッとしまった感じがせず楕円形の粘膜の膨らみに刻みを入れたようなカタチだからである。具体的には口角が唇の外に切れ込んでないので「しまり」がないように見えるのだ。
その下に続く短い「鼻の下」は観相的に我がままさと忍耐の無さと狭量さを感じさせる。つまり短気な性格を思わせる。ペネロペ・クルスというスペイン系の女優さんがいるがこの方も大変鼻の下が短い。筆者の最も嫌いなタイプである。もともと女性の短気というものに耐性がない。筆者の母親の気の短かさに幼い頃から苦しめられたからかも知れない。

顎は丸くてしっかりしておられるようだ。体力、気力、忍耐力をあらわすので、これも女性の魅力として「女性的」であるという点ではマイナスかも知れないが、女性に一定の逞しさを求める筆者としてはまあまあプラスな要素である。
最近では小さく細い顎を男性にも求める傾向があって、これ残念なトレンドである。
男女共、健康で逞しいというのを好むので、このような貧弱なタイプは好みではない。
また首が細いのもイタダケナイ。
首の太さというのは男女共、生命力をあらわすのでこれも減点だ。

欧米の女優さんなど、たとえばアカデミー賞の授賞式などをテレビで観ると、美人女優さんほど意外に太くて長い首からなだらかに、これまた逞しい肩へと流れる優美な曲線をそのカクテルドレスという首と肩と背中を剥き出しにする衣装で確視することができる。
これらの特徴は昔の美人女優さんに特に現出されるが、男優さんにいたってはさらにフットボール選手のように太くて逞しい丸太なみの首と、超人ハルクのように広々と盛り上がった肩とで何とも言えない健康美とセクシーさをを心ゆくまで堪能できるので嬉しい。

それらと「逆」という意味で多くの日本人の女優さん、男優さんについて美しくないと思うのかも知れない。

最も大事なのが目だ。
日本人らしい一重まぶたとか切れ長の涼しい目というのが好きなので、この点でも美人に見えない。
アイメイクが濃すぎるのもNGだ。
それで最も美しくないと思うのがお二人の「目つき」で、これは一言で言うと「冷たい」という印象だからだ。

温かく情味、慈味にあふれ、それでいて高い知性をあらわす涼やかな目というのが理想であるから、この基準からすると相当に「違う」というのが個人的な感想だ。

「なりたい顔」についての世間一般の女性の好みについてかなり思いきって「ケチ」をつけてみました。
多くの人に「ほっといて下さい!」と叱られそうな内容でした。
スミマセン。

ありがとうございました
M田朋玖



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