コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ お金が好き!2017.10. 6

「お金が好き」と明言していてそれを憚らず、自分でもそのことを良く自覚している人がいる。
九星術で言うと三碧木星の人々に多い。
結果的に金運が良いということはない。
どちらかと言うと凄く悪い。
よくよくお話を聴いてみると「お金が好き」というより「お金を使うのが好き」だからだ。
とにかく買い物が大好きだ。その上せっかちだから入ってきたお金をまたたく間に使ってしまう。
まとまったお金でもあろうものなら殆んど何に使ったか分からないという程、無自覚に浪費・消費してしまうことが多い。
結果的にお金が貯まらない。
残らない。
「貧しい」ということになりやすい。
収入の多寡はあまり関係ない。
生活保護を受給している人でもお金を残して「持っている」人がいるくらいだから、収入と貧しさがただちに連動するとは限らない。

どうでも良い無価値な物品やサービスや飲食、遊興費に使ってしまって貧乏・・・と言う状態の人々が結構おられる。
それらの人々の消費行動を見ていると空恐ろしくなるくらい「金遣いが荒い」
三碧木星の本人とその家族、周囲の人々は要注意だ。
このことを理解していないと貧しさの連鎖、伝染が起こることがある。けれども金銭感覚が優れているセンスの良い人がそばにおられる場合、問題の無いことがあるようだ。たとえば三碧木星の人を親に持ったからと言ってその配偶者や子供がそのような貧乏性になるとは限らない。教育法とかしつけの問題だけではないのだ。
これは天分・天性なので基本的に矯正はできない。
まわりでそれを理解し対処していくしかない。
決して経済的な知性の無い三碧の人にお金を任せないほうが良い。

お金を本当に好きな人はお金を簡単に物やサービスに変えたりはしない。
それを保持保管し大切に使う。
お金を使う時にはその物品やサービスの価値を充分検討し、どちらかというと消費や浪費より投資的な使い方をする。
最も身近な投資は読書と勉強と健康管理だ。
その他飲食より会食と言った微妙な言葉のニュアンスのとおり、ただの外食ですらもビジネス上有益なこと、情報交換、接待という趣きにその持てるお金を使うことが多い。

純粋に食べる楽しみというものもあるのであろうが、それでストレスを解消する・・・たとえばヤケ食いなどという行動は健康を害する可能性があるのでやめたほうが良い。
ストレス解消と言ったらやはり運動とか音楽活動(カラオケなど)がはるかに健康的で有益だ。

ちなみに経済的に困窮している人々のお金の使い方を観察していると、とても興味深い。
所謂「見栄を張る」事にお金を使う傾向がある。
他者との比較で、より高価で優れているものを手に入れようとする。
ブランド品も経年的に価値の下がる物品たとえばクルマなどの耐久消費財の衝動的な購入を簡単にしてしまうようだ。

その他女性の場合、食事のほかエステや美容室、ヘアサロン等々自分自身のお手入れとかにお金を惜しまない。
中には美容形成にも手を出す方もおられる。
男性の場合、お決まりの飲む(お酒)、打つ(ギャンブル)、買う(女性)などに殆んど何の抵抗もなくアッサリとお金を蕩尽してしまう方が多い。
ちなみに最も貧しくなる買い物は「宝くじ」だそうである。
確率的にはこれほど割に合わない買い物はないそうだ。
「夢を買う」という言い訳で大切なお金をゴミのような紙切れに替えるのであるから全くもって信じられない。

ちょっと昔のアメリカの統計では年収800万円くらいの人に最も裕福な人が多かった。職業は古物商、今で言うリサイクルビジネス骨董ビジネスだった。
今は違うようだ。
超富裕層と呼ばれる一部の企業経営者、映画スター、スポーツ選手、タレントなどがおられるが、それらの人でさえ金運の怪しい人がいる。
1回のファイトマネー30億円のマイク・タイソンとか某NBA(アメリカのプロバスケットボール)の選手(年棒平均11億円)が破産して、NBA選手の場合はマクドナルドで働いているそうだ。
タイソンさんは改心してタレントとして活躍しておられる。マイクタイソンは三碧木星ではないのでその富を取り戻しつつある。

お金の扱い方は本当に難しいものであるようだ。
繰り返しになるがお金のことを本当に好きなら大切にしまっておくか価値の高いモノ、もしくは高値に上昇する可能性のあるものに用心深く交換するものではないだろうか。
たとえば優良な株式とか金融商品(怪しいものも多いが・・・)とか土地、不動産とか値の下がらない高級品とか高級車とか(これらの選択にも結構経済的センスを要するか値踏みの能力がいる)。
今は不要不急の携帯電話と遊びのため、生活の為のクルマとか、稼がない自宅とか大型のテレビとか家電とか衣類、結婚指輪など個人的には絶対必要と思えない物に「絶対必要」と無駄に思い込んでお金を消費する人も多い。
先述した「見栄を張る」以外に小さな「こだわり」や「過敏性」「神経質」「便利さの追求」などはお金を無駄に使わせる。三碧木星の人も感謝の念が強くそのことを口に出す人は何とか生きて行ける。同じく浪費癖があっても金運の良い六白金星とは違うところだ。感謝の念の弱いと流石の六白金星も困窮することがある。それでも与える人なら問題がない。

個人的にはお金を生むものにお金を使いたい。
その点、意外に遊興事や飲食は人が喜ぶ(お店の人、御馳走になる人、その地域)ならばかなり有益な消費と思える。
よく人にプレゼントをしたり寄付をしたりする人も、多く富める人、困っていない人、裕福な人である。
「与える」という行為の中に「自分が豊かである」ことを潜在意識に刷り込むので、お金にしろ、知識にしろ、情報にしろ、物にしろ、与える人は自然に豊かになるそうである。ということはこと金運のためには貰う側より与える側に立ったほうが良いということだ。

さらに一般的に明るい人、素直な人、元気な人、上機嫌な人、笑顔の多い人は金運が良いようだ。
その逆は金運が悪いとみなす。

ありがとうございました
M田朋玖



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