コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

コラム:ひとくち・ゆうゆう・えっせい

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■ 暴露趣味2017. 7.10

人の秘密を暴くというのは結構、不徳な行為であるらしい。
松居一代と言う女優さんが夫の船越英一郎氏の私生活上の秘密事をブログで暴露して話題になっている。
芸能人、タレントであるからブログでの暴露と言ってもただちにマスコミに取り上げられ一気に日本中に拡散する。
有名人、著名人というのはこのような時には本当に気の毒だ。
お二人に対して深い同情の念を抱かずにはいられない。
しかしながら松居さんにいたっては全国に自分たちの情報が拡がることが狙いという側面もあるのでご本人としては苦しみ半分だったり、してやったり半分・・・と言った気分なのではないだろうか。

元々女優さんであるので演技力はあられるようだ。
映像を見させていただいたが、あんなに美しかった人がこんなになっちゃって・・・みたいな変わり果てた容姿を見るにつけ人間の心の状態やその発する言葉というものが自らをどんどん汚していく、衰えさせていくように思われて益々気の毒な思いにさせられる。実際にはこのような行動で一般国民の同情を買うことはあるまい・・・と思えるが・・・。

一方自らの暴言暴行を暴露された女性もいる。
国会議員の豊田真由子氏だ。
驚くべき金切り声による罵詈雑言の録音を聞かされた純良なる一般国民は何でこのような言葉を次々と発せられるのであろうと、いったいこの国の女性達はどうなっているのか・・・とひどく心配になる。
件の代議士先生におかれましては何と東京大学という日本でもトップの最高学府を出られたエリート中のエリートなのにである。
どんな生い立ちでどんな教育を受けて来られたのかと強い好奇心、興味を抱いてしまう。学問はあっても教養はないという人。超エリートでも本を読まない人々がいるが、そういうグループの人かも知れない。奇しくも松居さんと豊田さんは同じ星の人であった。読書家でない人々・・・。この代議士女史にしてもその容姿を拝見するに、やはり心から美しいと感じる人は希有であろうと思える。

暴露事件と言えば田中政権時に発生したロッキード事件が思い出される。
当時秘書であった榎本敏夫という男性の夫人であった榎本三恵子氏による贈収賄事件の暴露が「蜂の一刺し」として話題になった。
女はオソロシイ・・・と思わせる一連の事件である。
何の脈絡もない羅列であるけれど、女性への恐怖心を強く抱かされた男性も多いかも知れない。

親密な関係にあった男女、特に夫婦関係の場合でも男性の側は少しの油断もできない・・・と思わせる事件であった。
そもそも男女間のプライベートな事柄を人や世間に漏らすのはルール違反だし、ひどくみっともないと思える。そういう行動をする人は男女共、信頼を一気に失い「女を下げる」、「男を下げる」ことになる。どちらかと言うと秘密主義を守った方が良いのが家庭であり職場であり世間であろうと思える。件の榎本夫人は夫が逮捕され、モチロン離婚になりその後の人生はずい分とご苦労をなさったようで松居さんの今後の行く末が心配になる。

このようなケースでは言ったもの勝ちみたいな法則も法律上はともかく世間的、人生全般的には凶となる。
やはり沈黙は金なのである。

色々な秘密事をバラす人、暴く人が人々から信頼されることは稀であろうし、松居一代のような人については安心して付き合える勇気ある男性は皆無ではないかと思える。
元々とても美しい女性であったので返す返すも残念な方である。

大和撫子・・・とは慎み深く言葉が綺麗で思慮深く思いやりのある女性を指すのではなかったのか。
日本人の女性の言葉の乱れは実に苦々しく嘆かわしいことなのである。
男言葉、それも乱暴な言葉を聞くとお笑い芸人か特殊なタレントさんなら見ていて愉快な場合もあるが一般の女性、女優さん、司会者、アナウンサーなどはNGであろう。

昔の映画で見る女性たちの言葉はとても美しくて好もしい。
原節子、杉葉子、司葉子、高峰秀子などなどその容姿も素晴らしいが何と言ってもその言葉遣いの美しさには感動させられる。

日本で活躍している外人のタレントさん、それも日本語を流暢に話す人たちは金髪だろうと碧眼だろうと日本人のように見える・・・と言うか日本人の顔つきになる。
「言葉は顔をつくる」そうである。
美しい顔も醜い顔も或る意味言葉次第であるかも知れない。

いずれにしても口の軽い暴露趣味のある女性とは親密になど付き合うことはできないであろう。
やはり口の堅い、言葉の慎みが深い秘密主義の女性が安全安心であろうし、それだけでも信頼に足る女性、人物との評価を与えても良いかも知れない。

ありがとうございました
M田朋玖



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