コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ 老眼鏡2017. 6. 9

40才頃から早々と老眼鏡を使用している。
近くが見えないということは読書ができないということもあって割と年令の早い時期から殆んど何の抵抗もなくかけ始めた。

元々メガネが好きで憧れもあったりして最初は百円ショップで適当な度数の老眼鏡を買ってきて使用していたが、気が向いた時にメガネ専門店に行って、特に検眼とかもせず「1度」でお願いしますとか言って1万円前後でつくってもらったりもした。
時々は色を入れたりして1度から1.5度までは仕事用に使用できていたが寄る年波には勝てず少しずつ度数が上がって来て1度や2度ではオールラウンドに対応できなくなった。
即ち患者さんの診察とカルテ書きが1度〜1.5度の老眼鏡で出来ていたものがカルテの方が書きづらくなってとうとう遠近両用メガネというものを使用するようになった。
これは読書もできるしカルテ書きもできるし遠くもクリアに観れる優れモノであったがひとつだけ弱点があった。

「歩きにくい」のである。
特に階段の昇降に問題がある。
最初は年のせいかなあと思ってあきらめていた。
以前は駅の階段とかは駆け下りたりし駆け上れたりできたのに足元がおぼつかない・・・とか、心もとないとかふらつく・・・とか何か脳神経系の病気か年令による衰えかと思っていたが、何かの拍子にかけつづけていた愛用の遠近両用メガネをハズして歩いたり階段を昇降したりしてみたところ「若返った」のではないか思えるくらい身体感覚が軽快になった。
それで外出時や階段では度なしのサングラスか裸眼で動いてみたらすこぶる按配が良い。

この微妙な身体感覚には少しく悩んでいたので割と簡単に解決してホッとしている。

欧米人の場合、若い人でも遠視が多いらしく、映画なんかでも若い男女、たとえば大学生なんかが書きものをする時とか本を読む時にメガネをかけるので不思議に思っていたが読書用メガネということで割り切って使っておられるらしい。
筆者が初めて老眼鏡を手にした時の喜びというのが生半可なものではなく、読書をする時の喜びを数倍化してくれる必須アイテムとしてこんな有難い物品はないと深く感謝している次第である。
何しろ今や百円ショップでも手に入るのだ。

部屋のあちこちに百円老眼鏡を置いておけば、いつでもどこでも楽しい読書ができるし、何しろ見た目もカッコイイ・・・のではないかと考えている。
世の中ではメガネ、イコール野暮ったくてダサいモノという認識を持っておられる方も結構おられると聞いているが、今はアイウェアなどと言ってひとつのファッションアイテムとしての価値が高まっているような気がしている。

筆者の顔はメガネなし、メガネありのどちらも自分としては気に喰わないが、どちらかというと誤魔化しがきくという意味でできるだけ存在感のある色メガネを選択している。
モチロン仕事以外のオフに限るが・・・。
仕事用にはメタルフレームは嫌いなので・・・丈夫でないという意味で扱いが雑で構わないという意味で・・・セルフレームのクリア(透明)なものを使用している。
そうして最近では歩行時には額の上に乗せるか完全にハズすようにしている。

個人的にはチョットしたトピックでしたので一筆してみました。

ありがとうございました
M田朋玖



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