コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

コラム:ひとくち・ゆうゆう・えっせい

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■ 出た!?2020. 4.12

コロナウイルスの感染者らしい。
寄ると触ると世間ではこの話題。
この危機でお金儲けをしようとする輩もいるらしい。
実際に株や不動産を安く買って売れば巨額の利益を手に出来るようだ。
ただし、これについても勿論「穴」があって、不動産投資については「儲ける」ことができるのは10%くらいであるし株にいたっては専門家でも「読み」マチガエテ大損をすると聞く。
そもそもこんな時に「火事場泥棒」まがいのことを考える人間は「そこが知れている」。
そうそう不労所得を手にするのは簡単ではない。
それまで努力して、苦労して頑張って来た人に限られる。
一見そうは見えなくても大概そうだ。
またそういう余禄を得た人でも傲慢・怠慢しているとドン底に落ちる人もある。
人生は山あり谷ありが当たり前。
大雑把に見て概ね順調ならば順風満帆と見なして良いだろう。

さて、またまたコロナ騒動の分析。
世界で同ウイルスを原因にした死者は現在3万人らしい。
その数はこと世界人口から見ると僅少だ。
計算上の致死率は0.000375となる。
この数字は熊本県内の感染者数15人に対する人口の比率と少しく似通っている。
県民数174万人で感染率は0.00086となる。
勿論、分母に県民全員の検査済みの前提が望ましいけれどとりあえず。
幸い同県で死者はいない。
この地球上に普通に日本人の清潔環境にいてコロナに感染し、発病し、死ぬ確率などチリアクタのレベルであるのにこの世間の騒動ぶりは一体全体何なのだろうと思える。
何が「出た」だ。
そんなことよりはるかに致死率も発症率の高い疾病がゴマンとある。
人々はただ「伝染」が怖いのである。
人間の「免疫」のことを忘れている。
人間が正常に、健康に生きていけているのは再三述べているように即ち「免疫」があるからだ。

AIDS(acquired immunodeficiency syndrome)後天性免疫不全症候群ですら同ウイルスに感染しても発病しない人がいるし、現在治療法も確立している。
しかしこの病気に罹患すると当然ながら免疫システムが正常に機能せず種々の病原体に感染して通常肺炎で死亡する。
このあたりは高齢者の肺炎死亡と似ている。
即ち「免疫力」の急落下による。

お伝えしたいことのポイントは我々人間が種々の病原体と共存共生して、いくら特殊な病原体でもそれがウイルスであると、いかに人口的か自然的か不明でも「変異」して「脅威」になることがあっても人類は治療法や対策を発見し速やかに克服して行く。
これは歴史を紐解けば容易に理解できる。
典型的には「インフルエンザウイルス」がある。
この病原体について人々はいつのまにか「恐れ」を抱かなくなった。
元々重い感染症ではないし流行感染者数、死者が毎年平準化して「拡大、増加」が無いからだ。
日本国だけで毎年200万人に感染発症し、3000人くらい死亡するそうである。
また大流行する原因ウイルスは「軽症」であることが多い。
新型コロナについては現在調査中であるが感染イコール即死というワケではなさそうだ。
もしかして「コロナ」でこの数字が「出た」なら日本中パニックになるにちがいない。
そちらの方がオソロシイ。
人々は外出禁止にされ、移動を禁じられ、自宅でひっそりと暮らさざるを得ず経済は壊滅的な打撃を受ける。

今の事態は「先が見えない」からの恐怖と思えるが、ひとつには中国を含め海外の感染及び死者数と「感染拡大」についての「外圧」によると思えるしマスコミもそれらの民心の不穏な空気を煽っている。
また政府もその片棒を担いでいるし著名な医者や科学者ですらそれらの言質の後押しをしている。
またネット上でも匿名の発言者がより煽動的な情報を流している。
実にケシカラン。
誰も「冷静になれ」と言われておいてマスクをしていない人を指さして非国民か国賊を見るように見ている。
「出た!!」
冗談ではない。
天災は忘れた頃に起こる。まさしく。102年の時を経て世界的感染拡大。

PS-こうしてコラムをアップしたところ、ホントに人吉市内で「出た」。感染したのは熊本市内からの通勤者で70才の整形外科医らしい。
市長の記者会見が行われ再び「休校」になるようだ。やれやれ。
テレビのニュースで政府の方針は「8割の接触制限をすれば、1ヶ月で終息」とのことであった。そういうことは最初に言って貰わないと困る。国民の説得にはもっともらしい論拠がいるだろう。「専門家」の試算であろうから従わざるをえない。
致死率1.8%。これは日本人の数字。世界ではそれが6%。確かに怯える数字ではある。
試しに本屋に立ち寄ったところ子供連れの母親に「ヨケラレ」た。悪気はないのだろうけれど、人間同士の「疑心暗鬼」。実に嫌なモノである。

ありがとうございました
M田朋玖



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