コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

コラム:ひとくち・ゆうゆう・えっせい

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■ 伝染病2020. 3.31

「感謝の念」のチカラでテレビが直った。モノにも魂が宿っているらしく、素直に実行した結果である。「ありがとう」との念と声かけ。
最新のNHKニュースを観た。
5項目のリストが全てコロナ関連。
驚くべき事態。
WHOも今やパンデミック宣言。
「感染拡大」が進展しているようだ。
米国の感染者数が10万人に達し中国、ヨーロッパのソレを抜いたとのことだ。
数字的には小さいがイギリスの研究者によると「外出禁止」などの何らかの対応をしなければ世界の死亡者は4000万人に達するという予測を出して来た。
あらためて同ウイルスが疫病レベルであることを公表しているようだ。
あくまでテレビ報道によるが・・・。
4000万人という数字はおよそ100年前、1918年に世界大流行したインフルエンザ、所謂「スペインカゼ」の死亡者に匹敵する。
当時の人口が20億人とすると比率的には現在の世界人口80億なので、その1/4〜1/3という割合だ。
こうなると確かに大流行には違いない。
とくにヨーロッパは、代表的伝染病「ペスト」黒死病を経験。実に忌まわしい歴史を持っている。人々の「怯え」も生々しいに違いない。遺伝子的に。
テレビのニュースによるとスペインで6800人、イタリアで1万人の死者が出て、同国では医師50人も犠牲になっているとのこと。
イタリアの医師数は人口1万人当たり25人程度であるので一般人の倍の死者数ということになる。
感染の現場で直に患者さんに接するので当然のように思えるが専門職という立場から見ると「油断」とも思える。
人間の場合、素晴らしい「免疫システム」が備わっているのでこちらを賦活活性化することの方が大事と思うが、目に見える感染予防即ちマスク・キャップ・防護服・隔離などに人々の目が傾注しているように思える。
感染しても発病していない人もいるので、これは免疫のチカラと考えられる。
比較的若年者での感染、発病、死亡については「抗体」即ち免疫システムが弱いという見方もできる。
素人的表現で「免疫ができていない」カラダと思える。
またヨーロッパ南部即ちスペイン、イタリアは「人口密度」も高く衛生環境が思ったより悪い。
観光でいかれた人は気づかれていると思うが日本とくらべ「清潔ではない」と言える。まず「水」の問題がある。
上下水道が整っていても日本や米国のように水がふんだんに使える国々ではない。
たとえば「洗車」の習慣が庶民ではないらしい。
毎日の入浴もフランスなど習慣化していない。
香水の発達に繋がったとされている。

結果的にコロナウイルスの発生源と蔓延地、中国・韓国に近接している我が国は「海」を隔てていると同時に入管の厳しさや検疫、日本独特の衛生環境、免疫システムの高さなどがコロナ感染拡大のヨーロッパよりも少ない原因と考えられる。
中国、韓国、アメリカ、ヨーロッパなど必ず都会の一角には「スラム街」が存在する。日本の都市にはこれらがほとんど存在せず地方都市に至っては概ね皆無と言える。

このように世界中の都市に散在するスラム街は病気の巣窟と言える。
性感染症(AIDSなど)をはじめありとあらゆる感染性疫病の温床であるにも関わらず行政府もこれを看過しあきらめているように見える。
イタリア南部の都市・ナポリにはロマ(ジプシーのこと)などと共にアフリカからの移民が棲みつき一部「無法地帯」と化しているらしい。
これは4〜5年前の同地への旅行で確認したことで観光バスを降りることができずゴミの山積した古い建造物を車中から眺めただけであった。これらは先進国とは言えひとつのの盲点であり恥部であろうと思える。
隣の国・韓国にも勿論スラムがあってアカデミー映画「パラサイト半地下の家族」で世界中に展覧された。
その清潔でない生活ぶりと共に。

テレビの速報が入ってタレントの「志村けん」氏がコロナウイルスによる肺炎で亡くなったそうである。
持病により今年初めに「胃の手術」を受けられた直後らしく、これが最大原因と思える。

英国のジョンソン首相をはじめ同国の閣僚の感染や同じくの超有名人デビッド・ベッカム氏(元サッカー選手)や米国人大物俳優トム・ハンクスなどの「陽性」発言など彼ら(著名人・有名人)の生活ぶりが不明であるので何とも言えないが、昔読んだそれらの人々のプライベートの生活は一般庶民と比べどちらかというと当然ながら乱脈で派手らしい。
また経済的に「ゆとり」があるので積極的に「検査」を受けたという経緯もあるのではないか。色々な背景を考えると俄に判断出来ない。
個人的には「テレビショッピング」のタレントさん出演のようにコロナウイルスの売り出しキャンペーンのようで非常に「奇妙」な感じがする。「啓蒙」なのか「扇動」なのか迷うところだ。

また彼らは、人間関係の量数も頻度も濃密さも一般人とは異なって数倍も多いと想像する。
仕事柄各種イベント参加や飲食店への出入り、「怪しい」お店へも接触している・・・と邪推している。単なる本の知識を参考にすれば。
一般人はそれらの行動へ駆り立てられるお金も必要も志向もなくひっそりつつましく市井の片隅でささやかで少人数の交流で済ませるので単純に比較できない。
「あの人でもなったのなら我々も」とは逆の見方をするべきであろう。個人も公人も人間としての「個体」は同じでも置かれた環境で弱くもなり強くもなる。
個人的には人との交流も最小限にとどめている(人生の大切な時間を奪われる)。プライベート時間の殆んどを独りで過ごしているので少なくとも件の志村さんとは生活がかけ離れている。

以上のような理屈から日本国の田舎に住んでいる人々の多く、また都会でも清潔な環境で海外旅行もせずヒッソリと暮らしている「普通の人々」は所謂「伝染病」とは無縁と考えた方が良いと思う。
日本国の素晴らしさはそれらの予防について神経質なところで、早くからマスク着用や手洗いなど多くの人々が感染拡大当初から普通に取り組んでいた。

各国の政府や研究者の考え方は「感染拡大」の「ピーク」を過ぎ「減少傾向」或いはそのグラフがフラットになった時をもって終息もしくは「安定化」したと判断するようで、現在のインフルエンザのように「予防注射」や「治療薬の開発」「感染者減少」を当面の目標としているらしいがこのあたりの「判断の目安」についてどう考えているのか不明である。

日本国のデータではカゼ、インフルエンザで年間13000人が死亡しており、肺炎で15万人の方が亡くなられているらしい。
この数字からするとほんの数ヶ月でイタリアの10000人超えやスペインの6000人超えはやはり深刻に見える。
ただし日本国に限ると単なる「カゼ」と「インフルエンザ」が明瞭に区別出来ているかというとそういう訳ではない。また肺炎も原因ウイルス或いは原因細菌の特定が必ずしもされているわけでもない。
そう考えるとスペインとイタリアの両国で肺炎死者が年間15万人までは許容範囲と見ることもできる。ごくごく大雑把に捉えて。両国併せての人口が日本と同数なので。この辺りは良く整理して考慮する必要がある。

多くの人々は「伝染病」「コロナウイルス」「他のカゼのウイルス」「インフルエンザ」「細菌」「肺炎」「死亡者数」などの言葉が未整理のままアタマに入れられていて混乱状態なのだ。それら混乱したままの脳の視聴覚に次々と新しい「感染者数」「死者数」をテレビのテロップで流され恐怖に戦いている。これは誰しも正気を失う。またこれらの一種洗脳状態の人々にキチンと説明しても信用して貰えない。これはパニック状態、うつ状態の人々に何か論理的な事柄を語っても「通じない」のと同様である。いつもこれでかなり悩む。

ヨーロッパの一部の国々で「外出禁止」が指示されており、準「戒厳令」と呼んでもおかしくない事態のようだ。ただし全ての国ではない。
これらもテレビの報道によるものでイメージとしては人々の「恐怖心を煽る」類になっている。
いずれにしても世界がひっくり返るような騒動になっていることは事実なようだ。

不気味なのはこれらの事態を予測したような映画が10本近く製作上映されていたこと。具体的には「パンデミック」「コンテイジョン」など。
これらを観ている時にはこういう事態を「予測した」というより誰かが「作り出そうとしている」という風に個人的には考えたものである。
色々な世界的事件の発生前にそれを誘導するような映画が製作されていることに「作為」を強く感じる。
「予感が映画を作らせることはないでだろうと思えるからである」。

しかし「口に出したこと」「イメージしたこと」は現実になるという精神世界の法則がある。
個人的にはこれらの「騒ぎ」は来年の春まで続くと予想している。
夏場にはいったん収束したかに見えて秋口からぶり返す。
夏には物凄い猛暑で熱中症と不景気とが併さって死亡者が続出する。
悪い予測ばかりが思い浮かぶ。
伝染病。主役はウイルスなどの病原体だけではない。
デマも噂も心理状態も伝染する。
人間の接触を禁じる。集会が即「クラスター」呼ばわり。「人的移動制限」。これらはある種の伝染性の「テロ」と呼んでもいいかも知れない。経済的心理的な国内外の悪影響が懸念される。
我が日本国のコロナ死者数が現実の自殺者年間3万人を越えるだろうか。現時点では「あり得ない」。ヨーロッパでは「あり得る」。と見ている。つづく。

ありがとうございました
M田朋玖



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