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■ 襟飾 | 2020. 1.18 |
ネクタイを中心にスカーフ、ネックレス、ストール、マフラーとあるようだ。 とりわけ男の場合のネクタイは仕事のオンとオフが即座に切り替わるとても便利なファッションアイテム。 今年(令和2年)になって仕事の時にネクタイをしていない。 別の襟飾りがあるから。 冬のファッションアイテムの代表、襟巻き(ストール)でソレを代用している。 理由のひとつはネクタイがメンドクサイ。 ネクタイそのものを身につけることではなく、ワイシャツ或いはそれの着用の土台になる衣類を朝からチョイスし着るのが面倒くさい。 その上、冬は寒い。 即ちネクタイよりストールが暖かい。 個人的にストールは好きで真夏でも時々巻いている。 クーラーで室内が冷えていることが多いから。 特に公共交通機関(電車や飛行機)や映画館では。一度つけたら腹巻は外せないという男性が昔たくさんおられたが筆者は「ストールが外せない」。 首が長いうえに最近達成した減量によって首元が見た目的に「薄ら寒い」し、実際に冷え冷えする。 それで年がら年中ストールを首に巻いているという始末。 中尾彬という男優さんが必ず首に「巻物」をつけていて、それが彼の人の個性となっておられる。 「白髪の短髪とスカーフのネジリ巻き」イコール中尾彬。 「白髪のロン毛とストールとサングラス」。 トシを取ると何でもかんでもルーチン化され固定化される傾向にあるのかも知れない。 ヤレヤレ。 その良し悪しや功罪に関わらず本人が「安心する」という意味はあるだろう。 なかんずく「襟飾」には絶大なチカラがある・・・と思える。 最近凝っているのは「黒色」で、顔の周辺を黒で飾ると顔が引き締まって見えるようなのでジャケットやスーツ以外の「Vゾーン」でも黒か白のモノトーンと決めている。 昔はそこが青だったが黒髪(染髪)が白髪(染髪なし)になって前記した白黒、或いはグレーに固定されてしまった。 自意識的な目線で導き出された「好み」の結論である。 もっとカラダを鍛えて筋肉ムキムキの上半身を得たならばTシャツとか丸首セーターとかだけでイケるかも知れないが、撫で肩で痩身となればもう「襟飾」は欠かせないと勝手に思い込んでいて、これが個性として周囲に定着すれば・・・などと考えている。 タモリの「目隠し」サングラスは広く世間に認知され固定されている。 それらの固定化、認知化のひとつとして襟飾(ストール)を選択し愛用している次第。 人間だけが自らの意志で自分を飾ることができる。オシャレ。 実に素晴らしいことで、これを「楽しまない」ことのモッタイナサヨ。 エリマキトカゲ〜。 これは襟飾族の目標でもあるな。 何しろ個性が名称化している。 ありがとうございました M田朋玖 |