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■ 生命の水 | 2019. 9.19 |
ウイスキーの語源はゲール語で「生命の水」というらしい。 健康に良いとのことであった。 楢の木で長時間熟成されると、その「木」からエラグ酸というポリフェノールの一種が染み出して来て味を良くすると同時に健康に益するとのことであった。 ポリフェノールの健康効果については周知のとおりで割愛するがチロシナーゼ(メラニン色素を沈着させる)の働きを阻害するチロシゲナーゼという物質やリオニレシノールとか言う物質は肌の美白作用、シワ取り、シミ取りのチカラも存するとされている。 スコットランドやウェールズ地方に行くと透けるような白い肌の美人が多いらしいが、ウイスキーの美白効果なのかも知れない。 因果関係は不明であるけれど良質な水は「美人を生む」という定説があり、さらにウイスキーの美白が男性・女性知に現出しているのかも知れない・・・などと推量してしまう。 糖質も0。 それは日本酒の1/350、ビールの1/250、ワインの1/150とのことでワイン飲み(ポリフェノールの含有あり)、日本酒飲みの芸能人の短命ぶりを思うとやはり糖質が「犯人」なのではないかと得心する。 試しにウイスキー、それも12年物を適当に60cc〜100cc/日飲んでみたが「歯」にも「腰」にも影響がなく、少なくとも糖質の炎症惹起作用は免れているようだ。 調子に乗って毎晩飲んでいるが今のところカラダや脳の異変はないように感じられる。 糖質0となっているが口当たりがとろけるように甘くおいしい。 特に冷凍室で冷やして飲むとおいしさが増す。 これを寝る前にチェイサーの冷水で喉と胃を潤しながら一杯やるというのが最近の「マイブーム」だ。 「生命の水」というネーミングが気に入った。 イギリスの名宰相ウィンストン・チャーチルは上等のスコッチウイスキーを朝から飲んでいたそうで、議員仲間から「酔払い」という尊称も得ていたそうだ。 現職の時から・・・。 彼の人は毎日「生命の水」を飲みながら朝食にベーコンエッグを食べ、夕食にローストビーフを食べて90歳の天寿を全うしたそうなので一度試してみたい。 どんな気分が得られるのだろう。 日本人からすると所謂「悪食」の典型も「生命の水」の効果であろうか。 かつての世界最高齢者・泉重千代さん(男性)もまた毎日焼酎を飲んでいたそうで、他の100寿者の中にも労働をしながら焼酎を少しずつ飲むという習慣を持っている方がいると伝聞する。 それでもチャーチルの晩年も、ナイトキャップでウイスキーを嗜んでいたマーガレット・サッチャー女史(イギリスの女性首相)も晩年は認知症になられたそうなのであまりお勧めはできない。 どうもイギリスでは労働者階級はビールで、貴族などの「ハイソ」の人々はウイスキーを飲むことが一種のステータスなのであろうか。 このあたりはハッキリ分かれるのがヨーロッパの「旧社会」の特徴であるようだ。 ビールを主として提供するパブはイギリスの庶民大衆のモノなのだ。 ビールが「自分」のカラダに悪いということが確認されたし、生命の水という呼称に誘われて今はウイスキーを常飲しているが今のところ身体的な不調はないようだ。 しかし、この「甘み」はアルコールの力であろうか。 こんなにおいしい物だったのかとあらためて思う。 ダブル一杯(60cc)となっているが100ccくらいはいただいてしまう。 50ccのショットグラス2杯。 どんどんイケそうであるが我慢して早々にナイトキャップを切り上げて就寝している。 最近は「早寝」もマイブームで、テレビやネットや読書をやめて速攻床に就いている。 具体的には8時から10時の間に「消灯」する。 真っ暗だと寝るしかない。 軽くストレッチ体操をすると心地良く就寝できる。 排尿覚醒が2回ほどあるが合計睡眠時間が8時間から10時間になるように努めている。 昼寝を入れると11時間なんていうこともある。 「生命の睡眠」は午後10時から午前2時とのこと。 この時間帯はとにかく色々工夫して眠ることにしているので殆んど用事、たとえば仕事の宴会やバスケの練習、バイク乗り、各種研修会も二次会、懇親会、情報交換会など時間を奪う類は全て「パス」して就寝。 この習慣は体調心調を強力に整えてくれるようで、日中殆んど「疲れる」ということがなくなった。 こんな調子で夜の活動性が低まると認知証の発症が高まるとの情報もあるが、そんなことより良質な睡眠と日中の健全な労働・・・仕事とかスポーツの方がはるかにそれらに益すると思える。 今の仕事・睡眠中心のライフスタイルで気分も良いし、自らの健康度も高まった感覚がある。 何しろどこも痛くない。 その上「生命の水」ウイスキーは尚更にその呼称により元気・精気が出そうな「気」がする。 気のせいかも知れない。 薬物には必ず「偽薬効果(プラセボ効果)」があるのであまり真に受けないという態度もまた必要だが、それにしても「生命の水」はうまい。 どのブランドも12年以上ならば許容レベルの味だ。 それを夜に飲むのが楽しみになって今や軽いアルコール依存症の態だ。 大丈夫かいな。 ウイスキーを飲んでいるとタバコも吸いたくなる。 チャーチルのように葉巻とウイスキー。 微かなあこがれを感じる。それらを楽しみたいという渇望を心の中に強く感じる時もある。 年齢のせいかも知れないが実のところ「生命の水」って言ったってあまり健康に良さそうとは思えない。 昔からアル中とか失業者とか、とにかく自堕落な生活をしている男に奇妙な憧れがあって、内心はハッとするほど慄然とさせられる・・・そういう真意が隠されていることに。 他の人はどうなのであろうか。 自己破壊欲求は健康人には絶対的に存しないのであろうか。「生命の水」。捉え方はさまざまだ。 ありがとうございました M田朋王久 |