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| ■ 梅雨の雑感・・・ | 2019. 7.13 |
梅雨の晴れ間。 うまい具合に土日（７/６・７/７）が晴れになった。 その週の前半の大雨を思うと想像もつかない晴れ方だ。 誰それのスマホがバラバラに警報音をけたたましく発していたがそれほどの被害は無かったようだ。 ご当地・人吉は元々「水害慣れ」しているので、人々の準備も心構えも殆んど万端のようだし、近所の避難所も川べりの土手のすぐ側近に遭って少しも安心できない。 堅牢な作りの我が家（鉄筋コンクリート造の３階）の方が余程安全に見える。 日中でも真暗な重々しい空から土砂降りが１日中つづくなんてこともなく、ただ長時間降りつづいたというだけで高速も止まり、鉄路も「様子観察」となり移動・運送を「業」としている人々には迷惑な災害予防措置だ。 学校も２連休になり先生方は一息入れておられてその点だけは好もしい。 当院は農繁期と久々の慈雨とあってヒマ。 ほどほどの来院者数でコラムの筆がよく進む。 ここ数年、悪天候など自然災害について人々はいくらか過敏になっておられるようだが実際にはインフルエンザの死者と同じく例年災害の規模には殆んど差がないそうである。 大自然の采配というものはそれほど精緻で巧妙にできているのだ。 人間の計らい・・・たとえば警報など耳垢ほどの重要さも持たない・・・自己満足・・・公的立場の人々がとりあえず警報しましたヨ。 準備や避難を促しましたヨ・・・単なる予防線張りとしか思えない。 自治体など公的機関の行う対策というもの。 そのようなレベルに違いない。 人心と天災はよく同期同調するようで、世の中が乱れていると気候も乱脈になるようだ。 最近のはゲリラ豪雨、米国の平野部の竜巻、ヨーロッパの洪水、インドの干ばつ、日本国その他の国々の地震と際限がない。 天災と人災との混合で人間も自然の一部と考え、地球の歴史からすると現代ほど機構の安定した時代はないらしく、まだまだ天候が人災と呼べるほどレベルに達しているとは言い難い。 即ち地球温暖化の影響についてだ・・・と個人的には考えている。 人生のはかなさも人類のはかなさも同じようなもので「時間がくれば終わる」映画の物語のような類とするとそれほど深く心を病ませる必要もあるまい。 メディアのメッセージは殆んど常に「脅し」じみており、下手に「安心しろ」と言われると逆に心配する。 どちらの騙しが有効かというと両方だ。 「安心しろ」「信用しろ」と巧みな脅しは詐欺師の常套手段。 そんな訳で自然にしていてメディアは「脅し」に偏り、誰も「安心しろ」とは言わない。 先夜、コンビニでメズラシク雑誌を立ち読みしたら「健康知識の嘘」というのがあって「やっぱりそうか」という内容であった。 即ちソレを売っているコンビニの存在を脅かす内容は上手に省いてある。 たとえば「多少の間食は体に良い」「糖質制限ダイエットは有害」「睡眠時間は７時間」など。 それでも７０%から８０%は正しいと思われる。 内容で２０%～３０％は嘘といういつもの巧妙な騙しのテクニックだ。 ２４時間営業のコンビニとしては人に適当に「夜更かし」をして「間食」や「糖質摂取」をして貰わないと存在価値が無くなってしまうからと思える。 情報というものはまずその発信源を確認して取捨選択するべきで多くのテレビの視聴者のように無意識に「テレビが真実を述べている」という前提で会話をなさっており傍から拝聴していると心の中でつい「笑ってしまう」 繰り返し述べているようにテレビという通信媒体・情報発信源についてはまず前提としてそのことを確認してから発している情報の価値や判断、真偽、判定、取捨選択して採用すべきだろう。 人々が自然に洗脳されている姿を見ていると一国の人民のみならず全世界すべての人類が「特別な人々」の家畜にされるのではないかという恐怖予想をしてしまう。 超監視社会、国民背番号制、ＩＣチップ体内装着など米国製の映画で洗脳的に上映され、それを人心に慣れさせてしみじみと上記の政策を実行に移しているという可能性がある。 以前は日本国を中心に述べてきたがこれらの傾向が最近は全世界的なモノだと考えるようになった。 壮大な茶番劇はつづけられており、メディアもネットもこぞってこれらの後押しをしている・・・と見ている。 天候・気候の四季の変化、たとえば「日本の梅雨の到来」などは大昔からの伝統行事のように深い精神の安定をもたらす。 日本の夏。 紫陽花が黒ずんで枯れる頃に始まった遅い梅雨でも「来てくれる」とホッとする。 農業関係者でなくても田舎住まいの地域の一体感はグローバル化でない分ローカルで、おだやかで温かな微笑みを誘う。 ありがとうございました 濵田朋玖 | |
