コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ 糖質中毒2019. 4.14

人類は農耕の技術の獲得以来「糖質中毒」に陥っている。
それまで狩猟採取生活からの劇的変化で、このことにより領地・領土の問題、貧富の格差、所有蓄積の問題、水を巡っての争いごとの問題など現在人類の抱えている多くの問題の発端になっている。

現代は医学上・健康上でも人々の「糖質中毒」が懸念されており、全世界的にこれが継続している。
そしてこれを解決しようという動きは全くない。少なくとも政治的には。
それは現在の経済活動が、この「糖質中毒者」即ち一般大衆の飲食行動を中心に展開されているからだ。
医薬品・飲食店・食品製造業・酒精飲料会社・農業・酪農などあらゆる分野がそうなので、世界の政治経済はおろか軍事など全てにわたって「糖質中毒者」がメジャーとして世の中に存在し、それを利用して人類の諸活動が営まれていると言っても過言ではない。

糖質、それは穀物の主たる成分だ。
農業で採取される主食は米・麦・じゃがいも・トウモロコシなど。
それにサトウキビから製造される砂糖という食品もある。
甘くトロケルような糖質だ。
昆虫類の中で蜂の造り出す蜂蜜も糖質。
アフリカの原住民の中にはヨーグルトしか食べない種族がいて、それを濃縮した液体をヘチマのような形状の“水筒”に入れて槍を持って原野を駆け巡り他の食品は一切摂取しないそうだ。
こういう話しを聴いたり長寿村でヨーグルトを常食して元気にしているのを見たりして多くの日本人は短絡的に「ヨーグルトは健康に良い」と考え、多くの乳製品会社はこぞって〇〇菌高の入ったヨーグルトをあたかも健康食品の如く視聴者に信じさせて一般庶民に売りつけている。

ヨーグルトが健康に良いかどうかはともかく、長寿者の研究によれば・・・例えば地中海沿岸地方に長寿村があって、そこの食生活を日本に持ち込んで調査したところそれほどの長寿効果はなかったそうである。
普通に売られている「ヨーグルト」には砂糖が入れられていて糖質食品となっている。

また健康の為には「地の物」・・・半径20km以内で取れる新鮮な生成されていない食物が良いらしいので日本人の場合、ヨーグルトやパンや牛乳などより米に納豆、豆腐、野菜、味噌汁などの方が体に良いと考えられている。
ただし長寿村の共通点として山坂が多く、そこを登ったり下りたりする労働が健康にとても良いらしい。
因みに平地をいくら歩いても寝たきり予防にはならないそうだ。
歩行は認知症には効果があっても高齢には足腰の「弱り」には無効とのこと。
山坂が階段或いはヒンズースクワット(筋トレの一種)が良いとのこと。

「人類の糖質中毒」という背景を思慮して、人間の諸活動を見直してみると日本人の生活がかなり不健康であることが分かる。

ラーメン・チャンポン・カレーライス・チャーハン・うどん・ソバ・ギョーザ・サンドイッチ・おにぎり・パン・缶コーヒー(砂糖入り)・牛乳(多く砂糖が入れてある)・果物ジュース・パスタなど外食やコンビニの横綱たちが勢揃いする。
このように日本人の食文化にしっかりと根づいた食品群は全て糖質を中心に据えて構成されている。
オソロシイ話だ。
野菜が入っているのはチャンポンくらい。
その他はホンノお飾りにもならない野菜入り。

カツ丼・牛丼・天丼・卵丼なんていうさらにオソロシイ食品もある。
油で加熱した蛋白質(肉や魚)を砂糖漬けにして甘味をつけ白ごはんの上に載せて食べる。
これこそ有害食品そのものだ。

健康の為には砂糖入りの食品やGI値の高い食品は出来るだけ避けたい。
糖質と蛋白質を控えて野菜をたっぷり食べてぐっすり眠れば誰とも健康になれる。
後は良質な「水」だ。
良好な人間関係も重要。

アルコールも糖質の少ない類が好もしい。
ビール・日本酒・スピリッツはやめてワインや焼酎が良いらしい。

世界の放送局の流すBSのワールドニュースを観ると世界中、肥満者がだらけだ。
糖質コントロールによる痩せにも用心したい
糖質「0」というワケにはいかないのが現代人の体質だ。
糖質と脂質が不足すると、まず便秘する。
その上低血糖による心臓の不具合が生じる人もいる。
血糖低下による遊離脂肪酸(FFA)が心筋に毒性を持つらしい。
こういう症状を持つ人は空腹時に動悸がしたり胸痛が出たりする。
とりあえず糖質を摂ると治まることがある。
治まらなければ医療機関の受診だ。
糖質の過剰摂取の有害さは成書に譲るとして、触りだけお伝えすると「炎症」を惹起する。
全ての老化を炎症と捉える考え方があって、一定の理論が確立されている。
糖化=炎症というワケである。
酸化=サビ。
これらが絡み合って疾病や老化が起こるらしく、現代人の多くはそれらの悪環境に「させられている」と言って良い。

肥満者の人に「糖質制限」というと大概恐怖におののかれるか「絶対出来ません」とおおせになる。
これらの「反応」こそ糖質中毒者の言である。
ニコチン中毒(喫煙者)も同様の反応をされる。
勿論アルコール中毒(依存症)の方々も。
要は慣れなんであるけれど・・・。
痩せるのも慣れ、肥満も慣れ、人生は習慣によって形成される。
良い習慣を持てば充実して豊かな人生を歩め、悪習慣を持てばそれなりの結末を引き受けなければならない。
糖質中毒は肥満、関節炎、糖尿、その他諸々の悪性疾患という結末を・・・。

ありがとうございました
M田朋玖



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