[戻る] |
■ 腰痛 | 2018. 8.21 |
先月(平成30年7月8日)の日曜日より突然に腰痛が出現して徐々にひどくなり、8月に入り歩行にも難渋するようになった。 朝、起床時の痛みが最もひどく、腰部を前屈してゆっくりとしか歩けない。 まるでおじいさんだ(まあそうだけど・・・)。 勿論、椅子の立ち座りも痛みの為にスムーズにできない。 情けない話だ。 元々腰痛持ちの上にバスケを始めると大概発症している。 犯人はいつもバスケとクルマだ。 7月8日はレクサスで阿蘇の小国町に試合を観に出かけたので、エアサスのヘタったその柔らかい揺れが山坂道、ワインディングロードで腰部の筋肉や骨をしみじみと傷めつけたようだ。 以前、10年くらい前になるがレンジローバースポーツという外車の新車に乗っていたことがある。 この時の腰痛が一番ひどかった。 この「見かけだおし」の高級車は映画やテレビでも頻出し、芸能人の何人かが乗っていたが新車のくせに全くのポンコツ車で、燃費が極めて悪く乗り心地も悪い。 長距離を乗るとやたらに疲れるし、何よりも持病の腰痛が出る。 知人の勧めで或る整体師にかかったら、原因は「歯の噛み合わせに左右差があるから痛む(腰)」との御託宣があり、実際に長年患ってきた虫歯を抜いて差し歯にしたところ、たちどころに腰痛も治ってしまった。 また足つぼで足底部の「土踏まず」を指圧してみたら圧痛ポイントが確かにあったので一緒に「ツボ押し」を施行したらさらに快調になり、ついでにレンジローバーをレクサスに変えてしまって全くの完治をした。 10年以上、即ちレクサスに乗り換えてから一度も起こらなかった我が持病の腰痛はリリカという、以前テレビで武田鉄矢がCMで宣伝していた「神経障害性疼痛」の薬を飲むといつも半日で治ってしまうので油断していたらこの始末である。 今回は意外に長びく・・・。 整形外科(開業医の友人)に何故か相談する気が起きない・・・というのは前回の腰痛もそこでは残念ながら解決しなかったからで、当科関連施設のリハビリの先生に相談したりと、ドクターではなく主に当施設のパラメディカルスタッフにだけ色々と尋ねてみたりした。 結果「ストレッチ」と「枕」がキーポイントで、ついでに足のツボを探したら今回は足底ではなく「膝の裏」にあって、これらの3つの治療行動を真面目にしたところ随分と良い。 少なくとも前屈せずに歩けるし、椅子の「立ち座り」もスッと出来るようになった。 有難いことだ。 「枕」については基本的に「無枕」で「仰向け」で寝ていたのをどういうワケか横寝していたので、それでは腰骨を歪めてしまい傷めると当科のナースが教えてくれたので横向きに寝る時に毛布を高枕にして寝てみると確かに朝の腰痛と前屈歩きは消失した。 スッと立ち上がれるし歩行にも背筋を伸ばして歩くことができる。 まずはヤレヤレとホッとしている。 8月12日〜15日に毎日お墓参りをしたらほぼ完治したようで、街に独りで洋服を買いに行くこともできた。 特に服を欲しかったワケではなく、クルマを運転して駐車場に停め、店に入り、フィッティングルームで服を試着するという若者のような行動を試してみたかったのである。 買い物という行為は時にバスケの練習やバイクの運転よりも「腰」に負担をかける。 特に今時のコンクリートの上に硬質の大理石のすべすべ床を歩くのは膝や腰にこたえる。 アメリカの書店やショッピングモール、日本の高級ホテルで時々あるフカフカの絨毯というのは日本ではメンテナンスの問題かあまり見かけない。 考えてみれば結構不親切である。 それでも最近は気の利いた店ではあちこちに椅子が置いてある。 大手のアパレルかイオンなどの大ショッピングモールでもトイレやエレベーター、モールの切れ目の円形のコーナーなどにいかにも心地良さげに柔らかい椅子が設置されていて有難い。 それらの買い物を難なくこなして、腰痛もあまり感じなかったのでほぼ完治と言って良いだろう。 おかげで寝起きと就寝前と仕事終わりのストレッチが習慣になった。 ドライブやツーリングでも休憩時には軽くストレッチだ。 これは軽い運動に匹敵するようで、アンチエイジングにも資するそうだ。 腰痛体験はレオパレス21という賃貸のワンルームに入居して時で、それは部屋の狭さも影響しているらしく、これは前述した老練な整体師に住居のことをズバッと指摘されて驚いたものである。 その時の「プチ身障者体験」は自らの仕事にも生かされていてこれは要介護の高齢者の不便さと持っているモノの邪魔さ加減、イヤラシサ、不要感を我が心に強く生じせしめたようで、それこそワンルームの「サービス付高齢者向け住宅」という施設というか「集合住宅」の建設へと導いてくれた。 いずれにしてもこの腰痛体験が医療行為(助言や治療、指導)にかなり役立っていることは確かである。 ありがとうございました M田朋玖 |