コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

コラム:ひとくち・ゆうゆう・えっせい

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■ スカート2018. 7.26

この女性の衣装ほど性的興奮を催させるモノは無い。
昔も今もデパートかなんかで上品な美しいスカートかなんかディスプレイしてあるとあまりに扇情的で正視できないくらい発情してしまうことがある。
女性の下着コーナーより凄い。
筆者のフェティシズムのシンボルのような女性のコスチュームのひとつがこの「スカート」という布切れである。

1990年に呉善花という韓国人の女性作家の作品で「スカートの風」というのがある。
これはタイトルだけで中身をあまり読まず購入してしまった。
内容は日本と韓国の文化の違いなどを綴ったモノであるらしい。
そういう個人的なエピソードが示すように「スカート」という言葉だけでも何かしら強烈な性的イメージを想起させ、脳の一部を異常発電させてしまうようで、これを書いているハナから下半身がジンジンしている。

このことに気づいて自らの思考回路の癖を発見できて今後も使えるとても便利な言葉であり、イメージであり、実際の現物(スカート)ではある。
少なくとも心身共に「元気」になるような気がする。

世の中には「下着ドロボー」という男性の犯罪行動が日常的にかなりの割合で存在するようだ。知人の女性で被害な遭った人が数え切れないくらいおられる。
先年、新幹線のサービスである「テロップニュース」で「サドル泥棒」についての報道があって相当に笑いこけながら車内の時間を過ごした思い出がある。
件の盗人は勿論男性で、それ(サドル)を収集するのが楽しみらしく「匂いを嗅ぐ為に」コレクションし、ビニールの袋に入れて大切に保管していたらしい。
この男性はレッキとした犯罪者であるもののフェティシズムの素晴らしい具現者で、それらの男共の鑑のような人物と思われる。

もしも筆者自身が本能のおもむくままに罪を問われることを少しも恐れない愚者で「医師」というとりあえず神聖と世間で考えられている資格を持ち生業を営んでいる・・・というような男でなければ「スカート収集」をコッソリしていたかも知れないなどと想像してみるが、やっぱりこれはあり得ないと思える。そこまでのフェティではない。

それに比べ、自分自身の脳の一部を発光発電させ「笑い」を取った「サドル泥棒」には深く驚嘆させられた。
女性の乗る自転車のサドルという自転車部品がどのような按配で女性の肉体の秘部とか陰部とか局部とか呼称される部分と強く接触し、押しつけられているかを少しでもアタマの中で想像するだけで何やら卑猥で淫らな気分とよこしまな欲望が刺激される気がする。
女性の臀部を最下部とした上半身全部を乗せ、全体重を物理的に引き受ける自転車のサドルというモノの猥褻さに気付いた人物の趣味嗜好と慧眼には敬服させられる。

一方「スカート」とは基本的に柔らかい繊維で出来ており、主として女性の下半身を被い隠すファッションアイテムである。
昔の西部劇などを見ると美しい白人の女性が陽射しを避ける為か地味な色合いの木綿のロングスカートをまとい立ち働いている姿がチラッと出てくるが、それを観る為だけにビデオを買ったこともある。
このシチュエーションの女性は映画だからこそとも思える。
今とちがってとにかく昔の映画に出てくる女優さんは美しい人が多かった。
しかしながら女性が風俗店やキャバクラなどで挑発的にミニスカートを穿いているのには少しもコーフンしない。
先述した西部劇のように大人の女性のいくらかつつましやかで清楚なたたずまいにおける「スカート」の存在が性的な興奮を催させるようである。

日本の皇室やヨーロッパの各王室などのロイヤルファミリーなどでも女性の正式な衣類というとスカートであるようで、見ているとパンツルックなどはどうもご法度のようである。
何故そういうシキタリになっているのか不明であるが、どういうワケかそれらの人々には少しもエロスを感じない。
不思議である。
やはり身分とかオーラとかが高貴であられるので筆者のような下賤で卑しい身分の者どもにとってはあまりに恭しくてそんな気分にはなれないのであろう。

それでも若い頃、まだ戴冠以前のエリザベス女王の肉体はそれなりに豊穣で、そのスカート姿がかなり魅惑的であることはNHKのドキュメント映像で目視しキッチリと脳の中に保存されている。
ついでにNHKの中年の女性アナウンサーの膝丈のスカートはかなりエロティックで数年前にはテレビのハードディスクに録画して相当の期間楽しませてもらった。
同局の偏向的報道やニュース番組などを差し引くと受信料に応分の価値高い映像として上記したアナウンサーのスカートで国民に提供してくれているので、それらの嗜好・性向を持たれている男性諸氏の方々は一度丹念にチェックしてみられたらとお勧めする。
余計な助言かも知れないが・・・。

ごく個人的に女性のスカート姿が強い性的刺激を与えているということに気付いたのは60代も半ば、つい最近になってのハナシで、たとえば新幹線に乗り美しい上品な女性の多い博多駅とか熊本市内のデパートとかに出かけて帰宅すると、脳の中にそれらの映像が多量に蓄積され異常発電するようで性的興奮を鎮めるのにアダルトビデオを観たり大人の雑誌などをペラペラとめくったりして一工夫も二工夫もしなければならなくなる。
九州圏内のどの県庁所在地ならどこでもこれらの得難い絶景、美景が無料で思う存分鑑賞できるので「日本人に生まれて良かった」などという昔の「ノリの佃煮」のコマーシャルの言葉のような深い感激と感謝と感動を味わう。

年齢を重ねるとこんな微妙でデリケートなエロスを若い時より敏感に感じ取れるようになって、これは有難いことだと自らの欲望と感覚感性と素晴らしく美しい人類の中で女性という生命体の存在に深い謝念を抱く。
それにしてもスカート姿で膝を丸出しにしたり、外国人の場合、平気で足を組んでスカートの奥の女性の中心に向かう部分を視聴者に見せてもらえたりという意味でスカートという女性の伝統的な衣類を発明し進化させ、持続させている先進国の文化には驚嘆させられるし深く感謝もしている。

「スカートを着れない」という美しい女性などに接すると「髪を伸ばせない」女性と同様、或る種の「気の毒さ」を感じるが、これは余計なお世話である。
個人的に残念なだけであるから。
ちなみに子供や子供っぽい女性のソレには何故か全く「反応しない」
あくまで成熟した女性、それも中年以上の女性にしか性的興奮を憶えないというのは或る意味有難いことである。
人から異常者呼ばわりされずに済むし、欲望の抑圧もしなくて良いからである。

卓球はともかく、バドミントン女子のユニフォームでショートパンツと小さなパンツの上に短いスカート(スコートと呼ぶらしい)を単なるお飾りのように巻き付ける類があるが、明らかに後者の方がファッションとしても優れているし男性目線では好もしい。近々それらをスカートに統一しようという議論があったが、当然ながら「却下」された模様だ。
この出来事は結構深い問題を内包していて、女性のスカート嫌いの人々とか筆者のような「好み」を持っている男たちとの戦いのようで、内心ヒヤヒヤ物であった。スカート強制は、セクハラだとか決めつけられて女子バドミントンのユニフォームがショートパンツになってしまったら観戦する楽しみが激減するからである。
その点テニスは比較的安心でヨーロッパの伝統的なファッションであるスカートが残される筈だと確信している。
そういう意味ではテーブルテニス(卓球)のコスチュームは殆どショートパンツで個人的にとても残念でならない。

女子のフィールドホッケーという競技は何故かユニフォームが、国際的にスカートになっているようでこれには感激する。全員が短いスカートを穿いて掃除に使う箒のような棒切れを持って広いコートを屈む姿勢で走り回る姿は昔のブルマー姿の女子バレーボールに近いくらい扇情的である、

スポーツのユニフォームには無いが、キュロットとかいう目眩ましみたいなスカート擬きには多くの男性が相当がっかりするらしく、男目線では着て欲しくない衣類のナンバーワンであると昔朝日新聞に書いてあった。

ありがとうございました
M田朋玖



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