コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

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■ 憲法論議2018. 5.17

先日、夜の店で親しい友人から「山口某」という芸能人の醜聞(女子高生に対するセクハラ問題)についてどう思うかと問われて、特に返答に窮した訳ではないがそういう話題について興味が無かったので、少し考えて「そういう問題の内容についてよりマスコミがあーだこーだと大切な放送設備を使用して膨大な時間を費やして流していることの方が大問題なのではないかと思う」と答えた。

しばらく前は「相撲問題」その次は「森友加計問題」のむし返し、いつまでも続く「重要な問題でないこと」への国民の意識のマスコミの誘導について個人的に凄く問題視している。

何かしら大事な問題から国民の目を逸らす為に流しているのではないかと疑ってしまう。
今は日本国も自民党の一強体制であるので、ここぞとばかりに色々な法律を立案してどんどん立法化しているのかも知れない。
昔の報道番組のようにそのような大事な政策、政治決断についてなど殆んど放送されなくなった。

まさに国民の目や耳をごまかす為の「目くらまし」にそれらの報道があるのかも知れない・・・などと勘ぐってしまう。
先日のNHK-BSの特集番組で「憲法と日本人」というのがあった。
内容は概ね予想どおりで「改憲」は当分しない方が良いというような内容だった。

中身は、即ち憲法9条のことである。
歴代の池田、岸、田中など戦後の大物政治家、自民党の保守本流の政治家たちのマスコミ向けの耳心地の良い「現憲法は国民に良く馴染んでおり、定着していて特に改憲の必要はない」などの言質を部分的に、つまり全体的な文脈をハズして放映していた。

わざわざ改憲などしなくても良いのではないか、またそれをするにしてもゆっくり議論して良いのではないか・・・というのがNHKの主張のようであった。

現政権の安倍総理は勿論改憲派である。
極東アジアの今の緊張状態、特に中国の侵出ぶりを考慮すると当然の流れだろう。

有事の時に憲法9条の為に自衛隊が「骨抜き」だったら一大事だ。
国民へのアンケート調査でも改憲については29%が賛成、反対が27%、どうでも良いが39%となっていた。
たった2%であるが国民の意識は改憲に傾いているのにNHKの放送はそれに水を差す形になっている。
国民の意識を「分断」するのはヨロシクないといもっともらしい理由を挙げていた。アンケート結果をよく見ると、実際に米国で生じている「分断」を引き起こすような極端なモノではないのに。

憲法9条を必死に守ろうとしているのは今の野党で旧社会党の流れを汲む立憲民主党を含めNHK・野党連合である。
社会党の元党首・故土井たか子氏や口もさらに悪くなった民主党の辻本清美氏などは在日であり、今でもマスコミ露出度の高い蓮舫氏など台湾国籍の二重国籍者、言うならば外国人、それも実質的に中国人である。

日本に対して良からぬ野心を抱いているらしい隣国の動きや論調を見たり聞いたりしていると、これらの人々の言行も背景に何らかの悪企みがあるのではないかと疑ってしまう。
これらの政治家の言動をよく放送するし、先述したBS放送(「憲法と日本人」)などを併せて考えると、以前から愚コラムで何度も述べているようにNHKという放送局が「亡国的」であることがますます明らかになる。
NHKは中国中央電視台(中国の放送局)日本支局という態である。

先進国を中心に諸外国では憲法改正など何度も行われているし、憲法9条を「平和憲法」などと言われて呑気にしていると悪意の外国に簡単に国を乗っ取られてしまうのではないかと常日頃から危惧している。
そもそも一国の憲法などは世界の状勢など時代や地政学的な変化に応じてドンドン変化させるべきであるのに、日本国を奪おうと企んでいる隣国からすると極めて好都合な「不戦」を意味する憲法9条を金科玉条の如く死守しようとする人々の意図をNHKが、それらに与する特定の組織や団体、国家を代弁しているようにみえる。
それは巧みな悪意の第3国の洗脳によるものか、政治の中枢に忍び込んでいる亡国の輩の手先になっている不届きな政治家達の誘導によると思われる。
いずれにしてもNHKの「スペシャル」とか「クローズアップ現代」とかを無邪気に信じてはイケナイ。
最も腹が立ったのは以前、人気キャスターだった国谷裕子氏時代の「クローズアップ現代」で取り上げた「墓じまい」というものだ。
特に亡国的で「バチ当たり」な内容であった。

墓を無くしてしまってみんなが「墓つくり」や「墓参り」をやめてしまいましょうという内容だった。
そんなことをしたら一家一族はキレイサッパリ滅びてしまう。
ついでそれらの風習を持たない国民の住む国家も・・・。
別に文明国でなくても人間は「霊」を知るとか「宗教」を持つことでもって人間であるし、親や祖先を敬い感謝するのに「墓」という海で表現したら「港」、軍隊にたとえたら「基地」、家族にとっての「家」みたいな存在が「霊」には必要なのである。
それが言うならば「お墓」なのだ。

こういうことをキチンと理性的に、理論的に理解していない愚輩が無神論者的にお墓の存在を簡単に否定するのである。
説明するのが面倒臭いのであまり語らないが、これは「家」にも「国家」にも極めて重大なことなのだ。

憲法問題「国防の問題」、霊的問題「お墓のこと」、道徳教育「教育の問題」等々国家の根幹に関わる大切な事柄をさりげなく、ヤンワリと否定的に放送したりしてNHKの洗脳もますます巧妙になってきた。というよりその巧妙さ故に悪質性の度合いが高い気がする。悪質性というのは具体的には「国賊」とか「大逆」とかの戦前的な表現を言い換えた「亡国」性という意味である。

ありがとうございました
M田朋玖



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