コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

コラム:ひとくち・ゆうゆう・えっせい

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■ 理想のスーツ2018. 4. 5

GUのスーツだ。
それは正式なスーツというよりもジャケットとパンツのセットアップなのであるが、あまりに安価で出来も素晴らしいので一筆してみたい。

まずはそのデザインと生地と色だ。
一般のスーツ屋さん、たとえば青山、はるやまなどの量販店とちがい紺や黒などダークスーツ一辺倒でなくカラフルなのが良い。
その色もとても綺麗な色で、軽快で好もしい。
そして何よりもデザインだ。
パンツのデザインが素晴らしい。
丁度ジョガーパンツのように腰回りがゆったりしていて股上が長い。
結果、ポケットが深く便利なだけでなく着心地が良い。
ついで裾が先細になっているのでシルエットとして自己満足的かも知れないがかなりイケテル。
一般のスーツは普通、今の流行のための股上が浅く、全体に窮屈かゆるすぎて、裾幅も広く、着ていて少しも楽しくないし歩きにくく楽でもない。

その上、以前、非行少年だった時に流行したダブダブのズボンに細い裾先の腰穿きで、サンダル履きというイデタチと着心地の感覚がダブってかなり郷愁的な喜びも感じる。

上着も素晴らしい。
Lサイズがジャストフィット。
肩まわりが柔らかくカラダにフィットして他社のスーツらしいイカツサ、カタクルシサがない。
遊び着のようでスウェットの上下のようなゆったりとした心地良い寝巻き感覚の心易いフンワリとした着心地で、着ていてオシャレでありながら気楽で軽くて浮き浮きするほど心楽しい。

さらにその価格で、上下で7500円しかしない。
この上質さと着心地でこの値段というのも驚異的である。

おかげで毎日の仕事のモチベーションが全然違う。
朝起きてのスーツ選びが全く苦痛でなくなり、それが楽しみになった。
まさにGU様々である。
年齢が高くなったら高級なブランド品にこだわるよりも、特に衣服はその新しさと清潔感が肝要だと考えているので、安くてもみすぼらしくなければ、できるだけ爽やかで彩りのある明るい軽快な雰囲気の類を自分で選んで着ている。

色についても以前も書いたが「ベストカラー理論」という考え方をファッションにも取り入れていて、人間の着るべき色というものが決まっているらしく、それは青味がかった水っぽい透明感のある色であるらしく、あまりお勧めできない色としては黄色っぽい土色とか茶系とかの土っぽい濁った色であるらしい。

けれども多くのブランド品はこれらの茶系とか土色を採用しており、これは製造と販売戦略としてはマチガッテいない。
何故かというと多くのブランド好きの人々は、この「土系」の色を好むからである。
それは殆んど土星の人々で、二黒土星・五黄土星・八白土星、ついでに金星や火星の人もそれを好まれる。
即ち六白金星・七赤金星・九紫火星の人で、これらの人々はルイ・ヴィトン(茶色)、コーチ(土色、キャメル)、バーバリー(土色)など主だった売れ筋のブランド品は茶系・土色になっているが、それらの好みに合わせているように思える。
自然にしていてそれらの人々は土・茶系を好むので、街を歩いているとだいたいどんな星の人か判定できるくらいだ。
それにブランド品、それも高級ブランドを造って売る人々は、多くの人々のこの傾向を知ってか知らずか不明ではあるがビジネスのコンセプトとしておられるようなのでキチンとこのあたりの理屈を分析しているのかも知れない。


筆者のように一白水星や三碧木星、四緑木星の人もこういう理屈を知らないでいるとブランド品を流行りだからとかステータスだからとか言って購入し所持する方もおられるが、やはり少数派であるようだ。
こういう好き好みを抜きにしても人間は基本的に水系、青系が全人類的に似合うので元々黒人などのファッション的に「色」のに合いにくい人でもブルーとかの水系の色の方が着ている人を美しく見せる。
これは黄色人種である我々日本人ではさらに言えることでファッション、少なくとも着る物について土系、茶系は避けるべきなのであるが、残念ながら土星の人々の多くは自然にしていて土系、茶系の色を着ておられて自らの魅力を下げてしまっておられるようだ。
即ちキャメル、ベージュを中心としたバーバリーなどのブランドは余程の美男子か美しい女性でないと似合わない。
またそれらの人でもそれを着ていると魅力が下がることがある。

幸いにGUとかユニクロではそういう色もあるにはあるが概ね水系の色が多くてとても買いやすい。
勿論、土系の色も置いてあるが数は少ない。
その点GUスーツについてはそれらの系統の色は六〜七色の中で一色を除いて存在せず、その一色のベージュですら微妙に華やかで明るい色合いで、着る人を引き立たせるチカラを持っている。

紺、グレー、黒など無難な色でやり過ごしている通常の量販店については今のところ筆者の個人的感覚ではどれひとつ及第点に達していない。

上着の造りについても難があり、丈の長さとか、袖の長さとか、肩の圧力とか先述したパンツの裾の問題もありいずれも中途半端か極端でGUブランドを凌ぐ商品ラインナップはない。

高級ブランドとかプライベートブランドについてはコストとパフォーマンスの問題があり全く興味がない。
筆者にとってスーツとは仕事着であり、旅行着であり、時に車中泊や午睡の時の寝巻き・パジャマであるのだ。
それらが高価だったり、貴重だったりしたらまったく意味がない。
一生のウチの大半を仕事着即ちスーツを着て過ごすわけであるから、とにかくGU製のスーツの着心地の良さは最近の個人的トピックだ。

ありがとうございました
M田朋玖



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