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■ 憂国の士 | 2018. 3.14 |
現在の日本国を取り巻く環境はまさに内憂外患。 国というものは元々そういう状況というのが常態であるから、あらためて述べ立てるほどのことはない。 けれども新聞とかテレビとかをチラッとでも読んだり、観たりするとあまりにもミエミエの意図や悪意を感じるのでこうして書きつづっている。 本屋で新刊の文庫本や新書などを読んでメディアに接すると「なるほどなあ」と本に書いてあるとおりなので、こちらが感心する。 どちらが本当のことを書いてあるかというと、どうも「本」の方が辻褄が合っている。 つまり筋がとおっているということだ。 少なくとも論理に整合性がある。 平成30年3月11日現在、再び森友問題が再燃させられている。 『どうしてこんなに国家的、世界的に見たら喫緊に取り沙汰すべきとも思えない些末な問題を新聞の第一面に載せたりテレビのメイン報道にするのであろうかと思う』 もっと外に向け、と言いたい。身内で揉めてる場合か。 野党もメディアもまるで「鬼の首でもとった」ような「ハシャギ」ようで知性や教養を疑う。どうやら両者とも自分自身に対しての羞恥心とか廉恥とかはなさそうだ。気でも違ったか、或いは何がしかのヨロシクない意図がメディアの側にあるのだろうかなどと深く勘繰りたくなる。 「相撲報道」も執拗でくどくどしくてひどかった。みんな一斉にバカになったみたいだ。 高橋洋一という嘉悦大学の教授という肩書の人物の新刊の本を読んだら、新聞社には「日刊新聞紙法」という既得権を守る法律があって新聞社の権益を守っているらしいが、安倍政権はこれにメスを入れようとしているとのことだ。 結果、多くの新聞社(小さな地方紙を含め)はこぞって「安倍おろし」を画策しているらしく、その手段として彼の人のスキャンダルと思しき同事件を蒸し返して貶め、よしんば失脚させようとしているように見えなくもない。 クルマの洗車を頼んでいる間にガソリンスタンドで読んだ地元の熊本日日新聞という地方紙を読んでも「安倍一強は問題だ・・・」なんて社説がエラソーに書いてあった。 それこそ談合でもしているかのような全国的に同じ論調である。 今この時期、特に中国・ロシア・北朝鮮(いずれも独裁国家)とわたり合っていくのに「一強」でなくてどうして戦えるというのだ。 与野党が拮抗していたりしたら大事なことは何も決められないし、決断が遅くなる。 またひょっとして政権交代でもしたら大事(おおごと)だ。 それこそ悪意の隣国の思うつぼであろう。 そもそも以前も書いているように日本の野党勢力とNHKや朝日新聞を中心にしたメディアの多くは反日反米で、親中国・親韓国なのだ。 産経新聞とフジテレビは違うらしいが読んだことがないし観たことがないので詳細はワカラナイ。 国家の中枢やメディアの上層部にそういう反国家的・反日本的思想の持ち主がたくさん潜んでいることくらいは知っておいた方が良いだろう。 安倍総理は「日本会議」のメンバーで、これは「日本国を守ろう」という意図を持った人達の組織、集まりであるが、その考え方は筆者の思想、考え方と殆ど全く矛盾せず一致しているので、日本国にとってよろしき団体と言いて良いと思える。 断っておくが筆者自身が「日本会議」のメンバーというワケではなく、特にその団体の思想とかを勉強したワケでもない。 日本国のことを真剣に思って考えたらたまたま同じ考え方だったというだけである。 この思想一致感というのがミソで、誰でも考えたらおかしいと思うことが世の中、特に我が国の政治やメディアを中心に蔓延していて、正しいとか善良とかの思想が押し込められようとしている傾向について多くの真面目な日本人が危機感を持っていて、言わば「憂国の士」としてそれらの邪悪な勢力と戦おうとしているということなのである。 相変わらず「愚民化政策」の先鋒のような各テレビ局の番組と報道を垂れ流して、かつては存在した国民を善良な方向へ導く立派なお父さん・お母さん、まともな子供などの出てくる健全なホームドラマも、殆どのテレビ番組から消えてしまい、多くの日本人は自分の人生の方向性をそれらの放送番組から得ることができず、さらにどうでも良い時間潰しか何も益のない番組や偏向したニュース報道で国民をあざむこうとしているように見える。 何とか正気を保っている為にはそれらのメディアから一定の距離を置いて、時々本屋に行って正しい知識と情報を得て自分のアタマで考えて世の中の為、自分の為に人生を創造し子供達に良質な未来を与えるべく啓蒙し社会に働きかけなければならないと思うのであるけれど・・・。 それらを阻害する勢力、即ち日本国を乗っ取ろうとする邪悪な隣国と手を組んだ、或いは上手に篭絡された不届きな徒輩によって我が国を蹂躙されるかも知れないという懸念と危惧を抱いておくことは日本人として悪いことではないと思える。 筆者の目からすると多くの日本人にそれらの危機感が、特に未来予測において無さすぎるように見受ける。 それは特に人口問題と環境問題、エネルギー問題についてだ。 いくらか知能低下が起こっているのではないかと思えるくらいこの大切な懸案について少し無頓着すぎるように見える。 それが証拠に、それらに対して誰も何も手を打っていない。 これこそ悪意の隣国の愚民化政策の効果が出ている結果なのかも知れない。 主に不健康な食生活によって生じさせられたであろう若者の繁殖力(性能力)の低下、家族を造り上げる意志と欲望を奪うメディアの誘導など全てが日本人を衰退させる方向に向かわせている感がある。 参考のために、筆者のコラム「オソロシイ隣国」からあらためて抜粋してみた。 国を乗っ取る手段 1.工作員を政府中枢に送り込む 2.メディアを掌握し、大衆の意識を操作する 3.教育現場に入り込み国民の国家意識を破壊する 4.「平和」や「人類愛」をプロパガンダに使い、国民の抵抗意識を取り去る 5.テレビなどで「自分で考える力」を国民から奪っていく 6.民衆が無抵抗で腑抜けになった時、大量植民で国を乗っ取る 現在の世間の流れは上記のとおりになっている。 安倍政権がこれらを知って対応しているらしいことは良く窺えるので「安倍おろし」はそれらの勢力、即ち日本国を乗っ取ろうとする隣国の所業と思えて仕方がない。 それらがそろそろ本番に入ろうとしているように見える。 オソロシイことだ。 今、何段階なのであろうか。 それにしてもなんで最近こんなことばかり考えてしまうのだろう。自分でも理由がワカラナイ。別に前述した憂国の士を気取っている訳ではない。心の底のモヤモヤを吐き出すと自然にこんな文章になってしまうのだ。 ついでに述べると多くの一般国民は、見事に騙される。国家とか世界についての優先順位や見識が定まっていないからだ。メンドクサイので説明もしない。みんな素朴にNHKを信じている。同放送局の反日反米は今年にはいってさらにヒートアップしている。年末年始に「核と沖縄」「米軍の日本空襲」をなんと2回も続けて流した。一方で中国の一帯一路とかを称賛するだけでなくまったく中国の悪口的報道はしない。 愚コラム「中傷」の文脈からも悪意の第3国は日米と日韓それに日本政府と国民の間に亀裂を生じさせようとしているように見える。少なくとも現在の安倍総理スキャンダルは国益に反しており実際に多くの日本国民に何の益ももたらさない。ハッキリ有害であると断言してよい。このままではまず中国の手先に堕しているメディア野党連合にやられる。最悪だ。 悪辣な海賊に船長を生け捕りにされ「何も心配いりません」と嘘のアナウンスをされて乗せられている沈没間近の豪華客船の乗客になった気分である。 ありがとうございました M田朋玖 |