コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

コラム:ひとくち・ゆうゆう・えっせい

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■ ED治療2017.10.16

現在、国内では正式に医療機関で売られているED治療薬は3種類あって、ご存知かも知れないが先発品でバイアグラ、シアリス、レビトラ(それぞれ商品名)がある。
シアリスはその効果が3日間程つづくと言われていて週末などに自然な勃起を得たいと考えている人に向いている薬だ。
以前に男性更年期とか男性ホルモン低下症とかEDの原因となる・・・というより性欲減退、精力減退を招く“状態”があって、これらの人には上記のED治療薬もあまり効果が無い。
そもそもそちらの欲がないのでそれらの薬品を求めることも無い。
その男性のパートナー(女性)が求めることはあるかも知れないが・・・。

バイアグラは世界一の製薬メーカー・ファイザー社の看板商品であったが今はコピー商品が世界中に出回っていたり、後発薬品(ジェネリック)が発売されたりしている。
けれどもブランド力というものは結構根強いものがあって相変わらずシェアNO.1であるらしい。
医者仲間ではレビトラの人気があったが現在ではどうか分からない。
レビトラは形状や色がバイアグラに見えないという点も好まれた原因かも知れない。
今はそうでもないが、この手の薬物を手に入れたり購入したりするのに結構羞恥心があったものだ。
「アンタその年で起たなくなったの?」みたいな。

こういう類の薬は自動販売機が一番売れるだろうと思える。
一時期病院の前にバイアグラの自販機を置いたら相当売れるだろうと考えたが保健所が飛んで来て止めさせられるだろうと思い断念している。
全くジョーダンですけど・・・。

発売当時には中国に旅行に行った時に堂々と空港の売店にコピー商品が売られていて、それは100mgとか200mgとか通常容量の2倍とか4倍であったから随分と乱暴なことをするなあと思ったが今ではいかにも中国人らしくて何の違和感もない。

男性の性欲や精力についてはかなり個人差があって、20代〜30代でその欲が落ちてどうでも良くなる人と60代〜70代、時には80代になってもそちらの欲の旺盛な人がおられる。
九星術では一白水星、四緑木星の人にそのような人がおられる。
特に四緑木星の人の場合、自分でも絶倫と自信を持って述べられる方も多く実際に女性にモテる人が多いようだ。
先年亡くなった作家、渡辺淳一氏は四緑木星の典型だ。
文章もエロチックなだけでなく情感豊かで「読ませる」
確か同様の傾向のある耽美派の永井荷風も四緑木星だったと思う。
三碧木星、六白金星も強い欲望の持ち主だ。ただしこれらの星の人は飲食が荒っぽくからだを壊して弱くなることがある。八白土星は色事に淡白。九紫や七赤は興味があっても強くはない。

同様に精力、性欲の強い星に一白水星がいるが、この星の人は秘密主義もあって自らの性行動について秘匿しようとする傾向があるので詳細不明だ。男女とも淫蕩な星らしい。

ED所謂勃起不全になったからといって別に恥ずかしがることはないと思える。
現代のストレス社会でデスクワークばかりしている普通の人は大概EDだ。
結構元気な人でも40代でEDになる。
60代でも元気という人は多く経営者ではなく一般労働者で、それも肉体労働をする人達だ。
山仕事(林業)、農業、ガソリンスタンド、看護師、介護士などとにかく足腰を自然に鍛えられている人はEDにならないようだ。

医者は普通ダメだ。
特にデスクワークの多い医者。
病棟を走り回っている若いドクターはひょっとしてならないかも知れない。
神経を使うし激しいストレスに晒されるので、多くこの職業の人はED治療薬に頼っていると推測している。

女性と普通にSEXの出来る男性というのは基本的に健康な人だ
たとえED治療薬を使用しても病気の人、全身的に慢性の疾患たとえば肝臓病、糖尿病などに罹患している人はそれが出来ない。
気力体力、健康力など総合的な男のポテンシャルを問われるのでSEXが出来るということが男女共健康度を測る指標にもなる。
また相性の問題もある。
九星術的な相性の組み合わせが悪いとEDが起きることがある。
これは本人達が努力しても解決できない問題だしこのような知識情報の無い場合(実際ないことが多い)、困惑してしまうことがある。
このようなケースでもED薬が全く効力を奏さないこともあるようだ。

普段の食生活もある。
特にアルコールは良くない。
少量なら良いが大量飲酒者は普通ダメである。
男性の場合、ある年齢に達したら酒か女か明瞭に選択しなければならない。
所謂ご馳走、おいしい物がそちらの元気をつけることはない。
特に長い目で見ればうなぎ、焼肉、ステーキなどはソレを衰えさせる。
どちらかというと軽い飢餓状態が良い。
飢餓は人間にとって生命の危機を感じるようで繁殖をしようとする。
「貧乏人の子だくさん」とか発展途上国の低栄養状態、特に低蛋白質状態は繁殖を促す。
即ち性欲、精力を亢進させる。
結果的に貧しい国で出生率が高く、富める国で出生率の低下が生じる。
巷間言われているように「することがないから」子供が増えるというワケではないようである。
ただニューヨークの大停電の時にはその10ヶ月後の出生数が劇的に増えたそうであるから男女共暗い部屋に置かれ他にできることがなくなれば自然的に性行為に走るものなのかも知れない。
これは少子高齢化対策の妙案のひとつとしてリストアップしても良いかも知れない。夜間の電気供給を制限するとか。

話しが多少ズレてしまったがED治療の具体的、基本的治療法をまとめて述べると以下である。
@充分な睡眠
Aストレス解消行動(適度な運動、カラオケなど)
B体操、ストレッチ
C正しい食事(野菜を多く、少食)
D相性の良いパートナー
E性的妄想の涵養(アダルトビデオ、雑誌など)
F必要があれば軽い精神安定剤(結構効果がある、特に若い人)
G精力のつく食事摂取(納豆、玉子、ニンニク、セロリなど)
HED治療薬
I抗うつ剤(かなり効果があることがある)

男として生きて行くのも結構面倒臭いものなのだ。それでもEDを治療して女性と愛のある情交を日常的に行っている男性は元気でオシャレで生き生きしておられるようだ。

ありがとうございました
M田朋玖



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