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■ 反米 | 2017. 9.12 |
NHKという放送局の方針は親中(国)、反日(本)と同時に反米(国)であるらしい。 昨日、9月10日(日)放送の同局のNHKスペシャルスクープドキュメント「沖縄と核」録画して観た。 内容は過去に核ミサイルが沖縄に1300発も配備されていて、それは世界最大級であったらしい。この当時、所謂東西冷戦下にあって、共産陣営と自由主義陣営とは核兵器を片手に睨み合っていた。極東アジアにおける日本の存在は、地勢的にも戦略的にも米国にとってかなり重要であったようだ。日米両国の首脳の間に、沖縄にある核の問題についての密約があったらしく、それら一連の国家間の動きをすっぱ抜いたと考え番組を流したということであるようだ。その上いかにも今も秘密裏に「核」が沖縄に眠っているかのような報道の仕方であった。 何故、今この時期に? 確かに世間の耳目を集めるのには良いタイミングかも知れないが、この番組を観た時、胸の底に瞬間的にオソロシイ疑惑と妄想が湧き起こった。 それは巷間、本屋の雑誌や本での情報は本当であったのだろうかというものである。 沖縄(琉球王国)の復活、独立、中国への従属、自治区としての被支配地化、九州への侵攻という流れである。 NHK(日本放送協会)というからには日本国、日本国民に益する内容を流すべきと思えるのに、政府や国家、ひいては国民に対して良からぬ影響を与えようとしているように見えて仕方がない。 民放の方がまだスポンサー(主に日本の企業)が監視しているので、まだ相当にマシと思える。 国民、少なくとも経営者の眼があるのでそこまでは出来ない・・・、みだりに人心の収攬を引き起こすような報道や番組は差し控えるのではないだろうか。 良識として・・・。 全国民から受信料を取って経営が成り立っている筈の企業なのに、まるでやりたい放題だ。 “目的”は一体何なの・・・と考え込んでしまう。 前々回のコラム「反日」からの文脈だけでなく筆者のNHKへの不信感は根深いものであるので色々な情報が次々と入ってくる。 不思議なことである。 曽野綾子という女流作家の「靖国で会うということ」を読んでみたらこんな一節があった。 『・・・大手新聞社とNHKなどテレビ局の言論弾圧の時代があった。当時これらのマスコミは中国を批判する内容を一行たりとも表現することを許さなかったのだが、このことを謝罪したことはない』 この言論弾圧の意味が筆者には全く分からない。 一体全体どういうことなのだろう。 「核」といえば中国の原子力発電所は何カ所あるとお思いであろうか。 何と48ヶ所である。 民進党ほか野党の掲げる「反原発」のスローガンが吹けば飛ぶような「空言」に感じられる数である。 その上勿論ご存知のとおり中国はレッキとした核保有国なのである。 ちなみにロシアは20ヶ所だそうだ。 中露の核についてのスタンスというのは似たり寄ったりであるのだ。 そこで何故NHKが敢えて反米及び反日で親中でありつづけるのかその理由を知りたいと心から思う。 北朝鮮を含めそれらの国々と対峙している日本国の現状を深考すればあらためNHKの報道内容の歪みを認識できると思う。 アメリカの非難ばかりしている。 またそのアメリカとの日本国の関わり方にイチャモンをつけているとしか思えない。 現在の日本にとっての仮想敵国は中国、ロシア、北朝鮮あるいは韓国もだという人もいる(現実には韓国のミサイルは北ではなく日本に向けられている)そうである。 それらの国々から日本国を誰が守るというのだ。 まずは日本人自身であろう。 イザとなったら米軍も本当には当てにならないかも知れない。 実際に南シナ海における中国進出に対して殆んど何も出来なかったではないか。 しかしながら少なくとも現時点で日本国はアメリカの「核の傘の下」にあるのだ。 それで何とかかんとか安全と平和を守っている。 こと軍事力について現時点で中露はアメリカの敵ではないそうである。 日本の自衛隊のチカラも敵国からすると決して侮れないレベルらしい。 豊かではない国は貧弱な通常兵器を補うために「核」に走るそうだ。 けれども北朝鮮のミサイルや核についての行動、中露の動き、NHKの報道について多面的、立体的に考えてみた時に今こそその危機が迫っているのではないかという気がしてならない。 9月11日の朝、パソコンを開いたらネットの情報で反中の一連の話題(ケント・ギルバート氏の著書)について「ヨタ話」だと言い切っている安田峰敏という人物の記事が載っていたが、この方の経歴に立命館大学在学中に中国の深圳大学に交換留学生として留学していたらしいので、その時に洗脳されたか何かしらの洗礼を受けた可能性がうかがえるので信用できない。 いずれにしても上記の内容がただの妄想であればそれに越したことはない。 誰も隣人、隣国と喧嘩などしたくないのだ。 みんな仲良く平和に助け合って暮らせば何よりのことである。 ちなみに先にあげた曽野綾子氏の「靖国・・・」には米軍の美しい行為行動が出てくるので読まれたら感動される読者もおられるかも知れない。 ありがとうございました M田朋玖 |