コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

コラム:ひとくち・ゆうゆう・えっせい

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■ 婚活時代(女性編)2017. 9. 1

女性の婚活は男性と比べて割と簡単だ。
男性が女性に求める最大のものは性的魅力であるらしいので、これに熱心に取り組めばよい。
ただし女性の感性、感覚ではなく常に男性目線で・・・という原則はある。
本能的に、生来的に男性の欲求を感じ取りそれを満たしてあげようと心がけ、自然に実行できる女性がいるが、このような女性は男性にモテる。

「ブルゾンちえみ」という女性のタレントが今ブレークしているようだ。
8月下旬の24時間テレビのランナーに選ばれたということで話題になった。
AKB48の選挙と同じくらい不可解な世間の注目度であるが、いずれにしてもどちらも結構名誉なことであるようだ。
そのブルゾンちえみの芸というのがキャリアウーマンのつぶやきみたいな内容で「元彼への未練で悩む女性同僚」に対して「長く噛んで味のしなくなったガムをいつまでも噛み続けるのか?」と問いかけ、新しいガム(男)を食べようと提案する・・・そして世界中に男は35億人いると・・・。
とにかくそれらのメッセージを面白おかしく肉感的な男好みの肉体にタイトのミニスカートとブラウスというイデタチで挑戦的に演じる姿は男目線でも痛快だ。
「そのとおり〜!」と思わず首肯したくなる。
これは実験的に確かめられていることで、男性はいくつになっても女性やパートナーに性的魅力を要求するようである。
換言するならば男はみんな「やりたい星人」ということになるらしい。

であるので性的行動の有る無しにかかわらず女性は常に性的な魅力を演出していることが望ましい・・・少なくとも婚活、恋活の為には。
これはかなり以前のコラムに書いた内容と重複するが、あらためて記しておくとその女性が太っている、痩せているに関係なくヒップとウエストの対比率が100:70であるのが理想体型で、そのラインに男性は性的に反応するらしい。
要するにウエストがくびれていることが肝要であるようだ。
時々というか以前流行したチュニックという幼児服のようなズンドーに見えるワンピースというのは論外でモッタイナイ。
余程美しい女性でないとこの類の衣装で男性の目や心を惹きつけることはできない。

先述したブルゾンちえみのアイデアでミツバチと花の関係に女性(花)をたとえて「美しく咲いている」だけで男(ミツバチ)は寄って来る筈だと説くが、確かにそのような側面もあるが所謂モテる女性、男性について自信のある女性へのインタビューでは少し異なる。
男性に対して多少は積極的に働きかけた方が結果は早く出る。
美しい魅力的な女性の誘いを断る男性は滅多にいないということらしい。
相手がとてもモテる男性(女性にとって魅力的な男性)である場合にはそれら女性の誘いに対しての耐性ができていて意外に難攻不落だったりするが、それでも女性が自らの性的魅力について多面的に検討し、男性目線を強く意識して努力さえすればひょっとしたら良果を得ることができるかも知れない。
それでも所謂「目の肥えている男性」「要求水準の高い男性」「好き好みのハッキリしている男性」などについては最終的に結果を出せないこともあるようだ。

婚活への取り組みについてはまず男性陣から自分が「選ばれる女性」としての魅力を身につけることが大事であり、選択肢を多くする(寄ってくる男性の数を出来るだけ多く確保する)という努力は結果を得る為に正当なものであろうと思える。

これはネットで知った情報であるが男女共パートナー選びの第一は相手の容姿についての自分の美的感覚の違和感の無さという要件であるらしい。
いったんパートナーとなったらずっと見ているワケであるから確かに重要なことであるようだ。
性格の悪さとか、金遣いの荒さとか、家事ができないとか、一緒に生活をはじめたら大問題であるような欠点もこと婚活、恋活についてはあまり問題にならないらしい。
繰り返しになるがあくまで女性としては性的魅力にこだわるのがかえすがえすも重要であるようだ。

ただし相手の男性の好みというのはどうすることもできない場合が多々あるし、女性の側の滑稽なくらい見当違いな性的魅力の演出で失敗する、即ち結果を出せないということもあるようだ。

個人的な好みではやはりどちらかというと清楚でシンプルで質素なコーディネートの方がよりセクシーと思えるしそそられる。
一般的に言われている露出が女性に性的魅力を高めるとは限らないと思える。

意外と見逃しがちなのがほんの些細な服装の変化が性的魅力を一気に落下させるらしい。
昔、朝日新聞で読んだ内容であるが、それはキュロットとかパンツルックというものである。
その新聞記事によれば男性が一番がっかりするファョンがキュロットというものであるらしい。この手の衣装たとえば今流行りのガウチョパンツとかは、男目線だと正直に言えば何と言うか間が抜けて見える。何でそんな見苦しいの着るの?みたいな。こと婚活においては絶対にさけるべきコスチュームのひとつである。

確かに当院の事務服が彼女たちの都合でスカートからキュロットもどきになったのであるが筆者の性的好奇心の落下はすさまじいものであった。
それは極々内面的なもので秘やかなものであるけれども、極端に述べるならば彼女たちが女性に見えなくなった。
当然ながら断っておくが彼女らを性的対象と見做していたワケでもなく興味があったわけでもないが患者さん、特に男性の方々の喜びを無意識に取り払ってしまったような残念感がある。

20年ほど前に従妹二人から法事の時に婚活について相談を受けたことがあったが、彼女たちの衣装を見た時にそろいもそろって典型的な「キュロット」というものであった。
それを「絶対着てはイケナイ」と厳命して素直に実行してもらったが、結果的にそれほどの容姿の持ち主でもなかった二人はそれぞれめでたく素晴らしい華燭の宴を開くまでにこぎつけたようだ。お相手は何とそれぞれ弁護士さん会社社長さんであったから驚きである。
その他「墓参りをしなさい」とかの細かい助言をしたと思うが、元々素直な性格が幸いしたようで自分でも衝撃的な結末であったのでよく憶えている。

こういうささやかだけど、大事なことがいっぱい散りばめられているのが婚活・恋活への工夫というモノで、それらを卒業した自分としても結構興味のある面白いテーマではある。
多分に功利的側面のある結婚という制度のプラス面を念頭に置くと、多少戦略的に行動することが望ましい。その戦略上、女性の側からは性的魅力という罠は有効活用したいものである。文脈上、いくらかセクハラ的になってしまったことはご容赦願いたい。

ありがとうございました
M田朋玖



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