コラム[ひとくち・ゆうゆう・えっせい]

コラム:ひとくち・ゆうゆう・えっせい

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■ 野球2017. 8. 4

夏になるとよく野球をテレビで観るが、物凄く時間の無駄とも思えるので特集したニュースを観る。
昔は民放で「プロ野球ニュース」という番組があったのでこれを観ていたが今はないのでNHK-BS放送の「ワールドスポーツMLB」という番組を観ている。
・・・で仕方なく日本のプロ野球よりも米国のメジャーリーグを観るようになった。
何でプロ野球ニュースが無くなったんだろう。
一般のニュース番組に取り込まれてしまっていつの間にか消滅してしまったのが悲しい。
日本の野球人気が落ちてしまったのであろうか。
人気と番組の消滅は正の関係にあるのではないかと思える。

昨年に続きNPB(日本プロ野球)では広島が好調のようである。
筆者が大学生の時に赤ヘル旋風なるブームがあって、熊本出身の古葉竹識監督に率いられた山本浩二、衣笠祥雄、高橋慶彦の打線、北別府学、池谷公二郎、外木場義郎、抑えの大野豊など主に日本人選手の活躍によってリーグ優勝とか日本一を果たした年で、学生時代は広島ファンで通した。

巨人の原辰徳が同期卒業でデビュー直後にホームランで飾ったので卒業してからはしばらく巨人ファンだった。
長嶋さんが監督復帰して原辰徳の出番が減ってくるとヤクルトファンになった。
広岡達郎、野村克也監督の管理野球、データ野球というのが流行した。
同じキャッチャーの古田敦也が活躍した。
バース、掛布、岡田で阪神の黄金時代は阪神ファンだった。
近頃まで日本ハムファン。
栗山監督と中田翔、陽岱鋼のファンだった。
原辰徳が監督時代は同じ東海大学出身なので当然巨人ファン。
今現在は広島ファンだ。
強いからだ。
エルドレッドのファンだ。
綺麗な放物線を描くホームランが好きだ。
何だか全く節操のない野球ファンだが中日のファンだったこともある。
星野仙一監督、落合博満選手で優勝したからだ。
イチロー、仰木監督時代のオリックスも強かったのでファンだった。

しかしごく最近は先述したニュース番組の影響でメジャーリーグばかり観ている。
モチロン、イチローのいるマーリンズファンだ。
上原浩治のいる昨年ワールドシリーズ優勝のシカゴカブスに期待している。
上原浩治はボストンレッドソックスで優勝を経験しているのでこの時は幸せだった。
不思議なことに松井秀喜の活躍した時のヤンキースファンにはならなかった。
元々ヤンキースはイチローがいた時以外には好きではない。

大学時代はアンチ巨人と呼ばれるのもイヤなくらい巨人嫌いだった。
不思議である。
巨人などなくなれば良いというくらい嫌いだった。
理由は色々あると思うが良く説明できない。

当地、人吉は巨人の9連覇を果たした野球界の偉人、川上哲治がいて川上記念野球場というのがあって巨人が宮崎でキャンプを張る時に地元の有志が集まってロータリークラブかなんかで選手を招いてパーティーとかしていた頃もあったが、今は立ち消えになっているようだ。

筆者もたまたまロータリークラブに入っていて巨人軍の選手たちを招いて昼食会が催され、たまたま筆者自身がスピーカーでテーブルスピーチをしたが何と自分は「ヤクルトファンである」と言い切ったものだから皆さん目が点になって一瞬会場が凍りついたが原辰徳選手が大学の同窓であること、巨人はともかく巨人の選手は大好きであるとフォローして何とかことを収めたが、その時の出席者の一人、オチャメな元木大介には拳骨で殴るポーズをとられ、睨みつけられ、地元の人からも「夜道は一人で歩けませんヨ」と冗談ぽく言われてしまった。
大失態であった。
空気の読めない男危険な男と評価されたかもしれない。

以前は野球なんて・・・と思っていたがバスケットボールもほぼ引退状態。
中学時代から60才まで夢中でやっていたバスケットボールもよくよく思い出してみるとあまり良い思い出はない。
苦く辛い思い出ばかりだ。
特に人間関係で不思議な苦しみを味わった。
キャプテンを6年務め、協会会長を10年以上したがチットモ楽しくなかったのは何故だろう。
全く不思議でならない。

一方野球は殆んど全くできないし、ただテレビで観るだけであるけれど物凄く面白いと感じる。
オートバイのレースも面白いが野球には敵わない。
日本のプロ野球の応援とか歓声や解説を聴いていると「日本の夏」を感じる。
それは昔から殆んど調子やリズムが変わらず筆者の心をはるか昔、少年時代・大学時代に引き戻す。
それはノスタルジーそのもので瞬間的に当時に戻り若返ったような錯覚をおぼえる。

ちなみに高校野球は観ない。
高校総体、インターハイ・・・そういったアマチュアスポーツにはこれまた不思議に興味が湧かない。
何故なんだろう。
お金をもらうプロのスポーツが好きだ。
それに野球というのはテンポがのろくて優雅で大衆的で庶民的で懐旧的でどこかしら好もしい。
どうでも良いと思えるBGM的な映像と音がとにかくどこまでも牧歌的で癒やし系だ。
どうでも良い話でした。

ありがとうございました
M田朋玖



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